信州の名峰蓼科山麓の女神湖近くの山荘"tutti”は標高1650mにある。これほどの高地にある別荘は日本でもそう多くはない。だから平地とは気温が10℃も違うのです。 当ブログ名は2018年7月1日をもって「のんきなとうさんの蓼科偶感」に変更いたしました。


by kirakuossan

2018年クラシック来日公演


2017年8月22日(火)

2018年クラシック来日公演


またまた早や1年が過ぎて、来年の音楽会の情報が気にかかる頃となった。



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いよいよ2018年9月にサイモン・ラトルが新しいパートナーのロンドン交響楽団を引きつれて来日公演を行う。演目はマーラー第9番とシベリウス第5番。はたして関西で公演があるかどうかだが・・・

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10月には、札幌文化芸術劇場のこけら落としとしてアンドレア・バッティストーニが札幌交響楽団を指揮して歌劇「アイーダ」を上演する。これは聴きものだが、さすがに北海道までは行けない、と思っていたら、その後、神奈川、兵庫、大分でも今度は手兵の東京フィルハーモニーを指揮して「アイーダ」をやるそうで、バッティストーニの真価はオペラにある。兵庫公演は聴き逃せない。
また一方では大阪フィルハーモニーにも客演してレスピーギの「ローマ三部作」を振るそうで、これも楽しみである。こちらの方はフェスティバルホールで2月16、17日の2公演。

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2月にマルク・ミンコフスキがルーブル宮音楽隊(ミュジシャン・デュ・ルーブル)と来日、ハイドンやモーツァルトで馴染み深いが、メンデルスゾーンの「スコットランド」と「イタリア」という魅力的なプログラムを披露する。ただ残念ながら東京オペラシティコンサートホールでの2公演のようだ?

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6月、8年ぶりにフランツ・ウェルザー=メストがクリーヴランド管弦楽団とともにやって来る。恐らくベートーヴェンプログラムが中心となるだろう。5公演ともサントリーホールの模様だ。ウェルザー=メストは11月のウィーン・フィルハーモニーとの演奏会でもタクトを振る。

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また6月には、ネビル・マリナー亡き後のアカデミー室内管弦楽団が来演、グラミー賞受賞のヴァイオリニストでもあるジョシュア・ベルを新たに指揮者に迎えての初お目見え公演となる。


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話題性では、ニューヨーク・フィルハーモニックの新たな音楽監督に9月に就くことになっているヤーブ・ヴァン・ズヴェーデンが一足先、共に3月にやってくる。マーラーの第5番やストラヴィンスキーの「春の祭典」をひっ提げての注目の演奏会となるだろう。
3月11日京都公演は「春の祭典」
ズヴェーデンは1979年から1995年までアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団のコンサート・マスターを務め、その後指揮者に転向した異才。現在香港フィルハーモニーの音楽監督でもあってナクソスでも馴染みのある指揮者である。
彼は同時にダラス交響楽団の音楽監督の地位にもあって、NMLで配信されているマーラーの第3番はド迫力の名演である。



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パーヴォ・ヤルヴィ指揮 ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団 は今年も12月に来日予定。カンマーは室内楽団の意、水準の高さは実証済みでヤルヴィとのコンビも14年を迎え、完璧な音楽が聴ける。マーラーの第7番、それに珍しいブルックナーの第1番などが聴けそうだ。

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そしてオーケストラではもう一つ、ヘルベルト・ブロムシュテットと共に昨年来日したバンベルク交響楽団が来年は首席に就いたばかりのヤクブ・フルシャを伴ってこれも6月にやって来る。ここでもまたマーラーの第3番とドヴォルザークの第8番が予定されているが、もう一点、注目されるのはユリアンナ・アヴデーエワとの共演でブラームスのピアノ協奏曲1番をやることだろう。アヴデーエワとなら是非聴きに行って見たい演奏会である。

以上の他に、例年若しくは頻繁に来日するオケなども勢揃いする。ズービン・メータ指揮/イスラエル・フィルハーモニー(5月)、ミハイル・プレトニョフ指揮/ロシア・ナショナル管弦楽団(6月)、アンドレス・オロスコ=エストラーダ指揮/フランクフルト放送交響楽団(6月)、クリスティアン・ティーレーマン指揮/ドレスデン国立歌劇場管弦楽団(10月)、マリス・ヤンソンス指揮/バイエルン放送交響楽団(11月)、ユーリ・テミルカーノフ指揮/サンクトペテルブルグ・フィルハーモニー(11月)、トーマス・ヘンゲルブロック指揮/NDRエルプ・フィルハーモニー(11月)、フランツ・ウェルザー=メスト指揮/ウイーン・フィルハーモニー(11月)、ダニエル・ハーディング指揮/パリ管弦楽団(12月)・・・と目白押しである。




一方、ピアニストも2018年は例年になく活況を呈する。月ごとに追って見ると・・・

1月のチョ・ソンジンに始まり、2月にニコライ・ルガンスキー、3月マレイ・ペライア、ユジャ・ワン、4月には常連のダン・タイ・ソンに実力派マリア・ジュアン・ピレッシュが、そして5月にはマルタ・アルゲリッチ、アルゲリッチはピレッシュ(ピリス)と同様、もうそろそろ元気なうち(先方が)に一度は聴いておかないと・・・と思っている。
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d0170835_16165080.jpgd0170835_16212607.jpg6月は例のユリアンナ・アヴデーエワ、8月はベテランのネルソン・フレイレと美貌のピアニストリーズ・ドゥ・ラ・サール、さらに9月にアレクサンダー・ガヴリリュクと我らのアリス=紗良・オットー、毎年来るジャン=マルク・ルイサダに、シャルル・リシャール=アムラン、それに実力派のクリスティアン・ツィメルマン。ツィメルマンはまたびわ湖ホールへ来てくれるのか? d0170835_16305928.jpgd0170835_16313025.jpg10月には内田光子マウリツィオ・ポリーニブルーノ=レオナルド・ゲルバーといった豪華陣。この3人はどれも聴いておきたいピアニスト、あとはスケジュールとプログラム、そしてチケット代金との兼ね合いだ。11月には、エレーヌ・グリモー、エフゲニー・キーシン、そして今年東京まで聴きに行くエリソ・ヴィルサラーゼが毎年同じ月に来日する。締めの12月はゲルハルト・オピッツとイーヴォ・ボゴレッチ。
以上の来日の顔ぶれを見ていると、現代のピアニスト界のスターが1年を通して勢ぞろいする感がある。まさに圧巻、来年はピアノリサイタルの情報を早めから入念にチェックする必要がありそうだ。





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by kirakuossan | 2017-08-22 11:56 | クラシック | Trackback