2016年 11月 27日
稀勢の里が69勝で年間最多勝 |
2016年11月27日(日)
2016年度の大相撲を終えて・・・
九州場所は肩のケガもようやく癒えて鶴竜が7場所ぶり3度目の賜杯を手にしたが、彼がインタヴューで応えていた。「止まっていた日が動き出した」これは本人の復活宣言でもあり、「来場所からは誰が優勝するかいよいよわからなくなってきて面白くなるのでは・・・」と北の富士親方も言っていたが、白鵬1強から、横綱、大関誰にでもチャンスがあるような展開になってきて、来年はさらに面白くなりそうだ。
今年は初場所に琴奨菊、3月、5月と白鵬が連覇したあと、7月場所は日馬富士、先場所が豪栄道、そして今場所が鶴竜ということで3横綱2大関が制した。ここでも不思議なのは、やはり稀勢の里が入っていないことである。
その稀勢の里が今年の最高勝利数69勝を挙げたということだからなおさら不可思議なことである。結びの一番鶴竜が日馬富士を一蹴して優勝に花を添えたが、2位が日馬富士の67勝、白鵬62勝、鶴竜57勝、豪栄道56勝と続く。白鵬が先場所休場したためとはいうものの立派な勝利数である。先場所優勝した豪栄道とは13勝の開きがあり、北の富士親方曰く「九州場所でなかったらブーイングですよ」の琴奨菊など休場もあったが僅かに47勝で、一場所平均8勝にも満たない。
もちろん年間最多勝を挙げながら一度も優勝がなかったというのも初めてのことらしい。どうだろう、相撲協会も決まりを替えて、年間最多勝は1場所優勝に準ずるとでもして欲しいものだ。それほどに稀勢の里は実際強かったのだ。
解説者の元横綱北の富士と向こう正面の元舞の海とのコンビは聞いていて愉しい。それに今日は藤井康生アナウンサー、この3人はウマの合う者同志のような気がする。前にも書いたが、北の富士と藤井アナが同じような真っ黒な日焼け顔で出てきたことがある。これは明らかに昨日一緒にゴルフにいってきた証拠で、ちょんバレだった。それほどよく似た日焼け方だった。すべて憶測だがよほど相性がいいのだろう。今日も高安が今場所大関を狙いながら、自ら体重を増やし過ぎて動きが鈍かったことにふれ北の富士は例の調子で喋っていた。「ねえ、藤井さん、力士はネ、取りごろというのがあるんですよ、体を大きくすればいいというそんな妄想に憑りつかれてはダメ」
やはり”さん”づけするぐらいだから、よほど仲がいいんだ。
とにかくこの一年楽しく相撲を観させてもらいました。
余談だが、藤井康生アナは主に大相撲と競馬中継をてがけるが、20年前のアトランタオリンピックでは女子マラソンで銅メダルを獲得した有森裕子選手へのインタヴューで「自分で自分を褒めたいと思います」というコメントを引き出したことでも知られる。
そして今日の九州場所千秋楽のテレビ実況をもって大相撲中継の実況から引退した。
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2016年度の大相撲を終えて・・・
九州場所は肩のケガもようやく癒えて鶴竜が7場所ぶり3度目の賜杯を手にしたが、彼がインタヴューで応えていた。「止まっていた日が動き出した」これは本人の復活宣言でもあり、「来場所からは誰が優勝するかいよいよわからなくなってきて面白くなるのでは・・・」と北の富士親方も言っていたが、白鵬1強から、横綱、大関誰にでもチャンスがあるような展開になってきて、来年はさらに面白くなりそうだ。
今年は初場所に琴奨菊、3月、5月と白鵬が連覇したあと、7月場所は日馬富士、先場所が豪栄道、そして今場所が鶴竜ということで3横綱2大関が制した。ここでも不思議なのは、やはり稀勢の里が入っていないことである。
その稀勢の里が今年の最高勝利数69勝を挙げたということだからなおさら不可思議なことである。結びの一番鶴竜が日馬富士を一蹴して優勝に花を添えたが、2位が日馬富士の67勝、白鵬62勝、鶴竜57勝、豪栄道56勝と続く。白鵬が先場所休場したためとはいうものの立派な勝利数である。先場所優勝した豪栄道とは13勝の開きがあり、北の富士親方曰く「九州場所でなかったらブーイングですよ」の琴奨菊など休場もあったが僅かに47勝で、一場所平均8勝にも満たない。
もちろん年間最多勝を挙げながら一度も優勝がなかったというのも初めてのことらしい。どうだろう、相撲協会も決まりを替えて、年間最多勝は1場所優勝に準ずるとでもして欲しいものだ。それほどに稀勢の里は実際強かったのだ。
解説者の元横綱北の富士と向こう正面の元舞の海とのコンビは聞いていて愉しい。それに今日は藤井康生アナウンサー、この3人はウマの合う者同志のような気がする。前にも書いたが、北の富士と藤井アナが同じような真っ黒な日焼け顔で出てきたことがある。これは明らかに昨日一緒にゴルフにいってきた証拠で、ちょんバレだった。それほどよく似た日焼け方だった。すべて憶測だがよほど相性がいいのだろう。今日も高安が今場所大関を狙いながら、自ら体重を増やし過ぎて動きが鈍かったことにふれ北の富士は例の調子で喋っていた。「ねえ、藤井さん、力士はネ、取りごろというのがあるんですよ、体を大きくすればいいというそんな妄想に憑りつかれてはダメ」
やはり”さん”づけするぐらいだから、よほど仲がいいんだ。
とにかくこの一年楽しく相撲を観させてもらいました。
余談だが、藤井康生アナは主に大相撲と競馬中継をてがけるが、20年前のアトランタオリンピックでは女子マラソンで銅メダルを獲得した有森裕子選手へのインタヴューで「自分で自分を褒めたいと思います」というコメントを引き出したことでも知られる。
そして今日の九州場所千秋楽のテレビ実況をもって大相撲中継の実況から引退した。
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by kirakuossan
| 2016-11-27 19:18
| スポーツ
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