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ベートーヴェン、もう一つのミサ曲

2018年3月26日(月)

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ベートーヴェンが書いたミサ曲といえば、1823年に完成された晩年の大曲のひとつに挙げられるミサ・ソレムニス ニ長調 作品123であるが、もうひとつとりとめがなくあまり好きではない。知らなかったが、ベートーヴェンはもうひとつミサ曲を遺している。1807年、37歳のときに書いたミサ曲 ハ長調 作品86である。
1807年といえば、ちょうど交響曲第4番を書き終え、第5番や「田園」を作曲する前年にあたる。不思議にこの年はピアノ協奏曲第4番を書いただけで、ほかに目立った作品は見当たらない。ベートーヴェンの大規模作品としては最も演奏機会の少ない部類に入るだろうこのミサ曲、でもベートーヴェンの充実した作品群が前後年に並ぶ、最も重要な時期のものだけに、聴くほどにやはりその深遠さが伝わり、聴きごたえがある。


ベートーヴェン:
Mass in C Major, Op. 86
サリー・マシューズ - Sally Matthews (ソプラノ)サラ・ミンガルド - Sara Mingardo (アルト)ジョン・マーク・エインズリー - John Mark Ainsley (テノール)アラステア・マイルズ - Alastair Miles (バス)ロンドン交響合唱団
ロンドン交響楽団 - London Symphony Orchestra
コリン・デイヴィス - Colin Davis (指揮)


今日、3月26日はベートーヴェン191回目の命日である。



by kirakuossan | 2018-03-26 23:34 | クラシック | Trackback
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