2018年 04月 09日
ちょっとユニークなオランダのヴァイオリニスト |
2018年4月9日(月)
ビーバー:パッサカリア『守護天使』 C.105 、バルトーク:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Sz.117 、ベリオ:セクエンツァVIII~ヴァイオリンのための、と確かに聞いたこともない珍しい選曲ばかりでしたが、最後に、 J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調が入っておりました。これがいい演奏で、とゆ~か、独特の響きがしまして、でも実力のほどが推し測れましたのです。
彼女、ヤン・ヴィレム・デ・フリエンドとの共演で ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲 ニ長調 も録音しています。これなども聴きごたえのある演奏でございました。とくに第一楽章終盤のカデンツァなんか、まったくもってユニーク、初めて耳にするものでしたな。
リザ・フェルシュトマン。1979年、ロシアの音楽一家の家庭に生まれたオランダの人気ヴァイオリニスト。説明によると、「ユニークなプログラムと、聴き手にダイレクトに語りかける独特の演奏スタイルで人気を博している」とあるが、”独特の演奏スタイル”とはこのことなのでしょうか?
見るとほかに、イザイとバッハの無伴奏ソナタの一枚もありました。せめてこれぐらいのジャケットでいかがなもんでしょ。本来の素顔の清潔感も保てますし。
リザ・フェルシュトマン - Liza Ferschtman (ヴァイオリン)
ベートーヴェン:
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op. 61Violin Concerto in D Major, Op. 61
リザ・フェルシュトマン - Liza Ferschtman (ヴァイオリン)
オランダ交響楽団 - Netherlands Symphony Orchestra
ヤン・ヴィレム・デ・フリエンド - Jan Willem de Vriend (指揮)
録音: 10-12 February 2010, Muziekcentrum Enschede, Netherlands
by kirakuossan
| 2018-04-09 05:34
| クラシック
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