信州の名峰蓼科山麓の女神湖近くの山荘"tutti”は標高1650mにある。これほどの高地にある別荘は日本でもそう多くはない。だから平地とは気温が10℃も違うのです。 当ブログ名は2018年7月1日をもって「のんきなとうさんの蓼科偶感」に変更いたしました。


by kirakuossan

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2014年10月31日(金)

東証急騰、7年ぶり高値 終値1万6千円台回復

31日の東京株式市場は、日銀の追加金融緩和を好感して急騰した後も、日経平均株価(225種)は高値圏で推移し全面高となった。終値は前日比755円56銭高の1万6413円76銭。リーマン・ショック前の景気拡大期だった2007年11月以来、約7年ぶりの高値をつけた。上げ幅は約6年ぶりの大きさだった。
外国為替市場では対ドルで円を売る動きが強まり、一時、約6年10カ月ぶりの円安ドル高水準となる1ドル=111円台をつけた。日本国債は買われて、長期金利は取引時間中としては約1年7カ月ぶりの低水準になった。
                                  2014/10/31 17:12 【共同通信】




d0170835_19441682.gif米国、続いての日銀の予想以上の金融緩和策がインパクトとなって、午前中何もなかったが午後より急伸した。日経平均は15.800円台から一時は一気に16.500円を突破、終値は昨日比+755.56円高の16,413.76円で引けた。これだけの急伸はずいぶん久しい。最近の外人買いがさらに膨らみ、年末に向けてさらに続伸か?


それに年金の基金が債券から今後、一部株式へシフト替えして行くことは間違いなく、中期的に見ても株価にとって大きな下支え材料となる。株価上昇はまだ序の口か?(まあしかし、過去の例を見ると必ずこう言っていて、誰もがそのように期待を込めても株価は思惑とは逆に動いているので・・・結局のところ誰にも正しいことは予測できないということ)

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by kirakuossan | 2014-10-31 19:25 | | Trackback

いいな、若きベルク。

2014年10月31日(金)

d0170835_16595069.jpgマメ科の花でキハナフジという花がある。原産地はヨーロッパ南部で、5月から6月に可憐な黄色い花を咲かせる。5~7メートルになる樹木から20、30センチにもなる房を垂れる。
シェーンベルクに師事し、ヴェーベルンと共に「無調音楽」を経て「十二音技法」による作品を残したオーストリアの作曲家にアルバン・ベルク(1885~1935)。何やら聴き慣れない言葉だけで難しくて、彼の音楽を耳にすることはない。僅かに知るのは、未完に終った歌劇「ルル」であり、弦楽四重奏曲作品3であり、遺作となったヴァイオリン協奏曲ぐらいである。どれを聴いてみてもやはり退屈で、よくわからない。


ところが彼の若い時の作品に、親しみやすい心安らぐ歌曲がある。富裕な商家の子供として生まれたベルクが音楽を好み早熟な少年時代を送るが、15歳の時に父を失くし、そのころから独学で作曲を試みるようになったその頃の初期作品である。何にも染まっていない純真な青年ベルクの姿が浮かび上がってくる。
その一つに「キハナフジの咲く頃」という歌がある。題からして心惹かれる一曲である。まさにヨーロッパ南部のウィーンに生れた若き多感なベルクのまわりには、春ともなればこのキハナフジが咲き誇ったのであろう。

d0170835_18163683.jpgベルク:
キハナフジの咲く頃


同じ17歳に作曲した歌曲・・・

ベルク:
秋の思い



この2つの歌曲たいへん好きである。何度も何度も、繰り返し繰り返しいつまでも聴いていたくなる・・・そんな歌曲である。いいな、若きベルク。
by kirakuossan | 2014-10-31 16:51 | クラシック | Trackback
2014年10月31日(金)

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今日の昼飯はチャーハン。
昨日のゴルフ場ではバイキング、夜は湯豆腐と焦げた大根煮にビール350ml1本と珍しく芋焼酎の水割り1杯、今朝はちぎりパン二切れとコーヒーにバナナ1本。

d0170835_12481313.jpgでもご飯党にとっては、丸一日ご飯を口にしないとスタミナが持たない。(いや昨日バイキングで少しカレーライスを食ったか?? まあそんなことは別にして)蓼科から持ち帰った味抜群のキャベツ、玉ねぎを玉子と一緒に油で炒め、それにコンビニのチャーハンの素を振りかけるとできあがり。冷蔵庫の冷や飯2合が蘇った。やはりご飯はウマイ!
by kirakuossan | 2014-10-31 12:34 | 食・酒 | Trackback

愉しみな「リンツ」

2014年10月31日(金)
モーツァルト は35年の生涯で実に多くの国々を旅行した。幼いころは親父に連れられての演奏旅行、あるいは職探しを求めてウィーン、パリ、ロンドン、およびイタリア各地を訪れその神童ぶりを披露した。
ざっとこんな具合だ。

d0170835_9561344.jpg1756年1月27日、ザルツブルクに生まれる。
5~6歳:初めてのウィーン旅行。
7~10歳:パリ・ロンドン旅行。
11~13歳:2回目のウィーン旅行。
13~14歳:初めてのイタリア旅行。
15歳:2回目のイタリア旅行。
16~17歳:3回目のイタリア旅行。
17歳:3回目のウィーン旅行。
18~19歳:4回目のウィーン旅行。
21歳:ザルツブルクでの職を辞してミュンヘン、マンハイムへ移る。
22歳:パリへ移る。
23歳:ザルツブルクに帰郷し、ザルツブルク宮廷のオルガニストとして復帰。

僕はモーツァルトの音楽でもっとも魅かれるのはピアノ関連の作品であるが、最初のピアノ協奏曲ヘ長調を書いたのが実に11歳で、ピアノ協奏曲第8番ハ長調K.246までを成人になるまでに書き終えている。また有名な5曲のヴァイオリン協奏曲は19歳で、しかも第1番を除いて4曲を19歳時の1年間で書いていることに驚かされる。さらに驚くのは僅か11歳で、30分ほどの長さだが最初のオペラ「アポロとヒュアキントゥス」を作曲しているという事実である。
さらにシンフォニーにいたっては最初の交響曲変ホ長調 K. 16をわずか9歳で作曲し、交響曲第30番 ニ長調 K. 202を20歳になるまでに仕上げている。もう今更ながらにただただ驚かされるのである。
ところで彼の遺した41曲の交響曲のなかで表題がついた作品がいくつかある。交響曲第31番「パリ」(1778年)、交響曲第35番「ハフナー」(1782年)、交響曲第36番「リンツ」(1783年)、交響曲第38番「プラハ」(1786年)、そして交響曲第41番 「ジュピター」(1788年)。
僕はこの中で、第36番「リンツ」が最も好きだ。

交響曲第36番ハ長調「リンツ」K.425
彼が自身の交響曲で初めて緩やかな序奏を置いた。”生き生きと”と指示された主部はシンプルであるが、湧き上がる美しさがある。第三楽章のオーボエとファゴットの美しい二重奏のトリオなど・・・愛くるしく親しみやすく、いかにもモーツァルト音楽の真髄を感じさせる瞬間だ。曲全体を通して”気品”に満ちた旋律も印象に残る素敵な作品だ。
この曲は1783年(27歳)に作曲された。その年の秋にリンツに滞在した際、そこでの演奏会で披露すべき曲としてわずか4日間で仕上げられた。その作曲の早さといい、作品の充実度といい、まさにモーツァルトの天才ぶりを如何なく発揮した作品のひとつと言える。別段、オーストリアのリンツを描写したわけではないが、「愛称」として呼ばれ親しまれている。

d0170835_1124114.jpgいよいよ明日、待望のズビン・メータ指揮によるイスラエル・フィルの演奏会だ。
メーンプロはチャイコフスキーの交響曲第5番だが、もうひとつ愉しみにしているのが、前半のプログラムにあるこの「リンツ」だ。あの世界一の弦といわれるイスラエル・フィルとによる弦5部の音色を何よりも期待している。
by kirakuossan | 2014-10-31 08:05 | クラシック | Trackback
2014年10月30日(木)
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家から僅か15分の京阪カントリークラブ。大石曽束の花立ノ峰標高150~200mの山裾を切り開いた山岳コース、やはり予想通りトリッキーなホールが多かったが、中には雄大な打ち下ろしのホールもあってなかなか変化に富んで面白い。
49+52-101で今日も100を切れなかった。徐々に手ごたえはつかんできているが、ホールごとの浮き沈みが激しい。
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ここ最近アイアンの調子は悪くない。今日も4番アイアンは要所要所でナイスショットが出た。当ゴルフ場メインの曽束コース2番ホール(380yd)で名物の大きな池越えの第2打残り175ヤードを2オン、バーディ逃しのパー。ただ次のショートホールでの6がいけない。
バンカーに入ったのは3回。1度目は2打目で脱出、2度目はホームラン、3度目でようやくナイスオンした。(昨日の練習効果は・・・?)
今日は女性一人を含む4人でプレーしたが、いつもどのオープンコンペでも気さくな人ばかりで楽しい。今日も賞で「新米」が当りますますオープンコンペにハマって行く。
by kirakuossan | 2014-10-30 18:58 | ゴルフ | Trackback

左肘をたたむ。

2014年10月29日(水)

d0170835_1332354.jpgバンカーでのスイングが分らなくなっていたが、今日の練習で感じをつかめた気がする。
①ボールの位置は(球を上げるので)比較的左つま先前にして、オープンスタンス(フェースを開くから)にして左足重心で立つ。②ボールの1個分ほど右横を打つ。③両脇を軽く締めて、クラブを立てて下ろす感じで振りおろす。ここまでは普段でもやっていたつもりだが、ここから先が問題であった。・・・☆振りおろすときに出来るだけ身体の近くをクラブが通り、纏わりつくようなイメージで左に引く感じで振り抜く。即ち、左肘をコンパクトにたたむことが大事。一番いけないのは大きく振りかぶって、インパクトで緩むスイングだ。コンパクトにしっかりと振り抜くことが肝要。この左肘をコンパクトにたたむ動作は、通常のショットにおいても短いアイアンほど効果的である。もちろんこれらのスイングの基本には、ゆっくりあげ、タメを意識して(切り返し)、インパクト・ヴィーンが大前提となる。
スイング全体で今までどうもフォローの感覚が掴めなかったが、この左肘を上手くたたむという動作が、無駄な動きを防ぎ、コンパクトに振り抜けスイングを安定させる。肘を縮めるのと違って、たたむのである。そのためには左脇をしっかりと締め、手首を左後ろ方向へ、左肘は脇は締めているから、おのずと左わき腹を添うように背中方向へ引くといったイメージで振り抜くことになる。ただ身体が早く開きすぎないように注意する必要はある。また、気のせいか、そうすることによって欠点であったヘッドアップも幾分かは抑えられるようになった。ただこれも大きいクラブであまり極端にやってしまうとミスショットにつながる。またパターでは反対に左脇をあまり締めない方がよい、締めすぎるとひっかけるからだ。まあ色々あってゴルフは難しい。しかもこのことすべてが我流での理屈だから、なおさらゴルフは不可解である。
明日、京阪カントリーのオープンコンペ。理屈はともかく、バンカーに入るのを嫌がらず、もし入っても確信をもって振れると言うだけ(あっているか間違っているかは別として)気持の上で楽にスイング出来そうだ。明日、いい報告ができるとよいのに。037.gif



追記:
(19:00)
ゴルフ書を読むとフォロースルーで左肘は伸ばすものと解説してある。ただ左肘は常に真っ直ぐ伸ばし、トップからフォロースルーまでは右肘の使い方の方が重要であるとされる。いずれにしても左肘はあまり意識しない方がやはりよさそうだ。自然と身体を廻す時に、柔らかく身体の近くでしなるように振れば、それはそれで左肘がうまくたたまれてスムーズにスイングできたということなのだろう。まああまり意識しすぎてぎこちないスイングだけは避けなければならない。少なくともバンカーショットではこの左肘をたたむスイングを意識しようと思う。
by kirakuossan | 2014-10-29 13:16 | ゴルフ | Trackback
2014年10月29日(水)
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今朝はずいぶん冷え込んだ。
8℃を下まわっている。
そういうと昨夜、明朝の蓼科はマイナス5℃になると予報していた。
むこうでは一気に氷点下になったんだろうな。

今朝はメンデルスゾーン姉弟の歌曲から聴いている。
4つ違いの姉ファニー・メンデルスゾーンの最初の作品「6つの歌」op.1
そのなかに”朝のセレナード”というきらきらと朝露が輝くような瑞々しい歌曲がある。

ファニー・メンデルスゾーン:
6つの歌 Op. 1 より
No. 5. Morgenstandchen
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もう一曲、エルガーの曲を。

エルガー:
2つの小品 Op. 15 - 第2番 朝の歌



(下の写真は白樺湖畔池の平ホテルの移動ライブカメラより 7:30am)
by kirakuossan | 2014-10-29 07:15 | 偶感 | Trackback
2014年10月28日(火)

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2014年10月23日(木)2:43pm 草津高原
レンズ:1NIKKOR VR 10-30mm  f/4.0 焦点距離:13.1mm(35.37mm) 
露出+0.0 シャッター1/100 ISO100 AUTO

"多彩”って、こういうことを言うんだろうなぁ・・・
by kirakuossan | 2014-10-28 17:57 | PHOTO | Trackback

名曲名盤とは何ぞや?

2014年10月28日(火)

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『レコード芸術』11月号で、5月号、8月号に続いて<特集・最新版>「名曲名盤500」を掲載している。今回はドヴォールザークからマーラーということだが、これでJ.S.バッハに始まり、マーラーまできたわけだが、あと来年、再来年にかけて全7回で完結するようだ。こういった企画ものは読者を引きとめる大切な策なのだろう。過去にも6回ほどこのような企画が特集されてきた。そのほとんどが曲数300に絞ったもので、傑作が結構漏れていたりして不満足であった。ところが今回は曲数500ということでほとんどの主要曲は網羅できそうなので期待している。500は30年ぶりの特集だそうだ。300でも500でもどちらでもよいではないか、ということになるが、小生みたいに超有名曲はほとんど飽くまで聴いてきた者はこの200の違いが大きいのである。そうかといって評論家の言うことを全部は信用していないのも事実であって、”当らずも・・・”で、ただ鑑賞する際の一つの物差しとして活用している。
振りかえって見ると昔は、名曲の名盤というものはそう幾つもなかった。盤の絶対数が少なかった所為かも知れないが、誰が聴いたって「名盤はこれをおいて他にはないでしょう!」と通り相場は決まっていたものだ。ただ最近の評者ときたら、「個人的な思い入れが強すぎる」とか、「知ったかぶりで挙げているのでは?」と感じるようなものも多く、評価は極めて広範囲に分れてしまう。だから絶対的名盤が見えにくくなってきている。もちろん、昔から”永遠の名盤”というのも一部には当然存在はするのだが、概して分散してきているのである。このことはある意味当然のことであって好ましい傾向と言えなくもないのだが、反面読者としては焦点が絞りきれないといったことにもなる。
それぞれの作品を10人の評者が点数を点けるわけだが、1位とするものに3ポイント、以下2,1ポイントと3つを選ぶ。だから10人寄れば最高点は30点満点ということになる。
そこで思うに、30点満点はさすがにどうひっくり返ったって”名盤”に違いない。また満点まではいかなくても、10人の評者が全員何かのポイントを付けたものも”名盤”と言えるのではないか。少なくとも一評論家の”思い入れ”だけは排除できるのではないか。

そういったことで今回のJ.S.バッハからマーラーまでの234曲を調べてみた。
さすがに30点満点はなく、ブリテンの自作自演の戦争レクイエムが29点で最高。10人全員がノミネートしたのは僅かに6作品だけ。
072.gifベートーヴェン:ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重協奏曲ハ長調OP.56・・・26点
リヒテル、オイストラフ、ロストロポーヴィッチ、カラヤン指揮ベルリンpo
072.gifべッリーニ:歌劇「ノルマ」・・・26点
カラス、セラフィン指揮ミラノ・スカラ座o
072.gifブリテン:戦争レクイエムop.66・・・29点
F・ディースカウ、ブリテン指揮ロンドンso
072.gifショパン:練習曲(全曲)・・・29点
ポリーニ
072.gifショパン:ポロネーズ集・・・22点
ルービンシュタイン
072.gifレハール:喜歌劇「メリー・ウィドゥ」・・・27点
カラヤン指揮ベルリンpo

そのほかに全員のノミネートではなかったが高得点を挙げると・・・
J.S.バッハ:パルティータ(全曲)・・・24点
グールド
バーンスタイン:「ウエスト・サイド・ストーリー」からのシンフォニック・ダンス・・・26点
バーンスタイン指揮ニューヨークpo
ブラームス:ピアノ五重奏曲へ短調op.34・・・24点
ポリーニ、イタリアSQ
ドビュッシー:フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ・・・25点
ランパル、パスキエ、ラスキーヌ
エルガー:チェロ協奏曲ホ短調op.85・・・27点
デュ・プレ、バルビローリ指揮ロンドンso
クライスラー:ヴァイオリンのための小品集・・・24点
クライスラー、ルップ、ラウハイゼン

以上の12作品は誰が聴いても”押しも押されぬ名盤”と言えるということか・・・

逆にトップでありながら票が分れたため低い得点の作品に目を向けると・・・
★ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第12番変イ長調op.26・・・8点
ポリーニ
★ブラームス:交響曲第2番ニ長調op.73・・・8点
アバド指揮ベルリンpo
★ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲op.56a・・・6点
アーノンクール指揮ベルリンpo
セル指揮クリーヴランドo
★ブルックナー:交響曲第2番ハ短調・・・8点
カラヤン指揮ベルリンpo

確かにブラームスの2番などは物凄い数のディスクが氾濫しているので分るような気もする。アバドのほかはジュリーニ指揮ウィーンpo(6点)モントゥー指揮ロンドンso(6点)フルトヴェングラー指揮ベルリンpo(4点)ラトル指揮ベルリンpo(4点)と続く。同じブラームスの1番では、ミュンシュ指揮のパリoのレコードがあまりにも有名でたしかにトップではあるが4名がノミネートの11点に留まっている。これも分散が激しく、カラヤン指揮ベルリンpo87年盤(5点)カラヤン指揮ベルリンpo77年盤(4点)ベーム指揮ベルリンpo(4点)といったあんばいだ。



ではここで名曲名盤の12作品に入った中から二曲をNMLから挙げる。

d0170835_1514357.jpgベッリーニ:
歌劇「ノルマ」(抜粋)
マリア・カラス(ソプラノ)フランコ・コレッリ(テノール)クリスタ・ルートヴィヒ(メゾ・ソプラノ)
ニコラ・ザッカーリア (バス)ミラノ・スカラ座合唱団
ミラノ・スカラ座管弦楽団
トゥリオ・セラフィン(指揮)
(1960年)



d0170835_14463780.jpgエルガー:
チェロ協奏曲 ホ短調 Op. 85
ジャクリーヌ・デュ・プレ(チェロ)
ロンドン交響楽団
ジョン・バルビローリ(指揮)
(1965年)
by kirakuossan | 2014-10-28 12:47 | クラシック | Trackback
2014年10月28日(火)
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『レコード芸術』11月号の<推薦盤>より1枚。
シューベルトの歌曲集「冬の旅」。

このディスクの聴きどころは、「テノール歌手が歌っていること」と「ソロ・ピアニストが伴奏を務めている」こと。テノール歌手というのはマーク・パドモア、ソロ・ピアニストというのは期待の実力派ポール・ルイス。
元来「冬の旅」はバリトン歌手が歌うのが多い、名盤とされているディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ、ハンス・ホッター、ゲルハルト・ヒュンシュ、それにヘルマン・プライ・・・皆そうだった。

パドモアの声の魅力を二人の評者が語る。
喜多尾道冬氏は「美しい、つやのある、絹ごしのようなソフト・ヴォーチェを駆使し、ディクションとダイナミクスのコントロールは抜群。だが声の魅力だけで聴き手を引きつけようとせず、最初の<お休み>からきわめて内省的で、生きることの悲しさ哀れさ、それに人を愛することを赦すことのやさしさをにじませ、報われぬ愛を恨むことなく、拒絶された愛をどこに向けたらよいか、旅はまさに愛の探求としてはじまる・・・」
堀内修氏は「時がたてば失恋も、絶望すらも思い出になる。この歌に一種の甘美さが混じっているのは、思い出されているからではないのか?たとえそれが勝手な憶測であったとしても、ここでバドモアとルイスがたどったのは、これまで何人もの旅人が通ったルートでない道であるのは確かだ」

イギリス生まれのバリトン歌手マーク・パドモア(1961~)は今年3月、マタイ受難曲をダニエル・ハーディング指揮スウェーデン放送交響楽団の演奏で、翌月、ヨハネ受難曲をラトル指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏で唱っている。
同じくイギリス人ピアニストのポール・ルイス(1972~)は2010年夏のBBCプロムスで異なる指揮者とオーケストラでベートーヴェンのピアノ協奏曲全曲を演奏。(イルジー・ビエロフラーヴェク指揮BBC響と第1番&第4番、アンドリス・ネルソン指揮バーミンガム市響と第2番、サー・マーク・エルダー指揮ハレ管と第3番、ステファン・ドヌーヴ指揮ロイヤル・スコティッシュ響と第5番)このようにひとりの演奏家がプロムスのワン・シーズンでベートーヴェンのピアノ協奏曲を全曲演奏するのはプロムス史上初めてのことであった。
それにしてもシューベルト弾きでも評価の高いポール・ルイスが「冬の旅」を伴奏する・・・単独でも聴いてみたい、そんな贅沢な盤である。なおこの盤は同じ11月号で<優秀録音>としても紹介されていた。

この二人の「冬の旅」が生演奏で12月8日に愛知県の電気文化会館ホールで聴けるようだ。


シューベルト:
「冬の旅」 Op. 89, D. 911より
No. 1. Gute Nacht
No. 5. Der Lindenbaum
No. 23. Die Nebensonnen
by kirakuossan | 2014-10-28 10:13 | 注目盤◎ | Trackback