2019年 11月 18日
朝の一曲 75 いよいよ大きく羽ばたきだしたユロフスキ |
2019年11月18日(月)
チャイコフスキー:
2007年からロンドン・フィルハーモニー管の首席、2011年からロシア国立交響楽団芸術監督、2017年からベルリン放送交響楽団首席指揮者の地位にある。いよいよ大きく羽ばたき始めた。
ロシア生まれのドイツ指揮者ウラディーミル・ミハイロヴィチ・ユロフスキ(1972~)は若手の注目指揮者のひとりだが、どちらかといえば、それは序列的に見て三番手以降の存在であった。ヤニック・ネゼ=セガンやアンドリス・ネルソンスらが先にもてはやされたからだ。ところがキリル・ペトレンコが名門バイエルン国立歌劇場音楽総監督から今般ベルリン・フィルの首席に華麗なる転身を遂げたのを機にその後釜に選ばれたユロフスキが、ここにきて大きくクローズアップされてきたのではないだろうか。なにか彼が、今後押しも押されもしない巨匠への道を先頭で歩み出していく、そんな予感がする。
今朝、チャイコフスキーのバレエ音楽に耳を傾けながら、ふと思った。
朝の一曲
バレエ音楽「くるみ割り人形」 Op. 71
スヴェシニコフ少年男性合唱団
ニーナ・クプリャノヴァ(ハープ)
ヴェラ・アルマゾヴァ(チェレスタ)
ロシア国立交響楽団
ウラディーミル・ユロフスキ(指揮)
録音: January 2019, Live recording, Moscow Tchaikovsky Conservatory Main Hall, Russia
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みな、まちがいなく着々とメジャーになっている。 |
by kirakuossan
| 2019-11-18 08:11
| クラシック
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