信州の名峰蓼科山麓の女神湖近くの山荘"tutti”は標高1650mにある。これほどの高地にある別荘は日本でもそう多くはない。だから平地とは気温が10℃も違うのです。 当ブログ名は2018年7月1日をもって「のんきなとうさんの蓼科偶感」に変更いたしました。


by kirakuossan
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春暁

2018年3月26日(月)


d0170835_08090116.jpg春暁

春 眠 不 覚 暁
処 処 聞 啼 鳥
夜 来 風 雨 声
花 落 知 多 少

春眠暁を覚えず
処処啼鳥を聞く
夜来風雨の声
花落つること知る多少

孟浩然




最近、魯迅の短編小説を知って、少なからず感動している。読み終えるとなぜか心にのこる。それは錯覚だろうが、昔自分もどこかで見たような、体験したような、そんな風景が呼びおこされる。
志賀直哉もきらいな方ではないが、彼の短編小説を読み終えて感動は呼びおこすことはない。意地悪にいえば、「それがどうした?」といった一種醒めた気持ちになるが、しかし魯迅は違う。「藤野先生」にはじまり、「故郷」にしたって、「家鴨の喜劇」「小さな事件」「髪の話」、それぞれにささやかな感動を覚えさせてくれる。
どうしてだろう?
それは結末に余韻を残すか、残さないかの違いだろう。



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by kirakuossan | 2018-03-26 07:52 | 文芸 | Trackback