2016年 01月 29日
責任転嫁は「私の政治家としての美学、生きざまに反することであります・・・」 |
2016年1月29日(金)
金銭授受疑惑が報じられている甘利明経済再生相が「秘書のせいと責任転嫁できない。閣僚の職を辞する」と辞任を表明した。
会見では、「たとえ部下のやったこととはいえ、そのような問題を見過ごしていたことの自分を責め、監督責任を痛感しています。本来安倍政権を支えるべき中心的立場の人間が逆にその足を引っ張る結果となった。甘利明にとっては誠に耐えがたい事態であります。私自身に関わることで権威ある国政が停滞し、足かせになることは私の信念にも反します。政治家としてけじめをつけることは、政治家は結果責任であり、国民の信頼の上にある。たとえ自分自身は潔白であっても責任転嫁をすることはできません。そのことは私の政治家としての美学、生きざまに反することであります・・・」
この会見を聞いていて、辞任はやむなしとは思うが、誠心誠意活動してきた政治家として映っていただけに残念な思いもする。しかし、事務所など取り巻きも、そして本人にも気のゆるみがあってこのような事態を招いたことも事実だろう。またぞろ政治とカネの問題が取りざたされうんざりだが、野党がそれ幸いと騒ぎ、結果そんなことで国政が停滞し、国益に影響が出ることが一番心配である。
その横で先週の22日に、生活の党と山本太郎となかまたちの代表からこんな発言があったようだ。
生活の党と山本太郎となかまたちの小沢一郎代表は、甘利明経済再生担当相の金銭授受疑惑に関し「事実だとすれば司直の手できちんと捜査すべきたぐいの問題だ」と述べた。国会内で記者団に答えた。
この22日の記事を見て呆れかえる思いがした。少なくとも、部下のやったことを見過ごしていながら”秘書のせいと責任転嫁するような男”だけには言われたくない話である。
金銭授受疑惑が報じられている甘利明経済再生相が「秘書のせいと責任転嫁できない。閣僚の職を辞する」と辞任を表明した。
会見では、「たとえ部下のやったこととはいえ、そのような問題を見過ごしていたことの自分を責め、監督責任を痛感しています。本来安倍政権を支えるべき中心的立場の人間が逆にその足を引っ張る結果となった。甘利明にとっては誠に耐えがたい事態であります。私自身に関わることで権威ある国政が停滞し、足かせになることは私の信念にも反します。政治家としてけじめをつけることは、政治家は結果責任であり、国民の信頼の上にある。たとえ自分自身は潔白であっても責任転嫁をすることはできません。そのことは私の政治家としての美学、生きざまに反することであります・・・」
この会見を聞いていて、辞任はやむなしとは思うが、誠心誠意活動してきた政治家として映っていただけに残念な思いもする。しかし、事務所など取り巻きも、そして本人にも気のゆるみがあってこのような事態を招いたことも事実だろう。またぞろ政治とカネの問題が取りざたされうんざりだが、野党がそれ幸いと騒ぎ、結果そんなことで国政が停滞し、国益に影響が出ることが一番心配である。
その横で先週の22日に、生活の党と山本太郎となかまたちの代表からこんな発言があったようだ。
生活の党と山本太郎となかまたちの小沢一郎代表は、甘利明経済再生担当相の金銭授受疑惑に関し「事実だとすれば司直の手できちんと捜査すべきたぐいの問題だ」と述べた。国会内で記者団に答えた。
この22日の記事を見て呆れかえる思いがした。少なくとも、部下のやったことを見過ごしていながら”秘書のせいと責任転嫁するような男”だけには言われたくない話である。
by kirakuossan
| 2016-01-29 07:39
| 偶感
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