2017年 07月 26日
2017年夏の選手権大会 甲子園で「赤鬼魂」の活躍が愉しみ |
2017年7月26日(水)
嬉しい。声援を送っていた彦根東が見事優勝した。この春季大会を制し、続けて夏の選手権大会でも頂点に立ったわけだから名実ともに滋賀の代表校に相応しい。今日の決勝戦も近江高を相手にがっぷりと組み、全く隙を与えなかった。 今大会の組み合わせは正直言って最も難敵の多いブロックに入った。その中で比叡山に勝った滋賀学園、さらには八幡商といったところを打破してでの優勝だけに余計に価値がある。
彦根東は4年ぶり2度目の優勝、4年前は、今同志社大学の抑えで投げている技巧派平尾拓也を擁して初優勝を遂げた。あの時は近江兄弟社相手に試合開始前から雨が降っての泥んこゲーム、でも両校が好守備を連発して、何度もグランドに砂を入れ中断したが、引き締まった好ゲームであった。その時より今年のメンバーの方が投好守すべてにおいて実力的には上だろう。2年生左腕の増居翔太投手は球に切れがあって相手打線もそうはたやすくは打てない。その証拠に近江の強打線も6安打に仕留められ、三振の山を築いた。さらに彦根東の打線が素晴らしい。とくに1番から6番までは誰もが長打も打てる力強さがある。
春季大会で優勝の後、近畿大会の1回戦で増居投手が龍谷大平安戦で2安打完投、3-2で勝った。続く準決勝では優勝した大阪桐蔭を相手に8回まで3-2とリード、惜しくも最終回に2点を許し3-4と逆転負けを喫したが、力は互角以上だった。このときも最後に増居投手が登場し、2年生ながら大舞台に慣れている。以上からしても彦根東の実力は全国レベルと言え、甲子園でも「赤鬼魂」の活躍が大いに期待できるのである。
by kirakuossan
| 2017-07-26 16:27
| スポーツ
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