ホンマ!気楽おっさんの蓼科偶感

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ブラームスの良き理解者  .......知られざる作曲家63 ディートリッヒ

2014年6月30日(月)

d0170835_19392521.jpgヴァイオリン・ソナタ イ短調 「FAEソナタ」を知ることで、今日もまた素晴らしいひとりの作曲家に出逢えた。アルベルト・ディートリッヒ(1829~1908)というドイツの作曲家。
ヨハネス・ブラームスの友人として有名な人物で、指揮者でもあった彼は、ブラームスの作品を多くとりあげ、広める一翼を担った。なかでも1898年、彼自らが著した『ブラームスの思い出』は大ベストセラーであるとともに、ブラームス音楽の研究資料としても貴重なものとされ、110余年を経た今も価値を失わない。
1853年10月に初めて4歳年下のブラームスと出逢い、その時、作曲の教えを請うていたシューマンの下、ブラームスと3人で、ヨーゼフ・ヨアヒムのための「F.A.E.ソナタ」を合作した。ディートリヒは最初の楽章を受け持ち、シューマンが2楽章と最終楽章を、そしてブラームスが第3楽章を作曲した。この曲を聴いて直ぐに悟ったが、第1楽章の斬新な音楽性が、このソナタの全貌をとらえ、魅力ある音楽に仕立てあげている第一の功労者であることがよくわかる。
彼の音楽はブラームスに酷似しているといわれるが、果たしてそうだろうか?僕はまったく別物の、彼独自の音楽世界が繰り広げられると感じる。たとえば彼の書いたヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op. 30を聴くとよい。第3楽章の Allegro molto vivaceなど、まさに彼にしかない独創性に充ちた旋律を知るであろう。
序奏とロマンス(ホルンとオーケストラのための) Op.27やチェロ・ソナタ ハ長調 Op. 15も魅力ある作品で、決してブラームにひけをとらない素晴らしい作曲家であることに気づかせてくれる。

滋賀県立図書館の蔵書をネット検索すると『ブラームスの思い出』があった。もちろん借りることにしよう。
by kirakuossan | 2014-06-30 19:27 | 知られざる作曲家 | Trackback

二十歳の作品から

2014年6月30日(月)

大作曲家たちの二十歳のときの作品を追ってみた。
ベートーヴェンは声楽曲「接吻への試み」と「初恋」、題からしてもいかにも初々しい。シューベルトはピアノ曲「2つのスケルツォ」と、やはり歌曲で「愛」を。シューマンは比較的知られた作品1番のピアノ曲「アベッグ変奏曲」を書いた。ブラームスもまた愛を歌った歌曲を作っているが、変わったところではシューマンと親友アルベルト・ディートリッヒとの3人の合作ヴァイオリン・ソナタ イ短調 「FAEソナタ」をブラームス20歳の時に書いている。全4楽章で彼は第3楽章 スケルツォを受け持ち、シューマンが第2楽章 間奏曲、第4楽章 フィナーレを書き、それに今回存在を知ることとなったディートリッヒが第1楽章 アレグロを書いた。チャイコフスキーとフォーレが宗教曲を書いたし、弦楽が素敵なドヴォルザークは若々しく新鮮で溌剌とした弦楽四重奏曲を作った。マーラーにいたっては、マーラーらしいと言えるか、1時間以上になる大作「嘆きの歌」という合唱曲をすでに作曲しているし、ドビュッシーには初々しいチェロ・ソナタ「夜想曲とスケルツォ」が残っている。無調音楽に至ったシェーンベルクでも、この時期の作品はとてもわかりやすい。一方でラヴェルはフルート・ソナタを書き、そしてショスタコーヴィチは20歳を前にしてすでに交響曲の作曲に手を染めていた。



d0170835_14122214.jpgLudwig van Beethoven (1770-1827)
1790
接吻への試み WoO 89
初恋 WoO 92

Franz Schubert (1797-1828)
1817
2つのスケルツォ D. 593
愛 D. 522

Robert Schumann (1810-1856)
1830
アベッグ変奏曲 Op. 1

Johannes Brahms (1833-1897)
1853
3つの歌 Op. 1 - 第1番 愛のまこと
ヴァイオリン・ソナタ イ短調 「FAEソナタ」


d0170835_18304665.jpgPyotr Tchaikovsky (1840-1893)
1860
私の守護神、私の天使、私の友よ

Antonin Dvorak (1841-1904)
1862
弦楽四重奏曲第1番 イ長調 Op. 2

Gabriel Faure (1845-1924)
1865
ラシーヌ賛歌 Op. 11

d0170835_14202047.jpgGustav Mahler (1860-1911)
1880
嘆きの歌

Claude Debussy (1862-1918)
1882
夜想曲とスケルツォ

Arnold Schoenberg (1874-1951)
1894
3つのピアノ小品

Maurice Ravel (1875-1937)
1895
古風なメヌエット

Dmitry Shostakovich (1906-1975)
1925
交響曲第1番 ヘ短調 Op. 10




自分のことを思い出す。
そう、45年前の明日、青森へ向ってひと月、全長1000kmの徒歩ひとり旅に出たのだ。
「20歳の思い出に・・・」と言って。
by kirakuossan | 2014-06-30 13:43 | クラシック | Trackback

140.000人

2014年6月30日(月)

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2014年6月30日(月)10時49分
訪問者数140.000人突破。謝。

10.000人は396日目の2011年7月21日(木)
20.000人は202日目の2012年2月7日(火)
30.000人は104日目の2012年5月20日(日)
40.000人は96日目の2012年8月24日(金)
50.000人は89日目の2012年11月21日(水)
60.000人は89日目の2013年2月18日(月)
70.000人は101日目の2013年5月30日(木)
80.000人は92日目の2013年8月30日(金)
90.000人は62日目の2013年10月31日(木)
100.000人は53日目の2013年12月23日(月)
110.000人は55日目の2014年2月16日(日)
120.000人は47日目の2014年4月4日(金)
130.000人は43日目の2014年5月17日(土)
140.000人は44日目の2014年6月30日(月)
by kirakuossan | 2014-06-30 10:49 | 備忘箱 | Trackback

成熟した雰囲気のクラシック演奏会

2014年6月29日(日)

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大野和士のリヨン歌劇場管弦楽団、フランス音楽の演奏会がたいへん良かった。いつもと少し違う雰囲気のフェスティバルホールは女性客が主流を占めた。ラヴェルやルーセルといった難しい音楽ばかりだったが、大喝采のうちに幕を閉じた。このような高度な音楽を前にして聴衆が素直に感動するとは・・・日本のクラシック音楽も成熟したんだなあという思いがした有意義な演奏会でもあった。
プログラムはベートーヴェンでもない、モーツァルトでもない、ブラームスやチャイコフスキーでない。ラヴェルのバレエ音楽である。このような曲を聴き、万雷の拍手が呼び起こされるとは、正直想像もしていなかった。それはリヨン歌劇場管弦楽団の醸し出す、”フランス音楽”の凝縮されたエキスそのものであり、それを見事に統率して引き出した日本人指揮者大野和士への尊敬の念を込めた盛大な拍手であった。同じ日本人としてこれだけの素晴らしい若きマエストロを目の当たりにして我々は誇りすら覚えた。

d0170835_22525426.jpg第52回大阪国際フェスティバル2014
ルーセル:「バッカスとアリアーヌ」第2組曲
ラヴェル:「ラ・ヴァルス」
ラヴェル:「ダフニスとクロエ」(全曲)
大野和士指揮
フランス国立リヨン歌劇場管弦楽団・合唱団

まず何といっても”弦”がいつも聴くオーケストラとは全く違った。バックにハープが奏でられ、その音色をも含んだこともあるが、実にやわらかく、包み込むような優しい音色だ。
それは音の色彩感、深さや”つやだち”、そして何よりも他のドイツやイギリスのオケとは全く異なる、フレーズの歌い回しを披露した。「ああー、これがほんまもののフランスの音楽なんだ」と全身で感じ取った。昨年秋に、パリ管を聴いたが、曲目がサンサーンスの第3番「オルガン付き」ということもあって、全く”フランスの香り”はしなかったが、今日、日本人指揮者の棒で、初めて”フランスの香り”を満喫することが出来た。
アンコールの「アルルの女」ファランドールが威勢よく鳴り響くと、会場は最高潮に達した。
by kirakuossan | 2014-06-29 17:41 | クラシック | Trackback

また熱い夏がやってくる。

2014年6月29日(日)
第96回全国高校野球選手権大会が8月9日から開幕。出場校を決定する各地の予選大会が滋賀、京都とも7月12日から始まる。
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滋賀大会は今年は彦根球場を中心に試合が行われるので気軽に足を運ぶというわけにはいかない。注目のカードをみると・・・1回戦では八幡商-守山(15日彦根)、膳所-能登川(16日彦根)、2回戦では比叡山-石山(19日彦根)、大津商-滋賀学園(21日皇子山)

京都大会の組み合わせも昨日決まった。
立命館、立命館宇治ともシード校で2回戦からの出場。立命館-紫野(15日太陽)、立命館宇治-同志社*京都文教(16日太陽)、ほかに龍谷大平安-嵯峨野(14日舞鶴)、京都成章-乙訓(15日西京極)、福知山成美-京都学園*加悦谷(15日西京極)、鳥羽-洛陽工(17日舞鶴)
d0170835_6502568.jpg立命館宇治の入ったブロックは恵まれ強豪はいない、スンナリと準決勝までは行きそう。そこで鳥羽と当るだろう。立命館は準々決勝までは行くが、その先が難関、福知山成美と京都成章の勝者と当りそう。これを勝ち抜いても次が龍谷大平安と厳しい。
15日の宇治・太陽が丘球場の立命館の試合は見に行けそうだ。あとは両校とも勝ち残って25日西京極の準決勝戦と、ひそかに期待している。

また長野大会も気になる。佐久長聖仁-田川*高遠(16日松本)、蓼科-飯山(14日上田)、諏訪二葉-南安曇野農(14日松本)、こちらは行ける予定にないが・・・
さあ、また熱い夏がやってくる。


ブラジルとチリ戦が凄い試合だったようだ。
運転疲れの小生は10時前から寝ていたが、珍しくかみさん、蓼科から帰ってきた疲れも見せず深夜から明け方まで見ていた。最後は泣けてきたらしく、「そら、日本のサッカーと全然違うわ・・・日本の負けは必然やと思うた」と早朝から鼻息荒く仰っておった。いつも美味しいところは見逃さないかみさんであります。

準々決勝:
ブラジル 1 - 1 チリ (PK戦3-2でブラジルの勝利)
コロンビア 2 - 0 ウルグアイ
by kirakuossan | 2014-06-29 06:05 | スポーツ | Trackback

まさに”長い芋”

2014年6月28日(土)
d0170835_19184116.jpgd0170835_19295351.jpgd0170835_1919525.jpg蓼科から新鮮な野菜を買って帰ることもある。今日は長いもを。まさに”長い芋”というだけあって、全長60cmを越え、胴回りは25cmにもなる巨大長いも。大きいだけでなく新鮮でとても濃い味がする。しかも関西とは比べものにならないほど安いのが何より。これ一本がわずか600円そこそこで買える。短冊にして良し、摺って良し、さっそく夕飯のおかずに、玉子と交ぜあわせて食す。ああーーこの食感、最高の美味さ。満足満足。
by kirakuossan | 2014-06-28 19:16 | 食・酒 | Trackback

凌霄花

2014年6月28日(土)
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自宅に戻れば、ノウゼンカズラが咲き誇っていた。ここ毎年、玄関と庭の二か所に大輪を見せてくれる。この淡い色も魅力的で、ちょうど小雨に煙って美しい。
直に間違ってノウゼンカツラと言ってしまうが、ノウゼンカズラだ。蔓(つる植物)、すなわちカズラからきている。
漢字で「凌霄花」と書くが、は「空」とか「雲」の意味があり、空に向かって高く咲く花の姿を表している。そういうと確かに上を向いてそっくりかえって咲いている。また花の形がラッパに似ているところから英語では「トランペット・フラワー」と呼ぶそうだ。
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by kirakuossan | 2014-06-28 17:41 | 自宅 | Trackback

ウド、どこまで伸びてるやら

2014年6月28日(土)
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d0170835_7513633.jpg着いたときは、tutti の前が鬱蒼としていたが、かみさん頑張って刈りこんだおかげで随分とスッキリした。(左:21日)
今朝も気温12℃、この1週間ずーっと朝の気温は12℃、それに霧も多かった。梅雨時のせいだろうが、これほどぐずついた天気が多かったのも珍しかった。

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d0170835_7343810.jpgd0170835_7373967.jpgd0170835_738595.jpgウドがまた伸びた。今度来るのは7月中旬、さて2週間あまりでどこまで伸びているか?
by kirakuossan | 2014-06-28 07:30 | La casa di tutti | Trackback

マーガレットが満開

2014年6月27日(金)
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d0170835_19464213.jpg早い夕食後、久々に女神湖一周を散歩。
ゆっくりと歩いて、ちょうど1時間のコース。
土手のマーガレットが満開。心地よい汗をかいて、風呂に入り今夜はぐっすり眠って、明日昼から帰津。
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by kirakuossan | 2014-06-27 19:45 | 蓼科の風景 | Trackback

今月の一枚::八島湿原の朝 Jun.2014

2014年6月27日(金)

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2014年6月24日(火)6:01am 八島湿原
レンズ:1NIKKOR VR 10-30mm  f/4 焦点距離:10mm(27mm) 
露出+0.0 シャッター1/250 ISO100 AUTO 
by kirakuossan | 2014-06-27 15:41 | PHOTO | Trackback

信州の名峰蓼科山麓の女神湖近くの山荘"tutti”は標高1650mにある。これほどの高地にある別荘は日本でもそう多くはない。だから平地とは気温が10℃も違うのです。


by kirakuossan

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