2015年 04月 04日
上野藪そば |
2015年4月4日(土)
「かんだやぶそば」、「並木藪蕎麦」、「池之端藪蕎麦」が「藪蕎麦御三家」とされている。この3軒はすでに制覇していたが、実はもう一軒、上野藪そばという老舗がある。今日はそこを訪れた。アメ横商店街の一筋南角にその店はあった。11時半に着くと、それまで長い行列であったのだう、続々と客が入っていった。探し当てた努力が報われた、グッドタイミングだ。 明治25年の創業だというから、実に125年の歴史になる。「藪蕎麦」の中でも、際立って古い暖簾を誇る店で、今の東京の老舗で、手打ちを守っている店はそう多くはない。この店は江戸流の蕎麦打ちの技術を伝える名店とされている。
「かんだやぶそば」の時と同じように、まず菊正宗の熱燗を一本つけてもらい、あては浅草海苔とジャコのかかった辛味大根に、初めからついて出てくるそば味噌。美味い!最高に美味い!どうして菊正宗がここでこうして飲むとこんなにも美味いのか不思議だ。どうも雰囲気だけではなさそうだ。次にお目当てのせいろうを注文。今日は間違えずに最初から2枚を頼む。
二段になって厳かに出てきた。「いい色してる!」最初に少し残しておいた辛味大根と一緒に食べる。「おおっ、確かにこしがあってよい歯ごたえがする」
さあ次は、だしにつけて、ズズズっと... これがいけなかった。甘い、辛甘いのでもなく、全体に甘すぎる。何度も確かめてみたが、残念ながら小生の口には甘すぎた。
これでそば湯の楽しみも半減した。代わりに熱い蕎麦茶を入れ直してもらったら、この蕎麦茶がなかなかの味であった。蕎麦はさすがにあれだけ上出来なのに、だしが口に合わず残念な思いをして帰ってきた。
御代は3000円ちょっと。うちのかみさん、蕎麦だけは外食で食べるのは高すぎる感じがして蕎麦屋へ行こうとは絶対しない。もし今日の御代を知ったら多分間違いなく卒倒してしまうだろう。
ということで、自分の口に合うのは、”オチョウシ~イッポン~♪”と、女主人が帳場でデンと陣取る「かんだやぶそば」の方だ。それにしても、蕎麦屋でつける一本の菊正宗はどこで飲んでも美味しいなあ~
「かんだやぶそば」の時と同じように、まず菊正宗の熱燗を一本つけてもらい、あては浅草海苔とジャコのかかった辛味大根に、初めからついて出てくるそば味噌。美味い!最高に美味い!どうして菊正宗がここでこうして飲むとこんなにも美味いのか不思議だ。どうも雰囲気だけではなさそうだ。次にお目当てのせいろうを注文。今日は間違えずに最初から2枚を頼む。
二段になって厳かに出てきた。「いい色してる!」最初に少し残しておいた辛味大根と一緒に食べる。「おおっ、確かにこしがあってよい歯ごたえがする」
さあ次は、だしにつけて、ズズズっと... これがいけなかった。甘い、辛甘いのでもなく、全体に甘すぎる。何度も確かめてみたが、残念ながら小生の口には甘すぎた。
これでそば湯の楽しみも半減した。代わりに熱い蕎麦茶を入れ直してもらったら、この蕎麦茶がなかなかの味であった。蕎麦はさすがにあれだけ上出来なのに、だしが口に合わず残念な思いをして帰ってきた。
御代は3000円ちょっと。うちのかみさん、蕎麦だけは外食で食べるのは高すぎる感じがして蕎麦屋へ行こうとは絶対しない。もし今日の御代を知ったら多分間違いなく卒倒してしまうだろう。
ということで、自分の口に合うのは、”オチョウシ~イッポン~♪”と、女主人が帳場でデンと陣取る「かんだやぶそば」の方だ。それにしても、蕎麦屋でつける一本の菊正宗はどこで飲んでも美味しいなあ~
by kirakuossan
| 2015-04-04 20:00
| 食・酒
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