2020年 07月 24日
女性が書いた作品とは想像もつかない作風 .......知られざる作曲家130 エミリー・メイヤー |
2020年7月24日(金)
エミリー・メイヤー(1812~1883)は、ドイツの女流作曲家。多作な作曲家であり、交響曲も8曲も書いた。
他に室内楽と歌曲も作曲、その作風は、ロマンティックななかにも、力強く男性的な旋律である。
いま、1847年に彼女が35歳時に書いた交響曲第1番を聴いているが、他のシンフォニーとも、女性が書いた作品とは想像もつかない。どれも親しみやすい音楽である。
彼女は早くして母を亡くし、28歳の時に父が亡くなると、生活の拠点をシュチェチン(現ポーランド領)に移し、そこでカール・レーヴェに作曲を教わる。30歳で初作品を書きあげる。メイヤーは、ファニー・メンデルスゾーンやクララ・シューマンと並ぶ優れた女性作曲家として評価されている。
北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団
レオ・マクフォール (指揮)
録音: 11-15 February 2019, Grosser Sendesaal, Landesfunkhaus Hannover
クレンケ四重奏団
by kirakuossan
| 2020-07-24 11:59
| 知られざる作曲家
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