2021年 03月 13日
朝の一曲 177 もう80歳をみな越えているのだろう・・・と想像しながら聴くマタイ |
2021年3月13日(土)
今朝のNML新着配信に「ベスト・オブ・ウィーン少年合唱団」なる1枚が含まれていた。ウィーン少年合唱団は日本でも昔から馴染みが深く、その歌声を聞かなかった人はいないだろう。
Wikipediaによると・・・
団員数は約100。団員達は、演奏会用に約25人ずつ「モーツァルト」「シューベルト(元宮廷少年聖歌隊員)」「ハイドン(元シュテファン寺院少年聖歌隊員で、たびたび宮廷少年聖歌隊と共演)」「ブルックナー(元歌唱指導者)」という、団やウィーンと所縁のある作曲家の名前が付けられた4つのグループに分けられ、各グループは年に11週間の演奏旅行に出かけ、世界各地で1グループが約80回の公演をこなしている。どれか1つのグループは必ず演奏旅行に出かけているので、3つのグループが学校に残っていて授業を受けている。
毎週日曜日に行われる王宮礼拝堂でのミサでは、これら3つのグループのうちの1グループが歌うことになっている。3つのグループが毎週順番に歌うため、1つのグループは3週間ごとに王宮礼拝堂で歌うことになる。
パート(声部)はソプラノとアルトのみで、声変わりやギムナジウム卒業の14歳となると退団する。「天使の歌声」のイメージを維持するためである。この厳格さが影響し、競争率は1960年代には16倍だったのが、現在は2~3倍となっている
朝の一曲
イルムガルト・ゼーフリート (ソプラノ)ヒルデガルド・レスル・マイダン - (アルト)ユリウス・パツァーク (テノール)ハンス・ブラウン (バス)オットー・ヴィーナー (バリトン)
ウィーン少年合唱団
ウィーン・ジングアカデミー
ウィーン・フィルハーモニー
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
録音: 09 April 1952, Wiener Konzerthaus, Vienna, Austria
ここに出演していた当時の合唱団員は、今ではもう80歳をみな越えているのだろう・・・と、そんなことを想像しながら聴くマタイ。
by kirakuossan
| 2021-03-13 09:49
| クラシック
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