2020年 06月 27日
朝の一曲 117 アラウのモーツァルト全集から |
2020年6月27日(土)
今朝のNML新着タイトルは魅力のモーツァルト21枚。スヴャトスラフ・リヒテル、アルフレッド・ブレンデル、クラウディオ・アラウ、 イングリット・ヘブラー、フリードリヒ・グルダ、クリストフ・エッシェンバッハ、マリア・ジョアン・ピレシュ、内田光子などなど、モーツァルト弾きとして名の通ったピアニストが並ぶ。
さて何から聴こうかな。5番あたりからでも・・・
朝の一曲
そのなかでも今日の聴きどころは、何といってもチリ生まれのピアニスト、クラウディオ・アラウの7枚だろう。
70歳を越えて、1973年から87年にかけてモーツァルトのピアノソナタをすべて録音した。それがこの7枚というわけ。
アラウは、戦前からヨーロッパや南米各地を演奏旅行し、1942年よりアメリカに本拠地を移す。戦後はそれこそ世界を股にかけた活動が続くが、日本にはようやく1965年に初来日した。もう60歳を越えていたが、以降日本びいきとなり、来日時には古本屋街にも出かけ、古美術書に興味を示した。おそらく神田の古書街にも姿を現したことだろう。
晩年は録音活動にも力を注いだ。このモーツァルト全集もそのひとつである。
モーツァルト:
ピアノ・ソナタ第4番、第5番、第16番
クラウディオ・アラウ - Claudio Arrau (ピアノ)
by kirakuossan
| 2020-06-27 09:25
| クラシック
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