2021年 08月 21日
朝の一曲 194 「へたな演奏家が弾いたら、物笑いの種になるだろう」超絶技巧練習曲 |
2021年8月21日(土)
1歳年長の評論家でもあったロベルト・シューマンが語った。
「この曲は巨匠による演奏で聴かなければならない。できる事ならば、フランツ・リスト自身による演奏がいいだろう。しかし、たとえリストが弾いても、あらゆる限界を超えたところや、得られる効果が、犠牲にされた美しさに対して、充分の償いとなっていないようなところでは、耳障りな箇所がたくさんあるだろうと思う。」
そしてさらに加えて、全12曲中、6番、7番、8番をとらえて「嵐の練習曲、恐怖の練習曲で、これを弾きこなせる者は世界中探してもせいぜい10人くらいしかあるまい。へたな演奏家が弾いたら、物笑いの種になる事だろう。」
リスト:
超絶技巧練習曲集 S139/R2b
ラザール・ベルマン - Lazar Berman (ピアノ)
録音: 1963, Studio recording, Italy
第9番の変イ長調『回想』(Ricordanza) - Andantino が好きだ。
朝の一曲
「この曲は巨匠による演奏で聴かなければならない。できる事ならば、フランツ・リスト自身による演奏がいいだろう。しかし、たとえリストが弾いても、あらゆる限界を超えたところや、得られる効果が、犠牲にされた美しさに対して、充分の償いとなっていないようなところでは、耳障りな箇所がたくさんあるだろうと思う。」
そしてさらに加えて、全12曲中、6番、7番、8番をとらえて「嵐の練習曲、恐怖の練習曲で、これを弾きこなせる者は世界中探してもせいぜい10人くらいしかあるまい。へたな演奏家が弾いたら、物笑いの種になる事だろう。」
超絶技巧練習曲集 S139/R2b
ラザール・ベルマン - Lazar Berman (ピアノ)
録音: 1963, Studio recording, Italy
第9番の変イ長調『回想』(Ricordanza) - Andantino が好きだ。
by kirakuossan
| 2021-08-21 10:18
| クラシック
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