2017年 09月 14日
南ボヘミア生まれの多作家 .......知られざる作曲家107 ピフル |
2017年9月14日(木)
古典派音楽の人気作曲家のひとりルイジ・ボッケリーニと同じ1805年に亡くなったが2歳年長の音楽家にヴァーツラフ・ピフル(1741~1805)がいる。彼は南ボヘミアに生まれ、作曲家というよりはむしろ、ヴァイオリン奏者であり声楽家、あるいは文筆家としてすぐれた能力を発揮した。そんな彼の名はまったく今では忘れ去られてしまってはいるが、ふと聞いてみると、心地よくわかりやすい、しかもそれなりに深みを持った楽曲であることに気づく。20曲のオペラやミサ曲、交響曲に至っては90曲も作曲したとされる。どれも10数分程度の小曲ではあるが、もっと気軽に聴き直されても良い作曲家ではないだろうか。
オラデア・フィルハーモニー管弦楽団
ロメオ・リムブ(指揮)
by kirakuossan
| 2017-09-14 18:25
| 知られざる作曲家
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