ホンマ!気楽おっさんの蓼科偶感

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かぶ奮戦記 早や、チャートに大きな陽線を入れて

2018年1月30日(火)

日経平均株価(日足)

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今日、日経平均株価は23,291.97円と337.37円の大幅下げをみた。今年に入って初めての大幅下落である。ここ4日間連続してきた弱い陰線がその兆候を示してはいたが、ついに今日来たという感じ。しかもトレンドで見ても、ここにきてデッドクロスに突入することはほぼまちがいない動きで、早晩23,000円を切り、さらにその下値を模索するかもしれない。
昨日あたりから来月の中旬までに多くの3月決算を迎える企業の第三四半期見込みが出るが、その発表結果によって銘柄ごとに優劣がついて大幅な株価変動が起きるが、総じて下げ相場は覚悟しなければならないだろう。

本日は、値上り650社、値下がり3135社ということで、ほとんどが下げたが、持ち株でひとり気を吐いたのにマクセルHD(6810)がある。朝一番から昨日比50円高で始まり、2,596円までつけたあと、押し目をみて2,560円で引けた。そのマクセルが大引け後に決算発表を行なった。





株探ニュース

マクセルホールディングス <6810>【連結】

2018年01月30日15時00分

マクセルHD、今期最終を一転17%増益に上方修正

 マクセルホールディングス <6810> が1月30日大引け後(15:00)に決算を発表。18年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終利益は前年同期比2.0倍の65億円に急拡大した。
 併せて、通期の同利益を従来予想の50億円→67億円(前期は57.2億円)に34.0%上方修正し、一転して17.1%増益見通しとなった。
 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の8.9億円→25.9億円(前年同期は40.2億円)に2.9倍増額し、減益率が77.7%減→35.5%減に縮小する計算になる。
 直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終利益は前年同期比58.3%増の23.9億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の6.7%→8.2%に改善した。



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マクセルHDの会社予想では、経常利益は公表していないが、純利益では5,000百万円で、前期比724百万円の減益をうたっていた。ただ第二四半期時点での状況では、おそらく上方修正をして来るのは間違いないと思われた。昨年発売された「四季報」でも、売上高145,000営業利益8,700経常利益8,700純利益6,000一株利益113.5 と会社比強気の予想をしていた。
そこへ来て今日の、会社側発表の、売上高150,000営業利益9,000経常利益(公表せず)純利益6,700 一株利益126.8 は、いずれも「四季報」を上回る数値である。ただ、強気のコンセンサスはさらに好業績を予測していたところも他にあって、捉え方には温度差があるだろうが、でもそれなりのインパクトがあるのではないか、と思われる。
で、前から追いかけてきた思いが成就するか否か、明日の株価動向が大いに楽しみである。ただ、昨日の65円高、そして本日の51円高、合わせて二日間で116円の上昇を見たが、これがすでに”織り込み済み”の上昇であったという残念なことにならないように・・・
デッドクロス入りをものともせず、縁起を担いで、早や、チャートには大きな陽線を入れてみた。ハハハッ!(これによれば2,600円越えから始まり2,750円まで伸びている)


マクセルHD(6810)日足

本日の終値:2,560円
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追記:
2018年1月31日(水)

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思惑が外れ、気分がすぐれず朝から寝込んでおります。
デッドクロスの十字線、やはり理論通りの下降トレンドか?
大商いの大幅下げ。何かが操作しているようなそんな不自然な動き?
そうかやはり、織り込み済みだったんでしょうか?
まるでこんな太い陰線が出現したような気分です。

マクセルと同様に好決算の発表をしながら、朝から100円以上も下げたタツタ電線(5809に出逢いました。気の毒になって・・・で、思いがけず底値で参入いたしました。





追記:
(16:00)

マクセルHD(6810)
日足

18/01/31: 始値2,518高値2,531安値2,477終値2,514前日比-46出来高1,741,000


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昨日は赤十字、今日は青十字、ハハハッ?





by kirakuossan | 2018-01-30 15:15 | | Trackback

ある思想の体系は「あきられる」ことによって崩壊する。

2018年1月29日(月)
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面白そうなので、いずれ読もうと古本屋で買っておいたが、ちょうど相撲も終わったことだし、夕方の手持無沙汰のひとときに読むのにもってこいだ。
「エピソードで読む西洋哲学史」(堀川哲著/PHP新書)、題からしても気安そうな読み物で、夕食を摂りながら・・・と、そんな行儀の悪いことはもちろんしないけれど、でもそれほどに気楽に読めそうな気がする。というのも、前書きからして、十分に興味をそそるからである。



西洋といえば、キリスト教である。はじめは数人の信徒しか持たなかったキリスト教が、西洋世界を支配するようになる。これは世界の不思議の一つである。~
その教義にはもともと不自然なところあった。キリスト教は一神教である。しかし、イエスを神とみたために、話がややこしくなった。イエスは「父なる神」に呼びかけている。そうすると神は二人いるのか?父なる神とイエスが神なのか?いやいや、そうではないという。神はもちろんお一人である。父なる神とイエスさまと聖霊は三つのものであるが、しかし、ほんとうは一つであるという。これが「三位一体説」である。これまで誰もまともに説明できた人間はいない教義である。かのニュートンもこれに悩み、『聖書』を徹底研究し、最後にイエスは神でないという結論に達するのであった。~

中世のスコラ哲学というのは、無理な教義のつじつま合わせをする学問である。プラトンやアリストテレスの哲学をひっぱってきて、深淵な神学をを作り出した。『聖書』があればいいではないか、とはいかないのである。『聖書』は道徳の物語である。それはそれでなかなかいい物語であるけれど、学術的な高級感に欠ける。『聖書』はただ「神を信じて、正しく生きよ」と言っているだけ。どうもインテリ向けには説得力不足である。そこでアリストテレスなどを使って権威づけをすることになる。神の存在証明を論理的にやってみよう、ということになる。これが中世のスコラ哲学である。しかし、問題は神さまであるから、どっちみち白黒がはっきりすることはないわけで、教義論争が延々と続くのである。
やがて、もうそういう屁理屈がつまらないものとみえてくる。おもしろくない、退屈だ、という感じも広がってくる。一個の哲学なり思想なりが崩壊するのはそういう事情である。反芻されたから理論は崩壊するわけではない。批判に対してならば、何とでも屁理屈で反論できる。神さまが存在しない、という証拠を出せるわけでもないのである。そういうことではなく、ある思想の体系は「あきられる」ことによって崩壊する。非難されることによってではなく、忘れられることによって消えるのである。
神学論争はもうよろしい、退屈だ、俺たちは新時代の科学を基にして魂のセラピーを考えるぜ、という哲学者たちが登場する。そして、どういうわけか、17~18世紀には、超弩級の天才的な哲学者たちが次々に登場するのである。


ということで読み始めることにしよう。予想通りに気安く楽しめたら、またその話題に触れてみたい。


著者:
堀川哲(1947~)
社会思想史学者、札幌大学教授。 神戸市生まれ。1973年法政大学経済学部卒。

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by kirakuossan | 2018-01-29 18:07 | 文芸 | Trackback

いつも思い出す「親方の回し」

2018年1月28日(日)

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栃ノ心の優勝。
14勝1敗は立派。
稀勢の里が初優勝した時と同じくらい感動した。
今日の相撲観戦は表彰式だけを愉しみに待っていた。

栃ノ心と言うと、いつも思い出すのが親方譲りの回しのことだ。










archive



稀勢の里が破竹の11連勝


2016年5月18日(水)
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大相撲五月場所、稀勢の里が破竹の11連勝。もう気になって気になって、何かこちらまで日々のサイクルが稀勢の里中心に回っているようで。合言葉が「稀勢、勝ってよかったね」になってきた。今日は地力をつけてきた勢との一戦、横綱や大関戦よりかえって取りこぼしたりしないだろうかと心配したが全く寄せ付けずに後ろ向きの勢を送り出した。

d0170835_1881657.jpg力士が後ろ向きになれば99%勝ち目はないが、昨日、十両でその1%で勝ちをおさめた力士がいた。関学出身の西十両13枚目宇良、アクロバットで人気のあるレスリング出身力士だ。十両では6年ぶりの珍手「腰投げ」で嬉しい勝ち越しを決めた。ビデオで見たが、それはそれは鮮やかに決まりました。ピンクのまわしがいっそう晴れました。
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d0170835_20231197.jpgまわしの話でついでだが、今日勝ち越しを決め、三役復帰も見え、いかにも嬉しそうにインタヴューに応えていた栃ノ心。彼の回しは、春日野親方元関脇栃乃和歌が現役時代に着けていたもの。普通は譲り受けたりはしないものだが、栃ノ心から望んだらしい。一度は三役を張った栃ノ心がケガで幕下まで落ちた時、あの厳しいことで有名な親方から「まさかやめること考えているんじゃないだろうな、バカじゃないか、あと10年相撲を取らないとダメなんだよ」と叱咤された。その言葉がなかったら今の栃ノ心の復活はなかった。だから親方を人一倍慕う。
まわしは洗濯しないそうで、お湯で拭くだけとか。だから栃ノ心のまわしは親方の汗と涙がしみ込んでいる。ひょっとしたら一番喜んでいるのは親方かもしれない。


「まさかやめること考えているんじゃないだろうな、バカじゃないか、あと10年相撲を取らないとダメなんだよ」
親方のこの愛情込めた叱咤激励がなかったら今回の優勝はなかっただろう。
どこか日本人以上に日本人の心を持ったところが好きだ。


by kirakuossan | 2018-01-28 18:19 | スポーツ | Trackback

 栃ノ心、不屈の初優勝

2018年1月27日(土)

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祝 栃ノ心初優勝

平成20年5月新入幕
平成22年7月西小結 6勝9敗
平成23年5月西前頭6 12勝3敗準優勝
平成23年7月西小結 6勝9敗
平成25年7月西前頭11 3勝3敗9休
右膝前十字靱帯断裂で3場所連続で休場、幕下まで陥落。
平成25年9月西十両1 休場
平成25年11月西十両14 休場
平成26年1月西幕下15 休場
平成26年3月西幕下55 7勝0敗 優勝
平成26年5月西幕下6 7勝0敗 優勝
平成26年7月東十両12 13勝2敗 優勝
平成26年9月西十両5 15勝0敗 優勝
平成26年11月東前頭8 11勝4敗敢闘賞
平成27年9月東小結 10勝5敗 敢闘賞
平成28年7月西関脇 6勝9敗
平成29年1月西小結 0勝6敗9休
平成29年5月東前10 12勝3敗 準優勝
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平成30年1月西前3
13勝1敗(14日目現在)優勝
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春日野部屋から46年ぶりに優勝力士がでる。

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トルコの北に位置するジョージア(グルジア)・ムツヘタの街並み
(首都トビリシから北西に20km、人口7,600人の町)

by kirakuossan | 2018-01-27 23:05 | スポーツ | Trackback

昨年のコンサート批評から

2018年1月27日(土)

d0170835_14040229.jpgこれで十分だなあ。。。
と思ったのは、amazon での書籍購入のこと。
今月は珍しく毎月18日発売になる月刊誌「音楽の友」を買いそびれてしまった。もう1週間以上も経てば、もともと入荷冊数の少ないここいらの書店では売り切れているだろう。もしあったとしても、既に何人かの手垢がついてヨレヨレになっていることだろう。
さてどうするべ~か? わざわざ京都まで出ることもないだろうし・・・
そうそうamazon だな。となった次第。で注文翌日にはさっそく手元に配送されてくる、郵便物だし別にその場にいなくてもポストに入れておいてくれる、そして何よりも、送料無料とくればこれはやはりたいへん便利である。で、今さらながらに改めて思い直したりしている。

ところで今月号(2月号)のお目当ては、「2017年のベスト・コンサート20」の特集である。昨年1年間、日本で開催されたコンサートから良かったものが紹介される。
第1位に輝いたのは、キリル・ペトレンコの《ワルキューレ》でもなければ、サイモン・ラトルのベートーヴェンでもなく、ヘルベルト・ブロムシュテットや、あるいはアンドリス・ネルソンスの演奏会でもなかった。意外にもシルヴァン・カンブルラン指揮読響のメシアンのオペラ《アッシジの聖フランチェスコ》であった。圧倒的支持を受けてのトップにランキングされ、この長大作の実現に賞賛の批評が相次いだ。そこでどんな曲か聴いてみようとNMLで探すが配信されていない。なにせ二日にわたる演奏会だったようで、しかもチケットはどちらも完売ということだから、それほどに貴重なライヴであったのだろう。
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40人の識者によるアンケート集計だが、本文では奥田佳道、東条碩夫、山田治生三氏の総括座談会が掲載されている。そのなかで山田氏が語るには・・・

サロネンのマーラー「6番」は圧倒的で素晴らしかったです。サロネンは現役の指揮者の中で最高の一人なので、これだけ高く評価されるのも当然だと思います。ブロムシュテット&ゲヴァントハウス管はブルックナー「7番」を聴いたのですが、良い演奏でした。ボストン響は、ネルソンスで変わってきたように感じました。小澤さんの時代に比べてもっと自由で自発的な演奏に方向転換しているようでした。ベルリン・フィルは圧倒的な演奏で、スーパー・オーケストラとしてのパワーや重量感が凄く表れていました。ラトルには自分のやりたい音楽よりもベルリン・フィルの特長を優先させたという印象をもちました。

エサ=ペッカ・サロネン指揮フィルハーモニア管弦楽団の演奏会は、ブロムシュテットとゲヴァントハウスと並んで同票の3位にランキングされていた。サロネンのマーラー第6番は、小生も昨年聴いた演奏会でもっとも印象に残ったひとつで、ハンマーが打ち下ろされ、あの4つのシンバルが炸裂する、管とパーカッションが正面に50人ほど、弦が左右に60人ほどの、110名を越える大編成で繰り広げられたまさに圧巻そのものであった。
このサロネンとフィルハーモニアの演奏会を評価していたのは他に、柴田克彦、渡辺和彦などの諸氏であった。
これを上回る演奏などもはや不可能ではないか」と論評する柴田克彦氏の発言を続けてみると・・・

サロネンはフィルハーモニア管を指揮したマーラー「交響曲第6番《悲劇的》で、圧倒的な名演を聴かせた。近年のマーラー演奏は純粋管弦楽曲としての妙味を重視する傾向が強いが、サロネンは、元来得意とするそうした面と、バーンスタイン的なパッションを併せ持つ演奏を展開、緻密さと高い熱量を終始保ちながら、マッシヴかつ濃密な音楽を紡ぎ出し、この曲がもつロマン性と新ウィーン学派的な先進性の両面を見事に表出した。美旋律の歌わせ方や終楽章の畳み込みもきわめて感動的。作曲家らしい分析力と指揮者としての感性を兼ね備えたサロネンの実力を改めて痛感させられた。

と、いかにも興奮気味に述べ、最大の賛辞を送るような論評である。このことは小生も同じように感じられたので、ついつい頬が緩んだ。

一方、このランキングでも第2位に《タンホイザー》が入っているが、昨年の大きな話題をさらったキリル・ペトレンコはどうだったのか?
東条:ペトレンコは、やっと第一歩を踏み出したというところではないでしょうか。やはりオペラはうまいですね。とくにワーグナーはバイロイト仕込みということで。コンサート指揮者としては、まだ僕はわからないところがあります。
山田:ペトレンコとバイエルン国立管弦楽団はとても相性が良く、目指している音楽の方向性も似ています。ペトレンコがこれを断ってベルリン・フィルに行くというのは興味深いですね。彼のやりたい音楽をベルリン・フィルにさせるのか、それともペトレンコが曲げるのか。もっとバイエルンと続けたら、より良くなったとも思うのですが。
東条:それはまったく同感です。
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ところで他に11月に聴いた、これもマーラーの第1番に大いに感動したのだが、フィリップ・ジョルダン指揮ウィーン交響楽団の演奏会について誰も触れていない。おそらくこの企画の原稿締め切りには間に合わなかったのだろう。その代わり、通常のコンサート・レヴューのコーナーで同じく山田治生氏が述べている。

フィリップ・ジョルダンが2014年から首席指揮者を務めているウィーン交響楽団とともに来日した。彼はこれまでにPMFのために日本を訪れたことはあるが、東京での演奏会は今回が初めてだという。~
マーラーではヴァイオリンが対向配置を採用し、効果をあげていた。ジョルダンは手堅い音楽作り。弱音の沈潜が意味深く、第2楽章や第3楽章の中間部での静かで室内楽的な箇所での豊かさに感心する。第3楽章では新鮮なアーティキューレーションがあった。第4楽章の盛り上がりも折り目正しい。ウィーン響はこれまで聴いた来日公演の中では、最も演奏水準が高かったように思う。
ジョルダンの尽力の賜物であろう。ウィーン響には濃厚さよりも淡い音色に魅力を感じた。ホルンは些か不安定であったが、オーボエがウィーンらしい音色。アンコールに《トリッチ・トラッチ・ポルカ》と《雷光と雷鳴》。ジョルダンは2020年にウィーン国立歌劇場の音楽監督に就任する予定。

これまた熱のこもった論評である。




by kirakuossan | 2018-01-27 13:55 | クラシック | Trackback

センバツ、90年の節目を迎えて。。。⑪ 夢のような快挙!から一夜明けてまたみる夢

2018年1月27日(土)

第90回記念選抜高校野球大会
こぼれ話 その6


今年の記念大会には滋賀の3校(近江・彦根東・膳所)に次いで、神奈川、石川、高知、宮崎も複数校出場する。一方初出場も10校と多くを数え、話題の多い大会になりそうだ。
ところで長い90年を迎える大会で同府県から3校同時出場は過去にたった2度しかない。今回が3度目である。
1988年(第60回大会)大阪府から上宮、近大付、北陽の3校
2001年(第73回大会)茨城県から常総学院、水戸商、藤代の3校
第60回大会はまだ21世紀枠はなく、3校とも一般枠からの出場で、上宮がベスト8まで進んだ。あの元木大介選手が在籍していた時だ。第73回大会、このときは21世紀枠は存在したが、茨城からの3校はいずれも一般枠からの選出。この年は3校とも緒戦を突破し、常総学院は頂上まで極めている。
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滋賀県は「野球後進国」とささやかれ、過去長いあいだ苦節の時代があった。選抜大会の出場校を辿ると、過去にのべ41校が選ばれたが、初戦敗退が27度、なかでも1963年(第35回大会)から1992年(第64回大会)の30年間で出場の機会があったのはちょうど半分の15回。そのいずれもが初戦敗退でまったく甲子園で勝てない時期があった。
d0170835_11205493.jpgとくに苦い思い出は、1978年の第50回大会で、比叡山が前橋(群馬)のエース松本稔投手に奪三振5、内野ゴロ17、内野フライ2、外野フライ3のわずか78球と封じ込まれて、甲子園史上初の完全試合を喫したことだ。(試合は0-1)
当時、比叡山と言えば滋賀県では八幡商と並んで県下最強チームの一角、自信をもって送りこんだだけにそのショックはなおさら大きいものだった。しかし、その翌年の夏の選手権大会(第61回大会)では、比叡山が滋賀県代表としてその屈辱を払拭すべく見事ベスト8まで初めて進出、3年後の1982年(第64回大会)の夏の選手権でも準々決勝まで進み、ようやく汚名を返上した。そして1985年(第67回大会)の夏の大会で、甲西高が県勢初の準決勝まで進出することになる。でも滋賀県勢のレベルが確立されるにはまだもう少しの時間を要した。そして選抜大会では1993年(第65回大会)の八幡商が初めてベスト8まで進出し、8年後の2001年(第83回大会)の夏、今春も出場する近江高がついに準優勝に輝き、ようやく滋賀県勢にも光明がさしてきた。

今年の90回記念大会、そんな滋賀県から3校が出場する夢のような快挙! 
さらに飛躍して滋賀から初めての優勝校が出るか? 最近の滋賀県勢の戦いぶりからしてもまったく夢の夢という話ではない。果たして初夢を2度見ることが出来るのか? 3月23日の開幕が待ち遠しい。


つづく・・・





by kirakuossan | 2018-01-27 09:57 | スポーツ | Trackback

温度計もバーコードになる寒さ?

2018年1月27日(土)

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夕べは寒かった。いつも湯たんぽを足元に入れて寝るが、余りの寒さで朝方には湯たんぽを抱いていた。
冷え込むはずだ・・・
室内の気温も5℃、この冬最低。外ではトナカイの温度計が、寒さで? バーコードになっていた。
ちょくちょくみる蓼科高原アルピコのライヴの気温は、マイナス13.8℃をさしている。

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昨日の信州リゾートサービスのブログによると・・・
今日の全国最低気温ランキングを見ると、1位:菅平で-23.7℃。立科は21位で-14.3℃との事です。

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tuttiもすっぽりと雪の中。(1月26日、信州リゾートサービスブログより)


気温が低いので、サラサラのパウダースノーで、風が強いため吹き飛ばされてしまうせいかもしれません。
とあるが、そのためだろう屋根にはほとんど雪が積もっていない。




d0170835_08411083.jpg毎年この時節になるとお向かいに獅子舞が現われる。
小雪舞う寒風のなか、威勢の良い、笛太鼓の音色は心地よい。


獅子舞の反りかへりたる空に雲
久米正雄

もう一句、

がくがくとかつがれ行くや獅子頭
長谷川浪々子

雰囲気がよく出てる。
がくがくと、がいい。

by kirakuossan | 2018-01-27 07:48 | 偶感 | Trackback

センバツ、90年の節目を迎えて。。。⑩ 「神宮枠」はライバル校にプレゼント

2018年1月26日(金)

第90回記念選抜高校野球大会
こぼれ話 その5

「21世紀枠」の他に、「神宮枠」というのがある。昨秋の明治神宮野球大会高校の部で優勝した学校の所属する地区に、選抜大会出場枠が一つプラスされる。今回は明徳義塾(高知)が優勝を果たしたために、四国地区に3校+1校が割り当てられ4校となった。
明徳義塾(高知)は夏に19度(優勝1回)、春選抜に17度の甲子園出場を誇る高知県の最強チームである。とくに夏の選手権では2010年から17年まで8年連続で県大会を制し甲子園に連続出場を続けている。その決勝戦でことごとく退けられ、苦汁をなめて来たのが高知高だ。

2011年 決勝戦:明徳義塾2-1高知
2012年 決勝戦:明徳義塾2-1高知
2013年 決勝戦:明徳義塾2-1高知
2014年 決勝戦:明徳義塾6-5高知
2015年 決勝戦:明徳義塾7-6高知 

ここ2年は夏に対戦しなかったが、過去5年にわたり高知は1点差で涙をのんできた。昨年の秋季大会でも決勝戦で高知は明徳義塾に勝てずに準優勝に終っている。振り返ると両校の2011年以降の公式試合の対戦成績は11勝2敗で明徳義塾が圧倒していて、表現は悪いが、高知高にとっては明徳は”目の上のたんこぶ”なのだ。

d0170835_20471966.jpgその高知高が晴れて、四国地区4枠のうち、最後の甲子園切符を勝ち取った。大方の予想では、昨秋の四国大会のベスト4の明徳義塾、英明(香川)松山聖陵(愛媛)、そして高松商(香川)が有望視されていた。ただ、高松商は準決勝戦で英明に6回コールドで2-12で敗れているため印象は悪かった。それに比べて、同じ英明と準々決勝で対戦した高知が敗れはしたが7-8と善戦したことが評価され、ベスト8止まりチームでも戦力的に上であると評価され、高松商の代りに高知高が選ばれたのだろう。
元はといえば、明徳義塾の明治神宮野球大会優勝で一枠増えた「神宮枠」。同県のライバル校である高知高にプレゼントされた形となった。

高校野球は何が起こるかわからない。この両校が奇しくも甲子園の決勝戦であいまみえ、高知高が悲願の”打倒明徳”を全国の舞台ではたせば、今までの溜飲を下げ、はたまた最大の恩返しになるかもしれない。


つづく・・・




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by kirakuossan | 2018-01-26 20:02 | スポーツ | Trackback

センバツ、90年の節目を迎えて。。。⑨ 悲願の甲子園初勝利を目指して

2018年1月26日(金)

第90回記念選抜高校野球大会
こぼれ話 その4


21世紀枠で滋賀県から膳所高が選ばれ、選抜59年ぶりの晴れやかな出場が決まった。
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県内屈指の進学校で、学業最優先で練習は短時間集中。それを支えるのは独自の分析担当専任部員の存在。彼らの情報を生かしたデータ野球を標榜するが、加えて実力的にも評価された。昨秋の県大会準々決勝で敗退はしたが、近畿大会で4強入りした近江に1-3と善戦したのが評価された。

滋賀県秋季大会準々決勝
(2017年10月7日 県立彦根球場)
膳所高 000000100=1
近江高 01002000X=3


実は、そんな背景の裏には、その前の3回戦の試合での逆転勝利が運命の分かれ道であった。
相手はわが母校の大津商、拮抗した試合展開も終始先行して1点リードで迎えた最終回、大津商に思わぬ2点を奪われ逆転されてしまった。しかしその裏、膳所は執念の再逆転に成功、接戦をものにした。この最終回の粘りがすべて。もしここでそのまま敗れていたら、今回の21世紀枠候補にすら挙がらなかったことだろう。

滋賀県秋季大会3回戦
(2017年10月1日 皇子山球場)
大津商 000021002=5
膳所高 200020002x=6


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

膳所高は今までに春に3度、夏に2度、甲子園に出場している。ただ5回とも緒戦で敗れ、まだ甲子園未勝利である。選抜に初出場したのは戦前の膳所中時代、強豪の和歌山中に善戦している。

第11回選抜高校野球大会(1934年)
<2回戦>
和歌山中001000010=2
膳所中学000000000=0

戦後になって、1952年4月1日、公立高校の再編により、大津高等学校が東西に分離される。東校舎に普通科をまとめ「大津東高等学校」と改称。西校舎に商業科と家政科をまとめ「大津西高等学校」と改称。さらに1956年4月1日、「膳所高等学校」と改称、同時に大津西高等学校は「大津高等学校」に改称された。その校名が変わる直前に戦後初めて旧校名で選抜大会に出場している。

第28回選抜高校野球大会(1956年)
<2回戦>延長10回
大津東0000001000=1
中京商0010000001=2

第31回選抜高校野球大会(1959年)
<2回戦>延長14回
膳所高00000100000000=1
高知商00000000100001=2


戦後に入っての2度の選抜出場は、どちらも強豪相手に延長戦まで戦い抜き、どちらも1点差で涙をのんだ。その後、1972年、78年と夏の選手権大会に出場、広陵(広島)に0-9、桐生(群馬)に0-18と大敗、それ以降甲子園の土を40年近く踏めなかった。そして今回、満を持して40年ぶりに甲子園の土を踏む。
「本来の実力差よりもしっかり縮めて試合に臨めるのが僕たちのいいところ、自分たちのいいところを出して戦っていきたい」と石川唯斗主将は語る。是非悲願の甲子園初勝利を”ID野球”と全員野球で勝ち取って欲しい。

d0170835_19192280.jpgライバル校彦根東も無事に甲子園出場を決め、よかった。


つづく・・・








by kirakuossan | 2018-01-26 17:45 | スポーツ | Trackback

センバツ、90年の節目を迎えて。。。⑧ 号外 選抜高校野球 21世紀枠に膳所(滋賀)選ばれる。

2018年1月26日(金)

第90回記念選抜高校野球大会

毎日新聞
 第90回記念選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)の選考委員会が26日、大阪市北区の毎日新聞大阪本社で開かれ、21世紀枠の出場校が、初出場の由利工(秋田)、59年ぶり4回目出場の膳所(滋賀)、初出場の伊万里(佐賀)の3校に決まった。


ちょうど2時過ぎに、かみさんと話していたばかりだ。
「膳所が選ばれるやろうか?」
かみさんははっきりと言った。「期待を込めて選ばれる!!!」

これでいよいよ滋賀から”夢の3校出場”が夢でなくなってきた。
いよいよ3時から一般枠の発表だ。




滋賀県から3校出場!
d0170835_22484403.jpg
出場校決定

【北海道・1校】
駒大苫小牧(北海道)④4年ぶり
【東北・3校】
聖光学院(福島)⑤5年ぶり
花巻東(岩手)③6年ぶり
日大山形(山形)④36年ぶり
【関東/東京・6校】
中央学院(千葉)初出場(春夏初)
明秀日立(茨城)初出場(春夏初)
東海大相模(神奈川)⑩7年ぶり
慶応高(神奈川)⑨9年ぶり
日大三(東京)⑳2年連続
国学院栃木(栃木)④18年ぶり ⇨ 佼成学園(東京)を予想
【北信越・3校】
日本航空石川(石川)初出場(夏2回)
星陵(石川)⑫13年ぶり
富山商(富山)⑥9年ぶり
【東海・3校】
静岡(静岡)⑰2年連続
東邦(愛知)㉙2年ぶり
三重(三重)⑬4年ぶり
【近畿・6校】
大阪桐蔭(大阪)⑩4年連続
智弁和歌山(和歌山)⑫4年ぶり
近江(滋賀)⑤3年ぶり
乙訓(京都)初出場(春夏初)
智弁学園(奈良)⑫3年連続
彦根東(滋賀)④9年ぶり
【中国・3校】
おかやま山陽(岡山)初出場(夏1回)
下関国際(山口)初出場(夏1回)
瀬戸内(広島)③27年ぶり
【四国・3+1校】
明徳義塾 (高知)⑱3年連続
英明(香川)②3年ぶり
松山聖陵(愛媛)初出場(夏1回)
高知(高知)⑱5年ぶり ⇨ 高松商 (香川)を予想
【九州・4校】
創成館(長崎)③4年ぶり
富島(宮崎)初出場(春夏初)
延岡学園(宮崎)③12年ぶり
東筑(福岡)③20年ぶり
【21世紀枠・3校】
由利工(秋田)初出場(春夏初) ⇨ 金津(福井)を予想
伊万里(佐賀)初出場(春夏初) ⇨ 高知追手前(高知)を予想
膳所(滋賀)④59年ぶり

膳所の選抜出場は59年ぶりだが、甲子園の土を踏むのは1978年夏の大会以来40年ぶりとなる。


出場校予想外れたのは4校
今年の成績32勝4敗(正解率89%)

なによりも「21世紀枠と一般枠は別もの」の精神が貫かれたことは喜ばしいことだ。


【補欠校】
▽北海道 旭川実▽東北 能代松陽(秋田)酒田南(山形)▽関東 健大高崎(群馬)霞ケ浦(茨城)▽東京 佼成学園▽東海 中京学院大中京(岐阜)常葉大菊川(静岡)▽北信越 北越(新潟)富山国際大付(富山)▽近畿 明石商(兵庫)履正社(大阪)▽中国 尾道(広島)鳥取商(鳥取)▽四国 高松商(香川)生光学園(徳島)▽九州 明豊(大分)沖縄尚学(沖縄)▽21世紀枠 金津(福井)高知追手前(高知)






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センバツ、90年の節目を迎えて。。。⑥ 「21世紀枠と一般枠は別もの」ですぞ!


2018年1月11日(木)

第90回記念選抜高校野球大会
こぼれ話 その3


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このトーナメント表は2015年度の秋季高校野球近畿地区大会のものである。

この年の大阪府大会では大商大堺に不覚をとって2位に甘んじはしたが、大方の予想通り実力に勝る大阪桐蔭が優勝を果たした。このとき決勝で戦ったのは滋賀代表の滋賀学園(滋賀3位)だったが、緒戦に大阪府の覇者大商大堺に6-1と快勝、続く報徳学園(兵庫2位)にも1-0と競り勝ち、まさかの大躍進、その勢いをかって、大阪桐蔭戦でも4安打の桐蔭に対して滋賀学園は11安打を放ち圧倒、9回で突き放されてしまったが、滋賀学園が勝利してもおかしくはなかった。
翌年、2016年春の選抜大会出場校の選定には当然ながらこの近畿大会での成績が勘案される。そこで大阪桐蔭、滋賀学園、それにベスト4まで勝ち進んだ龍谷大平安(京都1位)と明石商(兵庫1位)はすんなり決まり、残り2校に絞られた。次にベスト8まで進んだチームから選ばれるのは自然で、報徳学園(兵庫2位)阪南大高(大阪3位)智弁学園(奈良1位)市和歌山(和歌山1位)が俎上にあがった。ここでまず、1回戦で阪南大高は龍谷大平安に0-7の8回コールド負け、市和歌山も明石商に0-7の7回コールド負け、ということで2校が敬遠され、智弁学園と報徳学園が浮かび上がり、とくに報徳学園は準優勝した滋賀学園との準々決勝で延長14回の激闘を繰り広げたのが評価された。そしてこの2校が出場決定と誰もが予想した。

d0170835_18383939.jpg
ところがいざふたを開けてみると、一般枠にさきがけて先に選考が行なわれた「21世紀枠」で兵庫県から推薦の長田高の出場が決まってしまった。そうすると報徳学園を加えると兵庫県から3校の出場になる。一般枠で明石商を外すわけにはいかず、実力的に見ても申し分なく有望視されたのに報徳学園が選外ということになり、地域性を考慮するという理由で市和歌山が最後の切符を手にした。

主催者側も掲げているように「21世紀枠と一般枠は別もの」といった精神があるにもかかわらず、それがどこかへ行ってしまった評定であった。このときの報徳学園ナインの悔しさを二度と繰り返してはいけない。
今年のセンバツ選考も先に「21世紀枠」から議論され決まっていくが、膳所高(滋賀)もかなり有望視されている。もし膳所が選ばれれば、続く一般枠で、これも極めて有望な彦根東(滋賀)が控えているが、これを選外にするといった、この時の報徳学園と同じような評定を繰返してはいけない。また、逆に、彦根東がかなり有望なので、「21世紀枠」で初めから膳所を除外するような方向に走るといったことはないと思うが、ましてやレベル的に見て滋賀県の高校から3校はおかしいのではないかといった議論は論外である。そのことは16年前の夏の甲子園大会での近江高の準優勝をあげるまでもなく、最近の滋賀県代表校の戦いぶりをみればわかることであろう。
あくまでも「21世紀枠と一般枠は別もの」、この精神を必ず貫いてほしい。そうすれば、滋賀県から3校の甲子園出場校誕生!といった初夢も見られるかもしれないのである。





つづく・・・


by kirakuossan | 2018-01-26 15:00 | スポーツ | Trackback

信州の名峰蓼科山麓の女神湖近くの山荘"tutti”は標高1650mにある。これほどの高地にある別荘は日本でもそう多くはない。だから平地とは気温が10℃も違うのです。


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