2019年 05月 18日
名盤◎銘盤 NO26 ワルターとゼーフリートの組み合わせで聴くマーラー |
2019年5月18日(土)

今朝8時前からイルムガルト・ゼーフリートを聴き続けて、途中中断もあったが、やはり聴き終えたら夕刻であった。ところで今日はグスタフ・マーラーの108回目の命日である。ゼーフリートの今日の締めはマーラーの交響曲4番ということにしよう。
もちろんモノ録音であるが、驚くことはゼーフリートのふくよかな美声が生々しく高音質で聴けることだ。


大指揮者ブルーノ・ワルターはこだわりのマーラーに関しては、「大地の歌」などではコントラルト歌手のキャスリーン・フェリアーを高く評価した。そして交響曲4番では、第4楽章の天国の楽しさを歌う独唱者にイルムガルト・ゼーフリートを起用した。4番はよほど気に入っていたと見えてワルターは生涯知るだけでも7度の録音を遺している。ゼーフリートとは1950年8月24日のウィーン・フィルハーモニー管弦楽団とのザルツブルク音楽祭でのライヴ録音、そして1953年1月4日のフィルハーモニー交響楽団との演奏がある。特に前者は永遠の名盤として今も輝きを放ち続けている。
イルムガルト・ゼーフリート Irmgard Seefried (ソプラノ)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ブルーノ・ワルター Bruno Walter (指揮)
録音: 24 August 1950
もちろんモノ録音であるが、驚くことはゼーフリートのふくよかな美声が生々しく高音質で聴けることだ。
by kirakuossan
| 2019-05-18 21:36
| 注目盤◎
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