2015年 01月 09日
なかなか粋な大工もいたもんだ。 |
2015年1月9日(金)
「書おくも かたみとなれや 此すみふて 我わいつく之 つちなるらん」寛永弐拾壱年卯月十三日。京都・仁和寺の天井梁に370年前に大工が書いたと思われる落書きが見つかった。
「いつどこで死ぬかわからぬなか、ここに書き残すことを形見にしよう」という意味で、当時、巡礼者の間で流行した歌の定型だったとされる。
本尊の千手観音菩薩を安置する観音堂は、1641年から44年にかけて建立されたが、老朽化が進み、現在、初めて半解体修理が進められている。落書きは、縦27cm、横80cmの大きさで、屋根の下の完全に隠れる部分に大胆な筆遣いで書かれていて、屋根を張る前に大工が書いたのだろうと推測されている。(1/9 京都新聞参照)
なかなか粋な大工もいたもんだ。
この年(1644年)、松尾芭蕉が生まれ、イタリアではヴァイオリンの名器製作者として名高いアントニオ・ストラディバリが生まれた。
「書おくも かたみとなれや 此すみふて 我わいつく之 つちなるらん」寛永弐拾壱年卯月十三日。京都・仁和寺の天井梁に370年前に大工が書いたと思われる落書きが見つかった。
「いつどこで死ぬかわからぬなか、ここに書き残すことを形見にしよう」という意味で、当時、巡礼者の間で流行した歌の定型だったとされる。
本尊の千手観音菩薩を安置する観音堂は、1641年から44年にかけて建立されたが、老朽化が進み、現在、初めて半解体修理が進められている。落書きは、縦27cm、横80cmの大きさで、屋根の下の完全に隠れる部分に大胆な筆遣いで書かれていて、屋根を張る前に大工が書いたのだろうと推測されている。(1/9 京都新聞参照)
なかなか粋な大工もいたもんだ。
この年(1644年)、松尾芭蕉が生まれ、イタリアではヴァイオリンの名器製作者として名高いアントニオ・ストラディバリが生まれた。
by kirakuossan
| 2015-01-09 21:26
| 偶感
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