2017年 07月 04日
2017年夏の選手権大会 出場校予想⑫新潟 |
2017年7月4日(火)
出場校予想はズバリ言って、この春季大会ベスト4から出るだろう。この4校が一歩抜き出た実力を持つと考えられる。全国区に実力が実証された日本文理、夏に強い中越と新潟明訓、それにあと一歩で甲子園が届かない実力校関根学園だ。関根学園は、今までベスト8が壁だったが、2014年夏、新潟明訓を退け一気に決勝まで到達、残念ながらこの年甲子園で準優勝した日本文理に2-4で敗れた。それも最終回の思わぬ逆転負けだった。日本文理からすればこの逆転劇がなければ甲子園での雄姿もなかったということで、ホント、野球は紙一重である。
新潟県は春夏あわせての勝率が30勝68敗と.306、これは1厘差で島根に次いでワースト2である。勝利数から言えば島根の40勝に対して10勝も少なく全国でもっとも勝ち星が少ない県である。たしかに高校野球に関しては後進県と呼ばれても仕方ないだろう。それと新潟県と聞いて強豪校や古豪がどこもイメージできないのも事実である。新発田農や小千谷高あたりが思い浮かぶだけで、例えば秋田なら秋田商、青森なら光星、福島なら聖和学院・・・といったようにその県を代表する抜きん出た学校がないということである。敢て挙げるならば、夏10回の中越高、昨今力をつけ、3年前の夏、準優勝に輝いた日本文理、そして夏7回の新潟明訓、さらに名門なら長岡(旧長岡中)ぐらいか。
2017年夏決勝
関根学園110000000=2
日本文理000000103x=4
翌15年夏は準々決勝まで、16年の秋の大会ではまた日本文理に負け、3位で北信越大会に出場(1回戦で日本航空石川に敗れる)した。そして今春季大会で県4位で北信越大会に出場、ここでも啓新(福井1位)に0-9と完敗。関根学園が悲願を達成するためには準決勝で当たりそうな日本文理を負かす以外に道はない。果して3年前のリベンジが準決勝で見られるかどうか。
〇日本文理△中越▲関根学園
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by kirakuossan
| 2017-07-04 14:56
| スポーツ
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