2020年 01月 14日
200席のバロックザールでシューマンが聴ける。 |
2020年1月14日(火)
昨年の1月19日、名古屋にある宗次ホールでホアキン・アチュカロのピアノリサイタルを聴いた。全部で310席のこじんまりとしたクラシック専門のコンサートホール、そこでショパンの演奏を満喫した。あれからちょうど丸一年、今年はさらにコンパクトな全200席の京都・桂にある青山音楽記念館 バロックザールでエリソ・ヴィルサラーゼのお得意のシューマンが聴ける。
バロックザールは、天井高11mと高く、音響音がホールの天井から包むように降りてきて、演奏家の息づかいも聴こえるほどの親密さと豊かな残響をもち、まるでホールそのものが楽器のように鳴り響くホールだそうだ。
ヴィルサラーゼの演奏を聴くのは、2015年11月に東京錦糸町にあるすみだトリフォニーホールでモーツァルトやベートーヴェンのピアノ・ソナタを、そして2017年11月にも同じホールでショパンやモーツァルトなどのピアノ協奏曲を、そして今回は打って変わって小ホールでのシューマンとプロコフィエフのピアノ曲、ということで3度目となる。
ゲンリフ・ネイガウスの同じ門人であったリヒテルがヴィルサラーゼを「世界一のシューマン奏者」と称えた。そのシューマンが聴ける。
by kirakuossan
| 2020-01-14 21:27
| クラシック
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