信州の名峰蓼科山麓の女神湖近くの山荘"tutti”は標高1650mにある。これほどの高地にある別荘は日本でもそう多くはない。だから平地とは気温が10℃も違うのです。 当ブログ名は2018年7月1日をもって「のんきなとうさんの蓼科偶感」に変更いたしました。


by kirakuossan

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2018年8月9日(木)

フルトヴェングラーの《第九》は、確か十指に餘る録音が残されてゐる筈である。私も長年、熱心なファンの一人だったから、その内のかなりの盤は聴いてきたが、結局、今に至る迄、一番好んで聴くのは、一九五三年五月三十一日のウィーンフィルとのライヴ盤である。ルツェルンでの死の直前の《第九》は、更に大切なレコードだが、この浄化された遺言のやうな演奏を、好むと言ふ譯にはゆかない。ここでのフルトヴェングラーは、最早《第九》を演奏などしてゐない。個我はない。没我ではなく、ただ浄らかである。浄らかである以上、既にこの世の音ではないやうだ。私は、繰り返し聴くこと自體を畏れるのである。
小川榮太郎著『小林秀雄の後の二十一章』から、カラヤンとフルトヴェングラーの《第九》より


ということでフルトヴェングラー&ウィーン・フィルの53年盤の《第九》を聴いている。今、最高のクライマックスを終えたところである。確かに素晴しい《第九》である。例の不滅の名盤とされるバイロイト盤よりずっとこちらの方がいい。

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同じく素晴しいのは聴きながらにしてちびちびとやる原庵店主作の梅酒&らっきょ。芳醇な梅酒が腸にしみわたる。
「この梅酒って、何年物でしたっけ?」
直ぐにメールで返ってきた。
「平成26年5月25日漬け込みです。その翌日のブログで採りあげられています。この年は梅自体がデカかったですから梅酒も良いのができました。ヴィンテージと言ってよかろうと思います」

ということでさっそく4年前のarchiveをチェック。







archive



「季節のお題」


2014年5月26日(月)
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d0170835_1615845.jpgd0170835_1621920.jpg昨日、I 氏から「季節のお題」のメールが入ってきました。
梅酒漬け込みの季節到来です。例年より10日ほど早い気がします。だいたい梅雨入りの頃なのですが…。写真は梅を洗って、布巾で磨くように拭いて、干してるところです。全部で3kg。やっと半分。自分でもこんなしんきくさいこと毎年よーやってるなあと思います。でも今年はkirakuossan家御一同に梅酒気にいって頂いたので励みになります。

頑張って今年も美味しい梅酒を作ってください。また、試飲を楽しみにしております。
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d0170835_16242664.png夕食までのひととき、今日もヴェネチア放送を鳴りっぱなしにしているが、趣味の良い曲目が次から次へと流れてくる。時間の経つのも忘れる。

by kirakuossan | 2018-08-09 20:10 | 食・酒 | Trackback(19)
2018年8月9日(木)

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最近、仕事が繁多を極め、車の移動でレコードを掛ける時が、一番纏めて音樂を聴けるといふ日々である。先日は、さうした深夜の車中移動で、カラヤン&ベルリンフィルの一九六二年盤《第九》を久しぶりに聴いた。カラヤンのベートーヴェンは、元々好きではない。評價出来ない理由もはつきりしてゐる。だが、さういふこと以前に、この度聴き直してみて、この《第九》が餘りに退屈なことに、私は驚いた。~

《英雄の生涯》や《春の祭典》ならば輝かしい勝利に聴こえたカラヤンのサウンドが、何故、ベートーヴェンでは、あへなく「敗北」してゐるかのやうな印象になるのだらう。豪奢な響きと滑らかなレガートが、新たな魅力となるよりも、退屈さに聴き手を閉じ込めてしまふことになるのだらう。
カラヤンの《第九》の退屈さは、後からじわじわ来る。快速調で冒頭の三十二分音符を克明に刻ませ、第一主題の登場をレガートで歌ひ切る一樂章の出出しは鮮烈なのである。フルツヴェングラーへの意図的なレジスタンスでもありさうだ。云ふまでもなく、フルトヴェングラーはアレグロとは言へぬゆつたりとしたテンポで、宇宙創生のやうにこの曲を始め、三十二分音符は神秘的な音の霧にしてしまふ。第一主題はレガートの對極、踏み締めるやうな偉容を打出す。かうした《第九》像の讀み換へだとすれば、カラヤンの着想は悪くないと、私は思ふ。
が、残念ながらそれは、この後、音樂的意味への問ひ掛けには育たない。鮮やかな着想は、あつと云ふ間に、美麗なだけの音空間に退行する。カラヤンは、まるでR・シュトラウスのやうに、聴き手を美の催眠に掛けようとする。だが、ベートーヴェンの聴き手は、最高度に目覚めてゐなければならないのである。美麗な音の夢に微睡むことを、音樂は寧ろ厳しく禁じてゐる。それは、一歩ごとに聴き手の覚醒を求め、彼自身も又、作者と共に、崇高へとにじり昇らねばならぬ。カラヤンは《第九》から、さうした精神的な領域での葛藤を全て捨象してしまふ。


小川榮太郎著の『小林秀雄の後の二十一章』から、カラヤンとフルトヴェングラーの《第九》の一節である。このようなことは私にも同じ経験があるところであって、「第九」に限らず、カラヤンのベートーヴェンはどれも退屈である。
小川榮太郎氏(1967年~)は文芸評論家で専門は近代日本文学、19世紀ドイツ音楽とあるが、最近、別著に『徹底検証「森友・加計事件」 ―朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪―』を発刊し、朝日新聞と係争している。今日図書館にこれを借りに行くもこちらの方は「貸し出し中」とあった。




國民會館主催の9月度の武藤記念講座でこの小川氏が講師で登場する。ぜひ行ってみようと思っている。

   ◇第1049回の記念講座
    演題:「江戸思想が可能にした『明治国家』」
    講師:文芸評論家  小川榮太郎氏
    日時:9月15日(土)午後1時30分~3時30分
    場所:大阪:國民會館 武藤記念ホール
  
要旨:今年は明治150年記念年であり、幕末維新が様々に回顧されている。しかし明治維新の際立った特質は幕末の政変そのものでなく、その後、古代以来政治的権威だったことのない天皇を擁立した地方出身の下級武士政権が、稀にみる高度で安定した近代国家を維持できた点にある。これは権力の力ではなく、民度と思想の力であり、その地力が育まれた江戸思想と近代国家の成立の関係を話します。




by kirakuossan | 2018-08-09 17:25 | 文芸 | Trackback
2018年7月28日(土)

いい曲、なんの曲。

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ベートーヴェンの作品番号で一番最後は Op. 135. この世を去る5か月前に作曲された弦楽四重奏曲第16番 ヘ長調に付加されている。まぎれもなく彼の生涯の最後の作品であった。
最晩年の弦楽四重奏曲群はより難解な音楽になり、なかでも「大フーガ」などは、数多くのベートーヴェンの楽曲を聴いて来たファンにとって、まるで異質の音楽に聴こえる。
でも最後の第16番ではハイドン以来の古典的な4楽章形式に戻し、第3楽章のLento assai, cantante e tranquilloは抒情的で美しく、穏やかな旋律で、ベートーヴェンが自らの生涯を省みるような思いがする。

今日、長野県山ノ内町のホール「森の音楽堂」で開かれた「小澤国際室内楽アカデミー」の奥志賀公演に昨秋以来体調不良で降板が続いていた小澤征爾が9カ月ぶりに姿を現わし指揮を執った。300人の観客は事前に知らされておらず、会場では驚きの声が上がったが、今日の観客は幸運であった。
いすに座りながら、アカデミーの生徒ら28人に向かってタクトを振った。曲目は「弦楽四重奏曲第16番ヘ長調第3楽章」であった。


ベートーヴェン:
カザルス四重奏団 - Cuarteto Casals

弦楽四重奏曲第16番 ヘ長調 Op. 135 (弦楽オーケストラ版)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
レナード・バーンスタイン(指揮)



by kirakuossan | 2018-07-28 22:06 | いい曲、なんの曲 | Trackback
2018年5月26日(土)

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なにを思ったか、久々にアバドを引っ張り出して聴いてみる。これほどまでに鮮明だったかな?と再認識したりする。アバド52歳、元気溌剌のウィーン・フィルを振っての「英雄」は名演とされている。正直今までそこまでは思わなかったが、こうしてなんの心の準備もせずに聴いてみると、すっと心地よく入ってくる。やっぱしこれは名演奏だったのだ。
こうなると、彼がその15年後に、今度はベルリン・フィルと共演した演奏が聴きたくなった。で、こちらはNMLで続けて聴いてみたりしている。出だしのあの和音からして違う。後の方は人生を経て丸みを帯びているのがこの2音だけでわかる。でも僕は若い方のこちらの演奏の方が好きだ。


ベートーヴェン:
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団クラウディオ・アバド(指揮)1985年5月、ウィーン、ムジークフェラインザール

交響曲第3番 変ホ長調 「英雄」 Op. 55
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 - Berlin Philharmonic Orchestraクラウディオ・アバド - Claudio Abbado (指揮)録音: March 2000, Grosser Saal, Berlin Philharmonie, Germany


by kirakuossan | 2018-05-26 10:18 | myライブラリー | Trackback

unCLASSIFIED

2018年5月3日(木)


選考を任されたザンデルリンクがもうひとりの選考委員ノリントンに言った。
「アーベントロート翁の推薦もあったから1番と2番をミュラー=ブリュールという男に任すことにしたよ」
「はい、わたしもよく知りませんが手堅いらしいですね」
そして言った。
「ノリントン君、君には4番をたのむよ、僕は6番に回るから」
「えッ!? 先生が6番だって、意外だなあ、てっきり3番か5番かと思いました」
「いやそれでいいんだ、意外性が面白いんだよ、きみ」
「なるほど」
ノリントンが続けた。
「じゃあ3番と5番をドホナーニ先輩にお願いしますよ」
「それでいいんだ」
「ところで、少し気難しいギーレンだが、彼には7番を頼んだよ」
「あの人、受けました?」
「そら、受けるよ。渋い7番って、彼にもってこいだよ」
さらにザンデルリンクが、
「今回若手をひとり選んだが、イラン人のラハバリ君だ、彼には8番がいいだろう、ちょっと若々しくて青そうで」
「はい、ごもっともです」
「それじゃ、やはり〆はブロムシュテットさんですね」
「まあ、そうじゃろ、このメンバーでは」

ということで、無事、ベートーヴェンの9曲の指揮担当が決まりました。
(打順じゃなかった)


9曲が指揮者、オーケストラがばらばらに組み合わされた交響曲全集というのは珍しい。レーベルがunCLASSIFIED、まさに”分類されていない”全集だ。今朝、NMLで他の曲と合わせてたくさん新着タイトルで登場していた。


指揮者▼
ヘルムート・ミュラー=ブリュール(1939~2012)1番&2番
クリストフ・フォン・ドホナーニ(1929~)3番&5番
クルト・ザンデルリンク(1912~2011) 6番
ミヒャエル・ギーレン(1927~)7番
ロジャー・ノリントン(1934~)4番
アレクサンダー・ラハバリ(1948~)8番
ヘルベルト・ブロムシュテット(1927~)9番

オーケストラ▼
ケルン室内管弦楽団、フィルハーモニア管弦楽団、シュトゥットガルト放送交響楽団、西ドイツ放送交響楽団、バーデン・バーデン&フライブルク南西ドイツ放送交響楽団、ベルギー放送フィルハーモニー管弦楽団、シュターツカペレ・ドレスデン

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by kirakuossan | 2018-05-03 09:15 | クラシック | Trackback
2018年5月2日(火)
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今日は彼の誕生日であったことから思い出し、まだ指揮者シリーズで意外にも彼のことを書いていなかったことに気付いた。ドイツの名指揮者ホルスト・シュタイン(Horst Stein, 1928~ 2008)である。バンベルク交響楽団終身名誉指揮者であるが、1973年に初来日してN響の定期を振った。以降1998年までに16回のN響定期の指揮台に立つ。放映された画面から知った、あのおでこが極端に出っ張った愛嬌ある風貌、それにそれまであまり接することのなかったワーグナーのあの荘重な管弦曲、たしか、「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲を初めて聴いたのはこの時ではなかったか。
カラヤンやカイルベルトらの助手を務める傍ら、歌劇指揮者としての実力を蓄えて行った。34歳でバイロイト音楽祭でワーグナーの「パルジファル」を指揮、のちに「ニーベルングの指環」全曲を指揮し、ワーグナー指揮者としての名声を確立した。
生誕地は旧西ドイツのヴッパータル、同郷の先輩にハンス・クナッパーツブッシュ、ギュンター・ヴァントがいる。
1980年から5年間、スイス・ロマンド管弦楽団の首席指揮者にいたことは意外であり知られていない。そのポストをアルミン・ジョルダン に譲った後、1985年から11年間、バンベルク交響楽団の首席指揮者に就いたのが彼の最大のキャリアであった。


☆演奏スタイルは・・・
オーケストラの扱いにそつがなく、その音色は重厚でけれん味がない。

☆録音は・・・
ワーグナーを中心に歌劇、楽劇の録音が多い。ソリストとの息が合うところも歌劇で経験したためか、片方で、協奏曲の伴奏にも秀でた演奏が多い。
フリードリヒ・グルダ とのベートーヴェンのピアノ協奏曲集は、ウィーン・フィルの伴奏も相まってシュタインの代表的名盤に挙げられる。

☆私見・・・
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父が機械工であったことでもないがどこかドイツの職人肌の指揮者を思わせる。温かみがあって人間臭くて好感の持てる指揮者であった。当時、同じようにN響の客演でよく登場したヴォルフガング・サヴァリッシュが冷たいイメージを持ったのとは対照的であった。


Myライブラリーより・・・
d0170835_11005922.jpgベートーヴェン:
フリードリヒ・グルダ - Friedrich Gulda (ピアノ)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 - Vienna Philharmonic Orchestra
ホルスト・シュタイン - Horst Stein (指揮)
録音: 1970、1971

by kirakuossan | 2018-05-02 07:18 | 続・指揮者100選 | Trackback

「初恋」

2018年4月20日(金)


初恋

まだあげ初めし前髪の
林檎のもとに見えしとき
前にさしたる花櫛の
花ある君と思ひけり

やさしく白き手をのべて
林檎をわれにあたへしは
薄紅の秋の実に
人こひ初めしはじめなり

わがこゝろなきためいきの
その髪の毛にかゝるとき
たのしき恋の盃を
君が情に酌みしかな

林檎畑の樹の下に
おのづからなる細道は
誰が踏みそめしかたみぞと
問ひたまふこそこひしけれ


藤村の「初恋」、いつ読んでも美文だと思う。この人は小説より、やはり詩の方がよい、とも思ったりする。


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クラシック音楽で「初恋」と題の付く作品は意外と少ない。ベートーヴェンにアリア「初恋」WoO.92という作品がある。これはドイツ語ではなくイタリア語のアリアで、ベートーヴェンにしては大変珍しい。
WoOの認識記号作品などを多く集めたベートーヴェン「知られざる名曲集」(9枚入り)、ときおり思い出しては聴いてみるが、これがなかなか愉しめるのである。
「接吻への試み」 WoO 89などは、まるでモーツァルトのアリアそのものだ。


ベートーヴェン:
初恋 WoO 92 Primo amore, WoO 92
作詞 : 不詳 - Anonymous
ハンネローレ・クーゼ - Hannelore Kuhse (ソプラノ)
シュターツカペレ・ベルリン - Berlin Staatskapelle
アルトゥール・アペルト - Arthur Apelt (指揮)



by kirakuossan | 2018-04-20 22:14 | クラシック | Trackback
2018年3月26日(月)

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ベートーヴェンが書いたミサ曲といえば、1823年に完成された晩年の大曲のひとつに挙げられるミサ・ソレムニス ニ長調 作品123であるが、もうひとつとりとめがなくあまり好きではない。知らなかったが、ベートーヴェンはもうひとつミサ曲を遺している。1807年、37歳のときに書いたミサ曲 ハ長調 作品86である。
1807年といえば、ちょうど交響曲第4番を書き終え、第5番や「田園」を作曲する前年にあたる。不思議にこの年はピアノ協奏曲第4番を書いただけで、ほかに目立った作品は見当たらない。ベートーヴェンの大規模作品としては最も演奏機会の少ない部類に入るだろうこのミサ曲、でもベートーヴェンの充実した作品群が前後年に並ぶ、最も重要な時期のものだけに、聴くほどにやはりその深遠さが伝わり、聴きごたえがある。


ベートーヴェン:
Mass in C Major, Op. 86
サリー・マシューズ - Sally Matthews (ソプラノ)サラ・ミンガルド - Sara Mingardo (アルト)ジョン・マーク・エインズリー - John Mark Ainsley (テノール)アラステア・マイルズ - Alastair Miles (バス)ロンドン交響合唱団
ロンドン交響楽団 - London Symphony Orchestra
コリン・デイヴィス - Colin Davis (指揮)


今日、3月26日はベートーヴェン191回目の命日である。



by kirakuossan | 2018-03-26 23:34 | クラシック | Trackback

目隠し完成!

2018年2月27日(火)

1814年の今日2月27日、ベートーヴェン第8番が初演された。実は同じ日に交響曲第7番も初演されたのだが、人気は7番の方に集った。だから忘れられがちだが、ベートーヴェンは8番を「聴衆がこの曲を理解できないのはこの曲があまりに優れているからだ」と語ったといわれる。9曲の交響曲の中では、1、2番は別にしても、明るさにおいて第4番と並んでこの第8番がよく似た印象を持つ。でもなぜか、9曲の交響曲のうち、この第8番のみ誰にも献呈されなかった。

この8番というと、原庵店主が好きな曲でもある。
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ところで、OUTBACKの目隠し(車中泊用)、この間、部品のチョボが不足していて未完成のままだったが、今日、原庵店主から残り3枚分が送られてきて、無事完成。ありがとうございました。

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by kirakuossan | 2018-02-27 11:54 | 偶感 | Trackback
2018年2月26日(月)


d0170835_9312123.gifd0170835_06595638.jpgベートーヴェン:
交響曲第8番ヘ長調
ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団



「音楽に仕える使徒として、それぞれの音楽のもつ美しさ、その本質をそこなうことなく、これを忠実に表現すること、わたしには、これしかできないし、また、これこそは、指揮者としての正しい道だと信じています」

短いコーヒー・ブレイクの間に、シュミット・イッセルシュテットさんは、謙虚に、しかも、自信にみちて、こう語った。1973年5月28日、シュミット・イッセルシュテットさんは、ハンブルクで亡くなった。
ライナーノーツで評論家の津守健二氏がこう紹介している。

ところで今朝のコーヒーは、京都・北白川ワールドコーヒーの「うまいコーヒーの指定席」.

by kirakuossan | 2018-02-26 06:54 | myライブラリー | Trackback