2016年 02月 23日
切っても切れない関係 |
2016年2月23日(火)
政府観光局が1月に発表した2015年の訪日外国人観光客数は、前年比47.1%増の1973万7400人で、過去最高だった14年の1341万3467人を大幅に上回り、3年連続で過去最高を更新した。訪日ビザの要件緩和や円安などを受けて、中国などを中心に訪日ブームが続き、1964年の統計開始以降、最大の伸びとなった。1000万人を突破した13年からほぼ倍増、政府が目標とする「東京五輪が開かれる20年に訪日外国人2000万人」はすでに目前に迫った。国別では中国499万人(対前年2.1倍)韓国400万人(40%増)台湾367万人(30%増)、この3国を合せて1260万人を超える。
中国本土から海外へ出かけた人の数は、この中には香港、マカオ、台湾を含むが、1億2000万人はゆうに超える。これは中国経済の急速な発展で富裕層だけでなく、中間層にも及んだことも背景にあって、20年前は数百万人だったのが20倍近くに膨れ上がった。1億2000万人といえば、日本人全員が海外旅行をしたも同然で、中国の人口が13億5000万人とすれば、10人に1人は海外へ出かけたことになる。日本への観光客が約500万にも上るが、全体の海外へ出かけた数からいえば、まだ5%にも満たない。これは意外な数字だ。
また訪日外国人による消費額も前年比71%増の3兆4771億円で過去最高を記録した。このうち、中国人が1兆4174億円(対前年2.5倍)で、まさに「爆買い」であった。
ただ今後の見通しだが、今年には2000万人を超えることは期待されるが、中国経済の先行き不透明感が増しており、昨年のような急激な増加が続くとは考えにくく、伸びは少し緩やかになるのではないか、という見通しだ。
一方、昨年に出国した日本人は同4%減の1621万2100人。大阪万博が開かれた70年以来45年ぶりに訪日外国人が出国日本人を上回った。
こうしてみると日本も中国も国民全体の1割程度が海外旅行をしていることになる。自分が海外へ行かないだけに、これは驚きの数字である。
中国人の日本の率直な印象は・・・
政府観光局が1月に発表した2015年の訪日外国人観光客数は、前年比47.1%増の1973万7400人で、過去最高だった14年の1341万3467人を大幅に上回り、3年連続で過去最高を更新した。訪日ビザの要件緩和や円安などを受けて、中国などを中心に訪日ブームが続き、1964年の統計開始以降、最大の伸びとなった。1000万人を突破した13年からほぼ倍増、政府が目標とする「東京五輪が開かれる20年に訪日外国人2000万人」はすでに目前に迫った。国別では中国499万人(対前年2.1倍)韓国400万人(40%増)台湾367万人(30%増)、この3国を合せて1260万人を超える。
中国本土から海外へ出かけた人の数は、この中には香港、マカオ、台湾を含むが、1億2000万人はゆうに超える。これは中国経済の急速な発展で富裕層だけでなく、中間層にも及んだことも背景にあって、20年前は数百万人だったのが20倍近くに膨れ上がった。1億2000万人といえば、日本人全員が海外旅行をしたも同然で、中国の人口が13億5000万人とすれば、10人に1人は海外へ出かけたことになる。日本への観光客が約500万にも上るが、全体の海外へ出かけた数からいえば、まだ5%にも満たない。これは意外な数字だ。
また訪日外国人による消費額も前年比71%増の3兆4771億円で過去最高を記録した。このうち、中国人が1兆4174億円(対前年2.5倍)で、まさに「爆買い」であった。
ただ今後の見通しだが、今年には2000万人を超えることは期待されるが、中国経済の先行き不透明感が増しており、昨年のような急激な増加が続くとは考えにくく、伸びは少し緩やかになるのではないか、という見通しだ。
一方、昨年に出国した日本人は同4%減の1621万2100人。大阪万博が開かれた70年以来45年ぶりに訪日外国人が出国日本人を上回った。
こうしてみると日本も中国も国民全体の1割程度が海外旅行をしていることになる。自分が海外へ行かないだけに、これは驚きの数字である。
中国人の日本の率直な印象は・・・
道路でゴミ箱を見かけることはほとんどなかったがゴミが落ちていない。逆に、中国ではいたるところにゴミ箱が設置されているのに路上はゴミだらけである。
日本人は各々の人的素質が高く、会話は小声でする。しかも日本人は温和で、礼儀正しく、自己の利益のために他人を陥れるということもない。とにかく日本は非常に清潔であった。
これらのことは中国のサイトに掲載されたことなので、正直な感想なのだろう。
ほんの梅のことから、菅原道真を思い出し、そして道真が遣唐使廃止の建議をしたことを知り、さらに唐の時代に遡り、1000年以上も前に長安の都に日本人が出向き、どれだけの数多くの恩恵を得てきたことか・・・
日本と中国は、切っても切れない関係にある。それはいつの時代も、またこれからもそうあり続けるわけで、だからもっと理解し合わなければ、たがいに不幸である。
日本人は各々の人的素質が高く、会話は小声でする。しかも日本人は温和で、礼儀正しく、自己の利益のために他人を陥れるということもない。とにかく日本は非常に清潔であった。
これらのことは中国のサイトに掲載されたことなので、正直な感想なのだろう。
ほんの梅のことから、菅原道真を思い出し、そして道真が遣唐使廃止の建議をしたことを知り、さらに唐の時代に遡り、1000年以上も前に長安の都に日本人が出向き、どれだけの数多くの恩恵を得てきたことか・・・
日本と中国は、切っても切れない関係にある。それはいつの時代も、またこれからもそうあり続けるわけで、だからもっと理解し合わなければ、たがいに不幸である。
by kirakuossan
| 2016-02-23 09:08
| 偶感
|
Trackback