信州の名峰蓼科山麓の女神湖近くの山荘"tutti”は標高1650mにある。これほどの高地にある別荘は日本でもそう多くはない。だから平地とは気温が10℃も違うのです。 当ブログ名は2018年7月1日をもって「のんきなとうさんの蓼科偶感」に変更いたしました。


by kirakuossan

カテゴリ:クラシック( 996 )

2018年9月9日(日)

寂しいが肩の荷が下りて
永遠に楽団の一部になった気がするでしょう。

どんな人間になるかは生き方次第です。
我々は音楽のために生きるわけではない。
よりよく生きるために音楽があるのです。
 
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d0170835_23101974.jpg31年前、初めてベルリンフィルハーモニー管弦楽団の指揮台に立ち、緊張の中演奏したのはマーラーの交響曲第6番「悲劇的」であった。そしてまた今、ベルリンフィルハーモニー管弦楽団を去る最後の演奏会で同じ6番を指揮する。



サイモン・ラトルは語る。この演奏会は別れの演奏会であると同時に、新しい関係の始まりの演奏会でもあると。
ラトルは2002年9月から2018年6月までの約16年にわたり首席指揮者兼芸術監督をつとめた。フェアウェル・コンサートは6月19日 フィルハーモニーで催された。ラトルの在任中、ベルリンフィルの演奏に直に触れることが一度もできなかったこと今となっては心残りである。

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d0170835_23142213.jpg(2018年9月9日夜 Eテレで放映)

by kirakuossan | 2018-09-09 21:51 | クラシック | Trackback(1)

妖精10年の足跡

2018年9月9日(日)


妖精から小悪魔へ、そして大人の女性へ・・・

Ott, Alice Sara



☆リスト:超絶技巧練習曲集(全12曲)
 録音:2008年6月、ハンブルク
☆ショパン:ワルツ全集 
 録音:2009年8月、ベルリン、テルデックス・スタジオ
☆チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 作品23
リスト:ピアノ協奏曲第1番 変ホ長調 S.124
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団 トーマス・ヘンゲルブロック(指揮) 
 録音:2009年11月 、ミュンヘン
☆ベートーヴェン:ピアノ作品集
 録音:2010年8月、ハンブルク
☆ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」ほか
 録音:2012年7月、サンクト・ペテルブルク、マリインスキー劇場
☆ストラヴィンスキー:春の祭典(作曲者による2台ピアノ版)
 録音:2013年9月、ベルリン
☆グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調 op.16、抒情小曲集ほか
バイエルン放送交響楽団 エサ=ペッカ・サロネン(指揮)
 録音:2015年1月(1)ミュンヘン、ヘルクレスザール、2016年4月(2)ベルリン、マイスター・ザール
☆ドビュッシー・サティ・ラヴェル作品集
 録音:2018年3月、ベルリン



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by kirakuossan | 2018-09-09 08:19 | クラシック | Trackback
2018年9月8日(土)
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ベルリン国立歌劇場改修にともない隣地にあった歌劇場の収蔵庫だった古い建物を改築して作られた室内楽ホール、ブーレーズにちなんでピエール・ブーレーズザールと名づけられた。楕円形のステージで、客席が舞台に限りなく近く、より客席との一体感が実現した。ダニエル・バレンボイムが監修し、フランク・ゲーリーが設計、音響設計はサントリーホールや京都コンサートホールを手掛けた永田音響設計の豊田泰久が受け持った。
昨年10月そこでのオーケストラ演奏が収録された。手兵のシュターツカペレ・ベルリン(ベルリン国立歌劇場オーケストラ)をバレンボイムが指揮したブラームス。
響きを聴いてみて、比較的残響音の少ない、どちらかといえばフラットな印象で、その音楽はたしかにより身近でより自然に感じ取れた。
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バレンボイムは25年前に、シカゴ交響楽団と同じブラームスの録音を残しているが、これとの聴き比べもおもしろい。そういえば先日チケットが送られてきた来年2月のムーティ&シカゴ響公演の演目もブラームスの1番と2番である。


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ブラームス:
交響曲第1番 ハ短調 Op. 68
Symphony No. 1 in C Minor, Op. 68
シュターツカペレ・ベルリン - Berlin Staatskapelle
ダニエル・バレンボイム - Daniel Barenboim (指揮)
録音: October 2017, Pierre Boulez Saal, Berlin


by kirakuossan | 2018-09-08 09:08 | クラシック | Trackback
2018年8月30日(木)

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来年2月のシカゴ交響楽団の演奏会
見事抽選に当たりましたぞ!!

≪予定演奏曲目≫
ブラームス:
交響曲第1番 ハ短調 op.68
交響曲第2番 ニ長調 op.73

ブラームスの二本立て、今からホント楽しみです。

by kirakuossan | 2018-08-30 19:37 | クラシック | Trackback
2018年8月28日(火)

早いものでまた1年が経ちました。毎年今頃になると来年のクラシック公演の顔ぶれが気になるところである。今年もいち早くそのスケジュールを整理しておこう。


〔オーケストラ&指揮者編〕

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新春からさっそくアメリカの2大オーケストラが登場。まずは2019年の最大の目玉公演であるシカゴ交響楽団リッカルド・ムーティと3年ぶりにやってくる。ムーティは1973年、32歳でオットー・クレンペラー からフィルハーモニア管弦楽団の首席指揮者を引き継ぎ、さらに1980年からはユージン・オーマンディからフィラデルフィア管弦楽団 のバトンを引き継いだ。併行してミラノスカラ座の音楽監督を兼務、そして2010年からは若くから関係の深かったシカゴ交響楽団の第10代音楽監督に就いた。イギリス、アメリカの超一流オーケストラに君臨してきたムーティだが、もう77歳になった。今や押しも押されもしない大巨匠のひとりとなったが、プログラムが決まり、ブラームスの1番と2番を一夜にして披露する。その最高の音楽が是非聴きたいが、大阪公演は2月4日のフェスティバルホール、今回はいつもの電話での先着順受付とちがって抽選方式なので公平だが、でも当選するのは至極の技だろう。
同じく1月には、ピエタリ・インキネン指揮プラハ交響楽団がやってくる。樫本大進との共演でブラームスのヴァイオリン協奏曲 ニ長調、それにチャイコフスキーの交響曲第5番 ホ短調を聴かせる。
2月には、昨今評判のテオドール・クルレンツィスムジカエテルナが初来日する。

d0170835_19011331.jpg3月には、もうひとつアメリカのビッグオーケストラであるロサンゼルス・フィルハーモニックが今や若手指揮者の第一人者でもあるグスターボ・ドゥダメルとやって来る。とくに今回は同楽団創立100周年記念ツアーと銘打って催される。マーラーの1番や9番がメーンプロの予定だ。
ファビオ・ルイジは手兵のデンマーク国立交響楽団引きつれて来日、ピアニストの横山幸雄を迎えてベートーヴェンの「皇帝」、同じくプラハ響と同じくチャイコフスキーの交響曲第5番を演奏する。この聴き比べも面白いかもしれない。
デンマーク響はDR放送交響楽団と称し歴代指揮者にニコライ・マルコ、フリッツ・ブッシュ、ヘルベルト・ブロムシュテット、最近ではレイフ・セーゲルスタムやゲルト・アルブレヒト、トーマス・ダウスゴー、そしてラファエル・フリューベック・デ・ブルゴスも首席を務めていた。
もうひとつ3月にはダニエル・ハーディングマーラー・チェンバー・オーケストラが今年もやってくる。すみだ平和祈念音楽祭2019と題して、すみだトリフォニーホール で、マーラーではなく、ブルックナーの第4番「ロマンティック」などを聴かせる。

4月にはジョナサン・ノットスイス・ロマンド管弦楽団パーヴォ・ヤルヴィエストニア祝祭管弦楽団が来日する。イギリス人指揮者のノットは、過去にバンベルク交響楽団と度々来日、N響との共演や2014年からは東京交響楽団の音楽監督に就任するなど日本でも馴染み深い。今年11月にも東京交響楽団と歌劇「フィガロの結婚」をやる。

また注目するエストニア祝祭管弦楽団だが、以前、横浜みなとみらいホール館長でもある池辺晋一郎氏との対談でエストニア出身のパーヴォ・ヤルヴィが語っていた。
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ソ連崩壊から十数年たち、まったく様相が変わりました。かつてはロシアの影響が強く、演奏家もモスクワかキエフにしか留学できなかったのですが、ロンドンでもパリでも好きなところで勉強できるようになり、流派や師事する先生も自由に選べるようになりました。特に管楽器の分野に素晴らしい若手が出てきています。合唱は伝統的に盛んです。最近になり3つも新しいコンサートホールができ、4つ目が首都タリンに完成します。私もパルヌ音楽祭を創設し、エストニア祝祭管弦楽団というオーケストラを作りました。エストニアに優れた音楽家を集めてしっかりとしたネットワークを作るのが目的です。小さい国ですから政府は芸術がアイデンティティの確立に役立つと認識しており、芸術支援に力を注いでいます。ですから音楽を取り巻く環境は良好ですよ。

5月は、別称ハンガリー放送交響楽団のハンガリー・ブダペスト交響楽団が小林研一郎の指揮で演奏会を開くし、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団が2年ぶりにやってくる。2014年春の時にはリッカルド・シャイーと来日、マーラーの「夜の歌」でマーラー音楽の真髄を存分に聴かせてくれたが、今回は今年からカペルマイスターに就いたアンドリス・ネルソンスと一緒だ。果たして何を聴かせてくれるのか楽しみである。

6月にはチョン・ミンがイタリア・ボルツァーノ管弦楽団といった聞き慣れぬオケを連れてくるし、最近では毎年恒例のようになったドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団がミヒャエル・ザンデルリンクと来日。

d0170835_20134552.jpgそしてもうひとつこれも初耳のベルギー国立リエージュ・フィルハーモニー管弦楽団というずいぶん長い名称のオケがやって来る。指揮者はオーストリア人クリスティアン・アルミンクで、ここでは小林愛実が独奏者として共演する模様だ。ほかの曲目はサン=サーンスの交響曲第3番「オルガン付」である。1971年生まれのアルミンクは32歳の時に新日本フィルの音楽監督として迎えられ、約10年間その地位にあった。今や注目の若手の一人でもある。



7月はベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団(エリアフ・インパル指揮)、ロシア国立交響楽団(ヴァレリー・ボリャンスキー指揮)、バルセロナ交響楽団(大野和士指揮)と続く。

そして8,9月は小休止のあと、いよいよ秋のシーズンを迎える。

d0170835_21303578.jpg10月にその初陣を切るのがケント・ナガノだ。ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団を引きつれての来日だ。シモーネ・ヤングが音楽監督で知られるオケだが、1934年に発足以来、歴代の指揮者にはオイゲン・ヨッフム、ヨーゼフ・カイルベルト、ヴォルフガング・サヴァリッシュ、ホルスト・シュタインなどそうそうたる顔ぶれが並ぶ。
来年もチェコ・フィルハーモニー管弦楽団が続けてやって来る。イルジー・ビエロフラーヴェクの亡き後、首席を引き継いだセミヨン・ビシュコフが同行、樫本大進と共演予定である。そしてワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団(ヤーツェク・カスブシェク指揮)も来日。ここでは注目のピアニストラファウ・ブレハッチが協演する。


そしていよいよ毎年充実、来年も一堂が揃う11月の公演だ。
まず、ヤニック・セガン指揮のフィラデルフィア管弦楽団演奏会がある。そしてこちらも毎年のように秋に来日のロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団ダニエル・ガッティの指揮で、さらにはこれまたまたクリスティアン・ティーレマン指揮のウィーン・フィルハーモニー管弦楽団と、3大オケが揃う。ウィーン・フィルは今回若手のアンドレス・オロスコ=エストラーダまで連れて来る(僕はこの人はもうひとつ評価していないが)
そして11月にはまだまだある。後半には、マレク・ヤノフスキケルン放送交響楽団と、とどめはワレリー・ゲルギエフが手兵のマリインスキー歌劇場管弦楽団と一緒に・・・といことで東京に居れば、毎夜毎夜の演奏会通いということになる。
もう、あまりにも多すぎて名だけの羅列になってしまったが、12月に来日のウィーン・フォルクスオーバー交響楽団(オーラー・ルードナー指揮)とキエフ国立フィルハーモニー交響楽団(ニコライ・ジャジューラ指揮)で1年を締めくくることになる。

なお、国内オケを振るための指揮者単身での来日ももちろん目白押しである。
アンドレア・バッティストーニ(1月東京フィル)を筆頭に、クラウス・ペーター・フロール(2月)マルク・アルブレヒト(2月)ライナー・ホーネック(2月)ニコラス・コロン(2月都響)シルヴァン・カンブルラン(3月読響)クシシュトフ・ウルバンスキ(3月東響)ミハイル・プレトニョフ(3月)レナード・スラットキン(3月)ヤクブ・フルシャ(4月)コルネリウス・マイスター(4月読響)エド・デ・ワールト(5月N響)マティアス・バーメルト(5月)アレクサンドル・ラザレフ(5月日フィル)フィリップ・ヘレヴェッヘ(5月新日フィル)オーギュンスタン・デュメイ(5月)ユベール・スダーン(6月)マルク・ミンコフスキ(7月アンサンブル金沢)アラン・ギルバート(7月)アントニオ・パッパーノ(9月)ハインツ・ホリガー(9月)トン・コープマン(10月)ユーリ・テミルカーノフ(10月読響)etc

で、
来年聴いてみたい演奏会は、というとまずシカゴ交響楽団。パーヴォ・ヤルヴィのエストニア祝祭管弦楽団、そしてハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団あたりか。
オーケストラと指揮者だけでこれだけのスペースを取ってしまった。ピアニストはまた別の稿で。




by kirakuossan | 2018-08-28 16:47 | クラシック | Trackback(17)

Farewell

2018年8月12日(日)

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12 Etudes, Op. 10 No. 3 in E Major - Fryderyk Chopin
Waldscenen, Op. 82 No. 9. Farewell to the Forest - Robert Schumann
by Vladimir Ashkenazy
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by kirakuossan | 2018-08-12 14:43 | クラシック | Trackback

真夏に聴く「冬の旅」

2018年8月11日(土)

真夏に聴く「冬の旅」
ドイツの名バリトン歌手ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ (Dietrich Fischer-Dieskau, 1925~2012)は、シューベルトの「冬の旅」を愛した。遺した録音は生涯に7度とも8度ともいわれるが、よくよく調べてみるとライヴ録音も加えて少なくとも15度以上にのぼる。


【フィッシャー=ディースカウの冬の旅】
1948年1月 クラウス・ビリング Audite(Live)
1952年 ヘルマン・ロイター Audite(放送)
1953年 ヘルタ・クルスト Archipel(Live)
1955年1月 ジェラルド・ムーア EMI
1955年8月 ジェラルド・ムーア INA(プラド音楽祭Live)
1962年11月 ジェラルド・ムーア EMI
1965年5月 イェルク・デームス DG
1971年8月ジェラルド・ムーア DG
1972年3月ジェラルド・ムーア DG
1976年マウリツィオ・ポリーニ ORFEO D'OR
1978年8月マウリツィオ・ポリーニ INA(ザルツブルク音楽祭Live)
1979年1月 ダニエル・バレンボイム DG
1979年1月 アルフレート・ブレンデル ARTHAUS(Live)
1985年7月アルフレート・ブレンデル PHILIPS
1990年 マレイ・ペライア SONY


見ての通りジェラルド・ムーアの伴奏が最も多く55年から72年にかけてフィッシャー=ディースカウが30歳から47歳、若き歌声が聞こえる。その後、ポリーニ、ブレンデル、最晩年のペライアとの演奏があるが、もうひとり、一時期頻繁に共演したブレンデルと1979年1月にライヴで収録した同じ月にベルリンのランクヴィツでスタジオ録音したダニエル・バレンボイム盤がある。ブレンデルや他演奏と比べてゆったりとしたテンポで謳いあげる。フィッシャー=ディースカウ54歳、もっとも脂が乗った時期の歌声が愉しめる「冬の旅」である。
今朝あらたにNMLで配信された。
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(2014年2月11日撮影)

»第1曲 おやすみ Gute Nacht»第2曲 風見の旗Die Wetterfahne»第3曲 凍った涙Gefror'ne Tranen»第4曲 氷結Erstarrung»第5曲 菩提樹Der Lindenbaum»第6曲 溢れる涙Wasserflut»第7曲 川の上でAuf dem Flusse»第8曲 回想Ruckblick»第9曲 鬼火Irrlicht»第10曲 休息Rast»第11曲 春の夢Fruhlingstraum»第12曲 孤独Einsamkeit»第13曲 郵便馬車13Die Post»第14曲 霜おく頭Der greise Kopf»第15曲 烏Die Krahe»第16曲 最後の希望Letzte Hoffnung»第17曲 村にてIm Dorfe»第18曲 嵐の朝Der sturmische Morgen»第19曲 まぼろしTauschung»第20曲 道しるべDer Wegweiser»第21曲 宿屋Das Wirtshaus»第22曲 勇気Mut»第23曲 幻の太陽Die Nebensonnen»第24曲 辻音楽師Der Leiermann

シューベルト:
Winterreise, Op. 89, D. 911
作詞 : ヴィルヘルム・ミュラー - Wilhelm Müller
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ - Dietrich Fischer-Dieskau (バリトン)
ダニエル・バレンボイム - Daniel Barenboim (ピアノ)


美しい花に彩られた春の夢を見る。しかし目が覚め、冷たい現実に引き戻されると、旅人は絶望的な思いで嘆く。
第5曲 菩提樹Der Lindenbaumはもちろん好きだが、第11曲 春の夢Fruhlingstraum、そして第1曲 おやすみ Gute Nacht、第12曲 孤独Einsamkeitも好きな曲だ。

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(2014年2月12日撮影)

by kirakuossan | 2018-08-11 07:23 | クラシック | Trackback
2018年8月6日(月)

d0170835_08430650.jpg知らなかったが、読響の名誉指揮者でもあったゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(1931~2018)が6月16日に他界した。
1931年、モスクワ生まれ。モスクワ音楽院で学び、ボリショイ劇場、モスクワ放送響首席、ロイヤル・ストックホルム・フィル首席、BBC響首席、ウィーン響首席、ソ連文化省響音楽監督などを歴任。79年12月より読響に初登場し、以後来日を重ねてきた。昨年5月19日の読響定期演奏会で、昨年2月に亡くなったスタニスワフ・スクロヴァチェフスキの代役として登場、ブルックナーの交響曲第5番を披露した。これが日本での最後の公演となった。



NMLからブルックナーのモテット集から2曲を聴く。


ブルックナー:
Locus iste, WAB 23
Ave Maria, WAB 6
ソビエト国立文化省室内合唱団
レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー - Gennady Rozhdestvensky (指揮)



by kirakuossan | 2018-08-06 08:31 | クラシック | Trackback
2018年7月27日(金)


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南仏プロヴァンス地方の緑あふれる美しいラ・ロック・ダンテロン村で、毎夏おこなわれている世界最大のピアノ音楽祭のひとつ。音楽祭の芸術監督をつとめるのは、“ラ・フォル・ジュルネ”の芸術監督として知られるルネ・マルタン。 リヒテル、アルゲリッチ、ソコロフ、ツィメルマン、キーシン、またジャズのチック・コリアらの世界的ピアニストらが集ってきた。木々に囲まれたフロリアン城公園の野外劇場がメイン会場である。今年も7月20日から約ひと月開かれる。


イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV 971 - 第2楽章 アンダンテ / クラヴサン曲集 第2巻 第7組曲 ト長調-短調 - 子供の時代 幼年期 / イギリス組曲第2番 イ短調 BWV 807 - 第2曲 アルマンド / ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調 「月光」 Op. 27, No. 2 - 第1楽章 アダージョ・ソステヌート / フランス風の主題によるディヴェルテイメント D. 823 - 第4変奏 ウン・ポーコ・ピウ・レント / 16のドイツ舞曲 Op. 83 D. 783 - ドイツ舞曲第5番 ロ短調 / 子供の世界 - 第6曲 思春期 / 38のワルツ、レントラーとエコセーズ Op. 18, D. 145 - ワルツ第2番 / 森の情景 Op. 82 - 第3曲 寂しい花 / ダヴィット同盟舞曲集 Op. 6 - 第14曲 優しく歌いながら / 前奏曲、コラールとフーガ M. 21 - 前奏曲 / 舟歌第13番 ハ長調 Op. 116 / ゆるやかな舞曲 M. 22 / 歌と踊り - 第1番 / 12の超絶技巧練習曲 Op. 11 - 第1番 子守歌 / ワーグナー - 歌劇「ローエングリン」より S446/R279 - ローエングリンの非難 / 四季 Op. 37b - 3月 ひばりの歌 / 10の前奏曲 Op. 23 - 第10番 変ト長調(ラルゴ) / 8つの練習曲 Op. 42 - 第4番 嬰ヘ短調 / 霧の中で JW VIII/22 - 第1曲 アンダンテ / ピアノ・ソナタ第4番 嬰ヘ長調 Op. 30 - 第1楽章 アンダンテ / 砂丘に建つ家 - 第9曲 星の光
ユリアンナ・アヴデーエワ / ジョナス・ヴィトー / タンギ・ド・ヴィリアンクール / アブデル・ラーマン・エル=バシャ / デーヴィッド・カドゥシュ / アンヌ・ケフェレック / アンドレイ・コロベイニコフ / エマニュエル・シュトロッセ / レミ・ジュニエ / マリー=カトリーヌ・ジロー / シャニ・ディリュカ / クレール・デゼール / マリー=アンジュ・ヌグシ / イド・バル=シャイ / 広瀬悦子 / ジャン=クロード・ペヌティエ/ ルイス・フェルナンド・ペレス / ボリス・ベレゾフスキー / マタン・ポラト / アダム・ラルーム



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小さくして見えることもあるのです。

by kirakuossan | 2018-07-27 07:20 | クラシック | Trackback(6)
2018年7月14日(土)

チェコの世界的ホルン奏者ラデク・バボラークが今年4月から山形交響楽団の首席客演指揮者に就いた。日本のオーケストラで北の地には3つのオーケストラが存在する。札幌交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、そしてこの山形交響楽団であるが、いずれも優秀なオーケストラである。財政的には決して恵まれた状況にはないなか、とくに東北の2つのオーケストラにとっては東日本大震災の影響から今まで大口スポンサーであった東北電力の撤退がさらに大きく影を落とした。それらの苦難を乗り越え、その存立意義を明確に打ちだし、演奏水準を維持向上してきたことは素晴らしい。

d0170835_08034536.jpg山形交響楽団では2007年から常任で音楽監督の地位にある飯森範親と「モーツァルト定期」と呼ばれるシリーズが始まり、震災を乗り越え、モーツァルトの全交響曲を8年がかりで演奏された。その演奏をCD13枚組の全集として高音質で定評のExtonから発売されているが、これは同一指揮者、同一オーケストラで制作された日本人初の快挙とされる。
今朝のNMLに新たな配信として加わった。

d0170835_08083045.jpgモーツァルト:
(山形交響楽団/飯森範親)




by kirakuossan | 2018-07-14 08:04 | クラシック | Trackback