気楽おっさんの蓼科偶感

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2018年 07月 29日

アズナヴールの真骨頂

2018年7月29日(日)

前に書いたことがあるが、アルメニア系のフランス人シャンソン歌手で俳優でもあるシャルル・アズナヴール(Charles Aznavour, 1924~)、彼が92歳の2年前「最後の日本ツアー2016」と題して日本ツアーを挙行した。6月13日に大阪のフェスティバルホールで公演があるのでよほど行こうかとも思ったが、結局行きそびれてしまった。多分チケットも取れなかっただろうが。そのアズナヴールが今年も日本でツアーを開くと巷で聞いた。「生誕94周年特別記念来日コンサート」と銘打って、それも5月のことで済んでしまったあとだった。
と、思ったら腕の骨折により、長時間飛行機に乗る事を医師から禁止されたため、止むを得ず延期になり、今秋の9月19日大阪公演となった。ただこれも残念なことにすでにチケットは完売の模様だ。まあ、とにかくうちの母親とひとつ違いということだから信じ難い超人である。

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昔、中学三年か高一のとき力さんと観に行ったシルビー・ヴァルタンの映画「アイドルを探せ Cherchez l'idole(1963年作)」にアズナヴールは出てきた。同名のヒット曲の作詞家でその時初めて知ったが、個性的で印象深い雰囲気に加えて素晴らしい歌唱力を聴くにつれていっぺんに魅かれてしまった。
彼はこの映画に先立ち、「ピアニストを撃て Tirez sur le pianiste (1960年作)」で映画デヴューを果たしている。そして名画「ブリキの太鼓 Die Blechtrommel(1979年作)」では主人公オスカル少年が太鼓を手に入れたユダヤ人の玩具店主人の役柄で、独身で風采が上がらないが人妻に横恋慕し、駆け落ち話を持ちかけるが適当にあしらわれる。彼独特の風貌がこの役によくマッチしていた。大歌手で名優でもあるアズナヴールの真骨頂である。

d0170835_10520739.jpgアズナヴールは作曲家でもあった。「She」、1974年に作曲され、原題は「忘れじの面影」 (Tous les visages de l’amour)で大ヒットした。今朝のBS番組で高嶋さち子とチェリストらが奏でていた。とても心洗われる恋歌である。これまたアズナヴールの真骨頂である。


She - Charles Aznavour
https://www.youtube.com/watch?v=nxaZMreym88


by kirakuossan | 2018-07-29 10:52 | その他音楽 | Trackback
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