2021年 01月 17日
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2021年1月17日(日)
中国、レアアース管理強化へ 条例案公表、対米けん制狙う
2020年1月4日の産経新聞は、南鳥島周辺の水深5000m超の海底では、電気自動車のモーターなど高性能磁性材料に使われる元素を相当量含むレアアース泥が確認されている。地球深部探査船「ちきゅう」を用いて南鳥島周辺の深海底からレアアースを採取する実証試験について、政府が着手する時期を1年以上前倒しし、令和3年度の初めから行うことが分かった。これは中国が2019年7月、南鳥島付近の公海で海底鉱物の排他的探査権を取得したことを踏まえたもので、今後、中国がハイテク製品に欠かせないレアアースの海底採取を本格化させる前に、回収技術の実用化に向けた対応を急ぐものである。
今朝の独り言
中国、レアアース管理強化へ 条例案公表、対米けん制狙う
2021年01月16日20時58分(時事通信)
【北京時事】中国政府は、レアアース(希土類)の管理を強化する条例案を公表した。電動車に搭載されるモーターの磁石などに使われるレアアースは、中国が世界最大の生産国。対米摩擦の長期化をにらみ、中国からの輸入に依存している米国をけん制する狙いもあるとみられる。
工業情報省が策定した条例案は15日付で公表された。レアアースを「重要な戦略資源」と位置付け、生産から輸出までを一貫して管理する。採掘や製錬を総量で規制するほか、戦略備蓄を進める。違法に得た所得の没収や罰金などの罰則も定める。
双日系のアルコニックス(3036)は非鉄金属を扱う専門商社で、とくにレアアースには強く、レアアースを独占する中国との間でも多くの実績を誇っている。日本が自前でレアアースを採掘できれば、当然、同社も扱いの中心的な役割を担うものとして注目されるのではないだろうか。
昨年終り頃から車載向けの半導体不足が話題に上がっていたが、ここにきて自動車各社が減産を余儀なくされるに至っている。半導体と同様、レアアースも然りで、今後の動向が注目される。
小笠原諸島の島で、本州から1,800km離れた日本の最東端。現在は一般住民はいないが海上自衛隊、気象庁、関東地方整備局の人員が常駐している。日本国の島では唯一、他の島と排他的経済水域を接していない島でもある。
排他的経済水域に存在する鉱物資源は埋蔵している段階では、沿岸国には所有権は存在せず、採掘して陸上・海上施設・船舶に引き上げられた段階で、その権利が発生する。
by kirakuossan
| 2021-01-17 07:05
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