ホンマ!気楽おっさんの蓼科偶感

カテゴリ:いい曲、なんの曲( 60 )

リストのマニフィカト

2018年6月15日(金)

いい曲、なんの曲。

フランツ・リストは若い頃からダンテの愛読者であった。1837年、26歳時にピアノ曲「ダンテを読んで」(『巡礼の年』第2年)の第1稿を書いている。リストが作曲した2つの標題交響曲のうち「ファウスト交響曲」に次ぐ2作目「ダンテ交響曲」を1856年に完成させた。
この曲は「序奏」と「フーガとマニフィカト」からなる2つの楽章で構成されるが、2楽章後半の「マニフィカト」が心洗われる。リストは、天国の喜ばしさを音楽で現わそうとしたが、ワーグナーが「天国を表現することは不可能である」と述べ、そこでリストは《天国を仰ぎ見つつ終結する》かたちをとった。
ピアノ曲「ダンテを読んで」が「地獄」を音で表わしたものならば、この「マニフィカト」は「天国」を表現しようとした。
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リスト:
「ダンテ交響曲」より序奏、フーガとマニフィカト S109/R426より
ベルリン放送女声合唱団 - Berlin Radio Chorus, female section
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 - Berlin Philharmonic Orchestra
ダニエル・バレンボイム - Daniel Barenboim (指揮)



by kirakuossan | 2018-06-15 22:51 | いい曲、なんの曲 | Trackback

リヒャルト・シュトラウス、絶対音楽から標題音楽への過渡期の作品

2018年6月14日(木)

いい曲、なんの曲。

d0170835_17054824.jpgリヒャルト・シュトラウス(1864~1949)は交響曲を4曲書いた。よく知られるのは家庭交響曲(1903年39歳)とアルプス交響曲(1915年51歳)だが、その前に若くして、16歳で交響曲ニ短調を、20歳で交響曲第2番ヘ短調 を書いている。そのあと、1886年、彼が22歳の時に、交響的幻想曲「イタリアから」という佳作を作曲している。この作品は今ではほとんど省みられないが、シュトラウスが絶対音楽から標題音楽へ創作の中心を移して行く時期の過渡的な作品として重要な位置にある。表題はこそ「イタリア」とつけたが、楽曲は描写的な表現はなく、ソナタ形式や三部形式で構成されたの絶対音楽とみなされる。
第1楽章:「カンパーニャにて」三部形式 
第2楽章:「ローマの遺跡にて」ソナタ形式
第3楽章:「ソレントの海岸にて」自由なソナタ形式
第4楽章:「ナポリ人の生活」ソナタ形式

第4楽章ではきき慣れた「フニクリ・フニクラ」のメロディが出てくるが、この楽曲では特徴あるトランペットとホルンの駆け合いがユニークな第1楽章、そして美しい旋律の第3楽章が好きだ。
わずか22歳で書き上げたこの作品から、すでにシュトラウス独自のオーケストレーションが感じ取れる。それはマーラーとはまた異なった温暖質の音色である。
この作品のあとに、「ドン・ファン」(1888年)ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら(1896年)、そして「英雄の生涯」(1898年)へと交響詩の作品群が連なっていく。



リヒャルト・シュトラウス:
シュターツカペレ・ドレスデン - Dresden Staatskapelle
ルドルフ・ケンペ - Rudolf Kempe (指揮)

ここでの演奏はリヒャルト・シュトラウスの作品の演奏に定評のあったルドルフ・ケンペ。今日は彼の生誕日である。



by kirakuossan | 2018-06-14 16:21 | いい曲、なんの曲 | Trackback

グリンカのピアノ六重奏

2018年6月2日(土)

いい曲、なんの曲。

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またまたグリンカの曲だ。ほんとこの人の音楽は素晴らしい。ルスランとリュドミラ序曲以外はほとんど聴く機会がないが、もったいない話で、他に独創的で素敵なメロディをもった佳作が数多く存在する。「ひばり」などの歌曲がいいし、ピアノ曲がさらによい。「母に祝福あれ」による変奏曲が好きだし、アリャビエフの「ナイチンゲール」による変奏曲なんかも聴けば聴くほど味わいがある。
今日知ったのは、彼が28歳の時に作曲した大六重奏曲 変ホ長調、これもピアノが含まれる。

「合奏」は同一パートを2人以上の演奏者が受け持つアンサンブルを指すが、「重奏」は複数のパートからなるアンサンブルで各パートを一人の演奏者で受け持つものを指す。六重奏といえば数字の如く6つの楽器による重奏曲である。よくみられる弦楽六重奏は、ヴァイオリン2、ヴィオラ2、チェロ2、という組み合わせになるが、ピアノ六重奏といえば、弦楽四重奏にピアノとコントラバスを加えた編成となる。


d0170835_10500739.jpgグリンカ:
Grand Sextet in E-Flat Major
ショスタコーヴィチ四重奏団
&ルステム・ガブドゥリン(コントラバス)、アレクセイ・ナセトキン(ピアノ)



この曲はNHKFMで毎週日曜日の朝に放送される「名演奏ライブラリー」のオープニングテーマでもあるそうだ。あす忘れずに聴いてみよう。



by kirakuossan | 2018-06-02 10:25 | いい曲、なんの曲 | Trackback

姪のために書かれた「ソナティナ」

2018年2月10日(土)

いい曲、なんの曲。

d0170835_09181294.jpgエルガーのピアノ曲が素敵だ。モーツァルトでもない、ショパンでもない、もちろんベートーヴェンでもない。いや、自ら編曲したエニグマ変奏曲などを聴いていると、ひょっとしてベートーヴェンに近いかもしれない。
ブロードウッド・アンド・サンズの創業者であるジョン・ブロードウッドはそれまでの手や膝で操作していたペダルを改良し、足元で操作するダンパーペダルとソフトペダルを装備したピアノを最初に作った。
エルガーは作曲の際、ブロードウッド1844年製のピアノを用いた。

「ソナティナ」などを聴いていると何よりも美しく心癒される。しかしエルガーのピアノは、可憐で、優しいだけではない。そこにはしっかりとしたピアニズムが存在する。彼独自の構成力を持った、エルガーの世界が繰り広げられる。エルガーの音楽ではどちらかといえば控え目な存在でほとんど目立たない。でも彼のピアノ作品は捨てがたい。


イギリスのピアニスト、アシュレー・ウェイスが弾くエルガーのピアノ作品集は愉しめる。

・牧歌 op.4-1
・カリッシマ・5月の歌
・甘き想い出(ローズマリー)
・こだまの踊り(バレエ音楽『真紅の扇』より)
・3つの性格的小品~第2番『ムーア風のセレナード』
・『エニグマ』変奏曲


「ソナティナ」はエルガーの姪のために書かれた。
「愛の挨拶」を書いた翌1889年、エルガー32歳の作品である。






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2014年1月11日(土)

偏見版『倶楽シック音楽全集』-37① エルガー


【第81巻】”おもちゃ箱”のような音楽家 エルガー:Ⅰ 1857~1934(イギリス)
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エルガーという人は、まるで”おもちゃ箱”から色んな音楽を取り出してくれるような楽しい雰囲気があってたいへん好きな作曲家だ。
行進曲「威風堂々」で勢いよく飛び出して来たかと思うと、謎めいた「エニグマ(謎)変奏曲」で煙に巻き、「子供の魔法の杖」で駈けまわり、少し休んで神妙になったかと思うと、今度は交響曲第1番で堂々と正面から挑んでくる。次にたたみかけるようにチェロ協奏曲で圧倒され、お終いはヴァイオリン独奏の「愛の挨拶」で癒されることとなる。
交響曲や管弦楽曲を主体に、協奏曲、室内楽、弦楽合奏曲、そして器樂曲、声楽曲に至るまで幅広いジャンルの音楽を書いた。そのどれもが、愛情に満ち、精神性の高みを含み、常に斬新で、人の心をとらえる音楽と言えよう。
そんなエドワード・エルガーだが、今年で没後80周年を迎える。そう思えば、ごく最近まで生きていた作曲家なんだと、さらに親しみを一層覚えたりするのである。
<略>



おまけ。

やはり「愛の挨拶」をピアノで聴いてみたくなった。


エドワード・エルガー - Edward Elgar (1857-1934) :
Salut d'amour, Op. 12, "Liebesgruss"
デイヴィッド・オーウェン・ノリス - David Owen Norris (ピアノ)


ここでのピアノは、例の当時エルガーが愛用した自筆入りブロードウッドピアノでの演奏である。






by kirakuossan | 2018-02-10 08:33 | いい曲、なんの曲 | Trackback

無気味な音がしたかと思うとエラー表示が出て...

2017年12月2日(土)

いい曲、なんの曲。

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2017年版いい曲、なんの曲」製作、今年ももうこんな時節となりました。




ヴィヴァルディ:
チェロ協奏曲 イ短調 RV 418 第一楽章
ミッシャ・マイスキー (チェロ)
オルフェウス室内管弦楽団

グリンカ:
ペテルブルクへの別れ - 第10曲 ひばり(M. バラキレフによるピアノ編)
アンナ・シェレスト(ピアノ)
ひばり(歌唱編)
ヒブラ・ゲルズマーワ(ソプラノ)

シューベルト:
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 D. 345
ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)
ヨーロッパ室内管弦楽団

ハイドン:
十字架上のキリストの最後の七つの言葉 Op. 51, Hob.III:50-56 (弦楽四重奏版)より Introduction
エマーソン弦楽四重奏団

ヘンデル:
トロンボーン・ソナタ イ短調 Op. 1 No. 4, HWV 36 Adagio & Allegro
アビー・コナント(トロンボーン)
クレメンス・シュノール(オルガン)

チャイコフスキー:
懐かしい土地の想い出 Op. 42 よりNo. 1. Meditation
フィリップ・モル(ピアノ)
諏訪内晶子(ヴァイオリン)

グリンカ:
「母に祝福あれ」による変奏曲 ホ長調
ウラディーミル・ストウペル(ピアノ)

モーツァルト:
セレナード第7番 ニ長調 「ハフナー」 K. 250 VIII. Adagio - Allegro assai
トーマス・ブランディス(ヴァイオリン)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
カール・ベーム(指揮)




ということで選曲を済ませ、いよいよ自作CD作成の段になって、前もそうだったので、ノートパソコンの方ではどうしてか録音できないので(前は出来たのに?)、いつものとおり、前のデスクトップのvaioを引っ張り出して作業に入る。最初の2枚まではいつもと何ら変わりなく録音できたが、どうしてか3枚目から新しい空のディスクを挿入すると聞き慣れない無気味な音がしたかと思うとエラー表示が出て録音不能になってしまった。空の白いディスク同様、頭の中も真っ白になって、現在原因を調査中である。
故障だろうか??不安がよぎる。一晩寝たら直るだろうか?まさか人間じゃあるまいし・・・困ったことが起きてしまった。


by kirakuossan | 2017-12-02 14:45 | いい曲、なんの曲 | Trackback

1時間の大曲「ハフナー」

2017年9月7日(木)

いい曲、なんの曲。

セレナーデは複楽章による大規模な合奏曲で、一般的に恋人や女性を称えるために演奏される楽曲とされ、日本語では小夜曲と訳され夜をイメージさせるが、小夜曲とか夜曲とは夜の屋外で奏でられるところから来たものである。屋外だから、奏者は立って演奏することが多く、木管楽器やヴィオラ、あるいはコントラバスといった楽器が重用されるということになる。
セレナードで一番に思い起こされるのがモーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」(第13番 ト長調 K.525)である。20分足らずの楽曲で、長調、短調の違いはあるが、交響曲第40番とどこか似通った印象をもち、モーツァルトの作品で誰もが一番最初に耳にする音楽である。どちらも4楽章からなるが、8楽章からなる「ハフナー・セレナーデ」(第7番ニ長調K.250)という作品も名曲である。
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題からしてハフナー家の結婚式の前夜祭のために作曲が依頼されたものだが、これが実は1時間の演奏時間を要する大曲なのである。もう一つ有名な「ポストホルン」セレナード第9番ニ長調K.320が40分以上だが、それをも越す長さである。交響曲第35番 「ハフナー」ニ長調K.385にいたってはわずか20分そこそこなのに・・・
長すぎて演奏会には不向きなのかもしれないがもっと聴かれていい大曲である。1776年、モーツァルト二十歳の作品である。



d0170835_20284033.jpgモーツァルト:
セレナード第7番 ニ長調 「ハフナー」 K. 250
Serenade No. 7 in D Major, K. 250, "Haffner"
トーマス・ブランディス (ヴァイオリン)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
カール・ベーム(指揮)
録音: May 1970, Jesus-Christus-Kirche, Berlin, Germany

by kirakuossan | 2017-09-07 19:22 | いい曲、なんの曲 | Trackback

”エエとこのぼん”にしか書けないであろう楽曲

2017年9月1日(金)

いい曲、なんの曲。


「母に祝福あれ」による変奏曲 ホ長調
Variations on Benedetta sia la madre in E Major



d0170835_07192394.jpg「近代ロシア音楽の父」と呼ばれたミハイル・グリンカ(1804~57)は何不自由なく子供のころから音楽に浸れる環境に育った。青年時代にはイタリアやドイツに音楽留学して作曲法を学び、プーシキンなど、有名な詩人や画家たちと親しく交じり合った。このピアノ変奏曲を聴いていると、明るく楽しい曲想で親しみやすい。

グリンカの作品は、昨年8月にピアノ曲「ナイチンゲール」の主題による変奏曲、今年3月にも歌曲「ひばり」をこのコーナーで採りあげたが、共通して感じられることは、いわゆる”エエとこのぼん”(Сын богатого человека)にしか書けないであろう楽曲、そこからは幸福感に充ちた日々が目に浮かぶ。


「母に祝福あれ」による変奏曲 ホ長調
ウラディーミル・ストウペル - Vladimir Stoupel (ピアノ)

.

by kirakuossan | 2017-09-01 06:25 | いい曲、なんの曲 | Trackback

”懐かしい土地”は何処?

2017年6月3日(土)

いい曲、なんの曲。

チャイコフスキーに「懐かしい土地の想い出」という素敵な表題の付いた音楽がある。1878年の3月から5月にかけて作曲した、ヴァイオリンとピアノのための小品集。この曲は最初、「ヴァイオリン協奏曲 ニ長調」の中間楽章にするつもりであったが、独立した一つの作品となった。瞑想曲 Méditation 、スケルツォ Scherzo、メロディ Mélodieの3曲から成るが、前と後ろが好きだ。ここで思うのは、この”懐かしい土地”とは何処のことだろう?と。
彼の生まれ故郷はウラル地方ヴォトキンスク、やがて妹が嫁いだウクライナのカーメンカの地を気に入り、毎年のように訪れる。やがてモスクワを拠点として音楽活動に入る。この作品は財政援助を受けていたフォン・メック夫人の別荘地であるウクライナのブライーロフで作られた。完成とともに献辞は「B*******に献呈」と書かれており、ブライーロフ (Brailov) の地そのものを示唆したものとも解される。



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懐かしい土地の想い出 Op. 42

Souvenir d'un lieu cher, Op. 42

    この曲はグラズノフ編曲の管弦楽でも演奏されるが、やはりピアノとヴァイオリンのデュオの方が好い。


    .

    by kirakuossan | 2017-06-03 07:02 | いい曲、なんの曲 | Trackback

    キリストの最後の七つの言葉

    2017年4月14日(金)

    いい曲、なんの曲。

    今日14日はヘンデルの命日だが、話はハイドンのこと。
    フランツ・ヨーゼフ・ハイドン 55歳、円熟期における大作「十字架上のキリストの最後の七つの言葉 」は、これほどに緩徐楽章ばかりが連なるのに聴くものを飽きさせない。スペインのカディス大聖堂から聖金曜日の礼拝の際に説教をする司教が、会衆を黙想させるのに効果的な管弦楽曲をと、依頼を受けてハイドンが作曲したものだが、当初あまり乗り気ではなかったが、いざ完成すると、彼はこの作品を大変気に入り、すぐさま、弦楽四重奏版とオラトリオ版の編曲も興した。なかでも弦楽四重奏版が良い。

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    ・ソナタ1 Largo
    第一の言葉「父よ、彼らをお許し下さい。自分が何をしているのか知らないのです。」
    ・ソナタ2 Grave e cantabile
    第二の言葉「あなたは今日私と一緒に天国に入ることができます。」
    ・ソナタ3 Grave
    第三の言葉「女よ、これがあなたの息子です。(それからヨハネに)これはあなたの母です。」
    ・ソナタ4 Largo
    第四の言葉「わが神、わが神、なぜ私をお見捨てになったのですか。」
    ・ソナタ5 Adagio
    第五の言葉「私は渇く。」
    ・ソナタ6 Lento
    第六の言葉「すべては終わった。」
    ・ソナタ7 Largo
    第七の言葉「父よ、わたしの霊を御手にゆだねます。」
    ・地震 Presto e con tutta la forza
    (キリスト昇天時の天変地異)



    ハイドン:
    十字架上のキリストの最後の七つの言葉 Op. 51, Hob.III:50-56 (弦楽四重奏版)
    エマーソン弦楽四重奏団 - Emerson String Quartet
    録音: October / November 2002, New York, American Academy of Arts and Letters, United States


    終曲のキリスト昇天時の天変地異を描いた唯一急速で迫力のある「地震」の手前におかれた第七の言葉「父よ、わたしの霊を御手にゆだねます」のソナタが一番好きである。

    ハイドンはこの曲について「初めて音楽を聴く人にも深い感動を与えずにはおかない」と語っている。そのとおりである。
    なおこの「十字架上のキリストの最後の七つの言葉 」を題材にした音楽は他の作曲家によっても何曲か書かれている。ハインリヒ・シュッツ、ジョヴァンニ・ペルゴレージ、シャルル・グノー、セザール・フランク、あるいはテオドール・デュボワの手によるものだが、それらの作品と聴き比べてみるのも一興であろう。


    .
    by kirakuossan | 2017-04-14 07:49 | いい曲、なんの曲 | Trackback

    グリンカの「ひばり」

    2017年3月19日(日)

    いい曲、なんの曲。

    ミハイル・グリンカ の歌曲「ひばり」が素敵な曲である。歌曲集「ペテルブルグとの別れ」より第10曲がこの「ひばり」であるが、グリンカは「近代ロシア音楽の父」と呼ばれ、多くの歌曲も作り、ロシア語の歌曲をジャンルとして確立させた第一人者でもある。1840年、グリンカ36歳の作品である。

    歌曲集「ペテルブルグとの別れ」
    1.彼女は誰、彼女はどこ Romance
    2.ヘブライの歌 Hebrew Song
    3.ボレロ Bolero
    4.カヴァティーナ Cavatina
    5.子守歌 Cradle Song
    6.旅の歌 Travelling Song
    7.立て、忠実で激しい馬 Fantasia
    8.舟歌 Barcarolle
    9.騎士のロマンス Virtus antiqua
    10.ひばり The Lark
    11.モリーに-歌手から歌を求めるな To Molly
    12.別れの歌 Song of Farewell



    d0170835_21294388.jpg歌曲「ひばり」
    ヒブラ・ゲルズマーワ(ソプラノ)
    エカテリナ・ガネリナ(ピアノ)

    ここで歌うゲルズマーワは94年の第10回チャイコフスキー国際コンクール声楽部門でグランプリを受賞、一躍注目を集めたソプラノ歌手である。


    また、この原曲をロシア5人組のまとめ役ミリイ・バラキレフ がピアノ独奏曲にアレンジしたものが比較的演奏される。

    d0170835_21274067.jpg 「ひばり」ピアノ編(編曲: バラキレフ)
    アンナ・シェレスト(ピアノ)

    アンナ・シェルストはウクライナ出身で、15歳でジュリアード音楽院に入学する逸材。この人も綺麗ですなあ~
    .
    by kirakuossan | 2017-03-19 20:58 | いい曲、なんの曲 | Trackback

    信州の名峰蓼科山麓の女神湖近くの山荘"tutti”は標高1650mにある。これほどの高地にある別荘は日本でもそう多くはない。だから平地とは気温が10℃も違うのです。


    by kirakuossan

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