信州の名峰蓼科山麓の女神湖近くの山荘"tutti”は標高1650mにある。これほどの高地にある別荘は日本でもそう多くはない。だから平地とは気温が10℃も違うのです。 当ブログ名は2018年7月1日をもって「のんきなとうさんの蓼科偶感」に変更いたしました。


by kirakuossan
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政治は実行的に取り扱うべし

2018年3月29日(木)

これは本当の話である。22,3年前、伊豆の長岡温泉に旅したことがある。銀行勤務時代は夫婦水入らずで旅行することなどめったにはなかった。そんなわけでたまにはいいだろうということで老舗旅館「南山荘」の一番豪華な離れになった客室をとった。その部屋は、以前、石橋湛山が静養する時に利用したという庭の素晴らしい落ち着いた部屋だった。

d0170835_07084736.png縁側にある籐の椅子の座り心地の感触は今でも覚えているが、もう一つ今でも不思議でならない出来事があった。風呂から戻り、洗面所で歯を磨き、戸締りを確認して眠りについた。翌朝清々しい気分で目覚め、洗面所にたった。すると間違いなく昨晩はなかったのに、部分入れ歯が洗面口に引っかかっているではないか?誰一人立ち入ることはないのに奇妙なことである。これはきっと湛山先生のものに違いないとふたりして気味悪がった。
断っておくがもちろん小生のものではない。



d0170835_08450200.jpg社会党とても、国有を前提とするというのであって、即刻国有するというのではない。しからば当面の政策としては、社会党も、しばらく国有を前提とするという文字を引っ込め、妥協が出来るではないか。こういうふうに実行的に考えて行くと、何十個条か列挙した社会党の政策は、これも良し、あれも良しと、皆われわれに飲めるのである。これはまことに意味深いことである。抽象的のイデオロギーでなく、政治を実行的に取り扱う場合には、保守といい、進歩というも、諸政党間の政策に、そう、はなはだしい違いの現われるものではない。そうであればこそ、政党政治は、国民生活に支障を起さず行われるのである。
「湛山回想」より


野田聖子議員が言っていた。「反対反対というのは容易いが、問題は、どう解決するかを考えるのが大切」といった内容のことだったが、確かに、反対反対だけでは無能であって、あまりにも無責任であり、「国民のため」という見せかけだけで「国民」を愚弄していることになる。今の野党は湛山翁の時代の何十個条も列挙した社会党よりも相当劣っている。あのころは二大政党的な色彩があったし、あるべき議会政治的な、そんな意味でも今の政治は逆戻りしているのではないか。

「南山荘」は経営が立ちいかなくなったのか、廃業してしまった。





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by kirakuossan | 2018-03-29 07:18 | 偶感 | Trackback