2017年 07月 25日
2017年夏の選手権大会 もう一つの古豪商業高校 |
2017年7月25日(火)
福岡大会準々決勝再試合(7回コールド)
7月12日に、歴史を持つ県立の商業高校に初めての甲子園出場を期待して21校を挙げたが、最も旧い歴史で最も有望であった長野県の小諸商が第一シードながら強豪校松商学園に準々決勝で敗れてしまい、その夢ははかなく消えた。その松商学園が昨日佐久長聖を接戦の末5-4で下し、長野県代表として9年ぶり36回目の甲子園出場を決めた。松商は私学でも有数の商業高校であるが、他の各地では今年も商業高校の名は影が薄い。この甲子園未踏の21校は今年もすべて敗れ去り、他に応援していた広島の尾道商、広島商もすでに消え去り、決勝戦に残ってきそうな商業高校はすでにほとんどなくなってしまった。
大分商(大分)津商(三重)浜松商(静岡)玉島商(岡山)明石商(兵庫)高岡商(富山)福井商(福井)大垣商(岐阜)市岐阜商(岐阜)米子松蔭(鳥取)岩国商(山口)久留米商(福岡)ぐらいで、ひょっとすれば松商以外はゼロになるかもしれない。
そんな中で秘かに期待していたのが古豪の久留米商、昨日途中経過を知って諦めていたら、今朝見るとあれから執念の同点劇を演じていた。
(延長11回降雨コールド)
久留米商0100401010=7
筑陽学園2103100000=7
久留米市立久留米商業高等学校は1896年設立の市立商業高校で全国でも屈指の伝統校。甲子園にも過去夏4度、春5度出場の名門校で、1962年の夏の大会では決勝戦まで進み、惜しくも作新学院の前に0-1で屈した。その後1983年の夏にも準決勝まで進み、横浜商に敗れた。最後の甲子園は1985年夏の3回戦、例の滋賀の甲西がベスト4まで進んだ大会で、その甲西に延長の末、1-2で敗れた。以降久留米商の名は途絶えた。
今日、久留米商の再試合が行われる。久々に久留米の名を甲子園で聞きたいものだ。
追記:
(18:00)
久留米商3400200= 9
筑陽学園1000100= 2
追記:
2017年7月26日(水)
大分商(大分)津商(三重)浜松商(静岡)玉島商(岡山)岩国商(山口)が姿を消した。
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by kirakuossan
| 2017-07-25 07:51
| スポーツ
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