2014年 06月 08日
いよいよ開幕 ”俄か予備知識”で観戦の手引き |
2014年6月8日(日)
2014 FIFA ブラジル ワールドカップ
サッカーは普段はまず見ない。見るとしたら、ワールドカップとオリンピックぐらい。だから2年に1度は、”俄かサッカーファン”となって日本代表を応援する。そのワールドカップブラジル大会が開幕まであと5日と迫った。
これもせっかく見るのなら、日本だけでなく強いチームの試合も見るほうが愉しいと、自分なりに”俄か予備知識”を整理してみた。この大会に出て来るチームはみな強いのだが、その中でもあえて強弱をつけてみた。その基準はFIFAランキング評による。
GROUPA
ブラジル(20連続20回)優勝5回 FIFA9→3
クロアチア(2ぶり4回)3位 FIFA16→18
メキシコ(6連続15回)B8 FIFA21→20
カメルーン(2連続7回目)B8 FIFA46→56
GROUPB
スペイン(10連続14回)優勝1回 FIFA1→1
オランダ(3連続10回)準優勝3回 FIFA10→15
チリ(2連続9回)3位 FIFA14→14
オーストラリア(3連続4回目)B16 FIFA53→62
GROUPC
コロンビア(4ぶり5回)B16 FIFA5→8
ギリシャ(2連続3回)― FIFA12→12
コートジボワール(3連続3回)― FIFA23→23
日本(5連続5回目)B16 FIFA50→46
GROUPD
ウルグアイ(2連続12回)優勝2回 FIFA7→7
イタリア(14連続18回目)優勝4回 FIFA8→9
イングランド(5連続14回)優勝1回 FIFA15→10
コスタリカ(2ぶり4回)B16 FIFA35→28
GROUPE
スイス(3連続10回)B8 FIFA6→6
フランス(5連続14回)優勝1回 FIFA18→17
エクアドル(2ぶり3回目)B16 FIFA24→26
ホンジュラス(2連続3回)― FIFA40→33
GROUPF
アルゼンチン(11連続16回)優勝2回 FIFA3→5
ボスニア・ヘルツェゴビナ(初出場)― FIFA17→21
イラン(2ぶり4回目)― FIFA38→43
ナイジェリア(2連続5回)B16 FIFA47→44
GROUPG
ドイツ(16連続18回)優勝3回 FIFA2→2
ポルトガル(4連続6回)3位 FIFA4→4
アメリカ合衆国(7連続10回)3位 FIFA13→13
ガーナ(3連続3回目)B8 FIFA37→37
GROUPH
ベルギー(3ぶり12回)3位 FIFA11→11
ロシア(3ぶり10回)4位 FIFA22→19
アルジェリア(2連続4回)― FIFA26→22
韓国(8連続9回目)4位 FIFA61→57
こうして見ると、グループB、D、E、G、H、それに日本の入るがグループCが大混線の模様。とくにレベルの高さではグループDとグループGは熾烈。
各グループの強豪同士の対戦が開幕して直後から比較的早い時期に集中しているので見逃せない。とくに前回大会の優勝スペインと準優勝オランダが皮肉にも同じグループBになった。その対決が早速14日にあるのは要注目。
13日(4:30)ブラジル-クロアチア
14日(3:00)スペイン-オランダ
15日(6:50)イタリア-イングランド
15日(9:45)コートジボワール-日本
16日(0:40)ドイツ-ポルトガル
20日(3:30)ウルグアイ-イングランド
20日(6:40)ギリシャ-日本
21日(3:45)スイス-フランス
22日(0:44)ベルギー-ロシア
24日(0:40)イタリア-ウルグアイ
25日(4:40)コロンビア-日本
FIFA 世界ランキングの推移もここ4か月で微妙に変化しており予断を許さないが、これもいつも思うことだが、このランキングがもうひとつよく分らない。何を基準にして算定しているのか、しかも毎月コマ目に順位をいじっている。そしてなぜ日本が50位前後といった後方に位置するのかも理解できない。いくら贔屓目でなくてもこの順位はないと思う。(2011年4月の13位が日本代表の最高位)
このランキング(最新)で1位から23位のコートジボワールまででウクライナが漏れただけで、それなりに信ぴょう性はあるということか。出場32チームで23位以降は、26位エクアドル、28位コスタリカ、33位ホンジュラス、37位ガーナ、42位オーストリア、43位イラン、44位ナイジェリア、46位日本、56位カメルーン、57位韓国。
このランキング上位で今大会に出場できなかったチームは、16位ウクライナ、23位デンマーク、25位スロベニア、27位スコットランド、29位ルーマニアあたり、また過去の大会で準優勝と活躍した、ハンガリー、チェコ、スェーデンの名もない。やはりヨーロッパで勝ち抜くのは大変なのだ。
因みに今年に入ってからの日本代表の戦績を振りかえると・・・
3月5日ニュージランド(FIFA97)・・・日本4-2
5月27日キプロス(FIFA142)・・・日本1-0
6月3日コスタリカ(FIFA28)・・・日本3-1
6月7日ザンビア(FIFA76)・・・日本4-3
といずれも勝利しているが、低ランクのチームに思わぬ苦戦を強いられている。だから必ずしもFIFA順位通りに判断はできない。その試合になってみないと分らないこと。だから、逆に上位チームに勝てる望みもあるわけだが・・・
”俄か予備知識”による決勝トーナメント進出予想
GROUPA
ブラジル、クロアチア
GROUPB
スペイン、オランダ
GROUPC
コロンビア、日本
GROUPD
イタリア、イングランド
GROUPE
スイス、フランス
GROUPF
アルゼンチン、ナイジェリア
GROUPG
ドイツ、ポルトガル
GROUPH
ベルギー、ロシア
ここではグループDで最強ウルグアイが敗れ、グループFでは最弱国予想のナイジェリアが勝ち残ると予想。
予選2位通過の日本は、決勝トーナメント1回戦で、30日(4:30)グループD1位のイタリアと当るシナリオである。
準決勝の対決はおおよその予想ではトーナメント表からみてブラジル対ドイツ、スペイン対アルゼンチン。それぞれの対戦成績は12勝4敗5分けのブラジルが、一方は5勝6敗2分けと一つ負け越してはいるが、この一年FIFAランキング1位を守り続けているスペインが勝ち残るだろう。決勝戦はブラジル対スペイン、対戦成績は5勝2敗でブラジルの方に利があるが、一発勝負は分らない。もしアルゼンチンが勝ち上がって来てブラジルと当れば対戦成績はアルゼンチンの36勝35敗24分けと全くの互角。過去準優勝3回で、前回も優勝に一歩届かなかったオランダがもし初戦スペインに勝って1位通過することでもあれば、悲願の優勝を目指して台風の目になるかも知れない。
過去のデータからよく言われることは、過去の大会が南米と欧州で交互に優勝してきている。直近の2大会はイタリア、スペインと欧州が連続してそのジンクスは崩れたが、今回はブラジルでの開催、ライバル国アルゼンチンもいつも以上に燃えていて順当ならば南米の番で、ブラジルとアルゼンチンの決勝だろう。
もう一つのデータは、初戦に勝ったチームは80%以上の確率で決勝トーナメントに進出している。そういった面から日本は不利な予測に立つ。日本はどちらかといえば欧州チームとの方がやりやすく、体力勝負でガンガン来るアフリカや南米チームの方が苦手な傾向にある。その点で、一番力が劣るギリシャが最初なら良かったのに、初戦がアフリカのコートジボワールとはついていない。コロンビアも負傷者が続出していて、FIFAランクでは3番手だがコートジボワールが一番強いと見る。(これはサッカー好きの息子談)
過去の日本対コートジボワール戦は1-0,1-0,0-2で日本の2勝1敗。初戦勝利が絶対の確率ならば、15日のコートジボワール戦にすべてがかかっている。なお、ギリシャとは1勝0敗、コロンビアとは1分け1敗である。あとは神のみぞ知る世界である。
2014 FIFA ブラジル ワールドカップ
サッカーは普段はまず見ない。見るとしたら、ワールドカップとオリンピックぐらい。だから2年に1度は、”俄かサッカーファン”となって日本代表を応援する。そのワールドカップブラジル大会が開幕まであと5日と迫った。
これもせっかく見るのなら、日本だけでなく強いチームの試合も見るほうが愉しいと、自分なりに”俄か予備知識”を整理してみた。この大会に出て来るチームはみな強いのだが、その中でもあえて強弱をつけてみた。その基準はFIFAランキング評による。
GROUPA
ブラジル(20連続20回)優勝5回 FIFA9→3
クロアチア(2ぶり4回)3位 FIFA16→18
メキシコ(6連続15回)B8 FIFA21→20
カメルーン(2連続7回目)B8 FIFA46→56
GROUPB
スペイン(10連続14回)優勝1回 FIFA1→1
オランダ(3連続10回)準優勝3回 FIFA10→15
チリ(2連続9回)3位 FIFA14→14
オーストラリア(3連続4回目)B16 FIFA53→62
GROUPC
コロンビア(4ぶり5回)B16 FIFA5→8
ギリシャ(2連続3回)― FIFA12→12
コートジボワール(3連続3回)― FIFA23→23
日本(5連続5回目)B16 FIFA50→46
GROUPD
ウルグアイ(2連続12回)優勝2回 FIFA7→7
イタリア(14連続18回目)優勝4回 FIFA8→9
イングランド(5連続14回)優勝1回 FIFA15→10
コスタリカ(2ぶり4回)B16 FIFA35→28
GROUPE
スイス(3連続10回)B8 FIFA6→6
フランス(5連続14回)優勝1回 FIFA18→17
エクアドル(2ぶり3回目)B16 FIFA24→26
ホンジュラス(2連続3回)― FIFA40→33
GROUPF
アルゼンチン(11連続16回)優勝2回 FIFA3→5
ボスニア・ヘルツェゴビナ(初出場)― FIFA17→21
イラン(2ぶり4回目)― FIFA38→43
ナイジェリア(2連続5回)B16 FIFA47→44
GROUPG
ドイツ(16連続18回)優勝3回 FIFA2→2
ポルトガル(4連続6回)3位 FIFA4→4
アメリカ合衆国(7連続10回)3位 FIFA13→13
ガーナ(3連続3回目)B8 FIFA37→37
GROUPH
ベルギー(3ぶり12回)3位 FIFA11→11
ロシア(3ぶり10回)4位 FIFA22→19
アルジェリア(2連続4回)― FIFA26→22
韓国(8連続9回目)4位 FIFA61→57
こうして見ると、グループB、D、E、G、H、それに日本の入るがグループCが大混線の模様。とくにレベルの高さではグループDとグループGは熾烈。
各グループの強豪同士の対戦が開幕して直後から比較的早い時期に集中しているので見逃せない。とくに前回大会の優勝スペインと準優勝オランダが皮肉にも同じグループBになった。その対決が早速14日にあるのは要注目。
13日(4:30)ブラジル-クロアチア
14日(3:00)スペイン-オランダ
15日(6:50)イタリア-イングランド
15日(9:45)コートジボワール-日本
16日(0:40)ドイツ-ポルトガル
20日(3:30)ウルグアイ-イングランド
20日(6:40)ギリシャ-日本
21日(3:45)スイス-フランス
22日(0:44)ベルギー-ロシア
24日(0:40)イタリア-ウルグアイ
25日(4:40)コロンビア-日本
FIFA 世界ランキングの推移もここ4か月で微妙に変化しており予断を許さないが、これもいつも思うことだが、このランキングがもうひとつよく分らない。何を基準にして算定しているのか、しかも毎月コマ目に順位をいじっている。そしてなぜ日本が50位前後といった後方に位置するのかも理解できない。いくら贔屓目でなくてもこの順位はないと思う。(2011年4月の13位が日本代表の最高位)
このランキング(最新)で1位から23位のコートジボワールまででウクライナが漏れただけで、それなりに信ぴょう性はあるということか。出場32チームで23位以降は、26位エクアドル、28位コスタリカ、33位ホンジュラス、37位ガーナ、42位オーストリア、43位イラン、44位ナイジェリア、46位日本、56位カメルーン、57位韓国。
このランキング上位で今大会に出場できなかったチームは、16位ウクライナ、23位デンマーク、25位スロベニア、27位スコットランド、29位ルーマニアあたり、また過去の大会で準優勝と活躍した、ハンガリー、チェコ、スェーデンの名もない。やはりヨーロッパで勝ち抜くのは大変なのだ。
因みに今年に入ってからの日本代表の戦績を振りかえると・・・
3月5日ニュージランド(FIFA97)・・・日本4-2
5月27日キプロス(FIFA142)・・・日本1-0
6月3日コスタリカ(FIFA28)・・・日本3-1
6月7日ザンビア(FIFA76)・・・日本4-3
といずれも勝利しているが、低ランクのチームに思わぬ苦戦を強いられている。だから必ずしもFIFA順位通りに判断はできない。その試合になってみないと分らないこと。だから、逆に上位チームに勝てる望みもあるわけだが・・・
”俄か予備知識”による決勝トーナメント進出予想
GROUPA
ブラジル、クロアチア
GROUPB
スペイン、オランダ
GROUPC
コロンビア、日本
GROUPD
イタリア、イングランド
GROUPE
スイス、フランス
GROUPF
アルゼンチン、ナイジェリア
GROUPG
ドイツ、ポルトガル
GROUPH
ベルギー、ロシア
ここではグループDで最強ウルグアイが敗れ、グループFでは最弱国予想のナイジェリアが勝ち残ると予想。
予選2位通過の日本は、決勝トーナメント1回戦で、30日(4:30)グループD1位のイタリアと当るシナリオである。
準決勝の対決はおおよその予想ではトーナメント表からみてブラジル対ドイツ、スペイン対アルゼンチン。それぞれの対戦成績は12勝4敗5分けのブラジルが、一方は5勝6敗2分けと一つ負け越してはいるが、この一年FIFAランキング1位を守り続けているスペインが勝ち残るだろう。決勝戦はブラジル対スペイン、対戦成績は5勝2敗でブラジルの方に利があるが、一発勝負は分らない。もしアルゼンチンが勝ち上がって来てブラジルと当れば対戦成績はアルゼンチンの36勝35敗24分けと全くの互角。過去準優勝3回で、前回も優勝に一歩届かなかったオランダがもし初戦スペインに勝って1位通過することでもあれば、悲願の優勝を目指して台風の目になるかも知れない。
過去のデータからよく言われることは、過去の大会が南米と欧州で交互に優勝してきている。直近の2大会はイタリア、スペインと欧州が連続してそのジンクスは崩れたが、今回はブラジルでの開催、ライバル国アルゼンチンもいつも以上に燃えていて順当ならば南米の番で、ブラジルとアルゼンチンの決勝だろう。
もう一つのデータは、初戦に勝ったチームは80%以上の確率で決勝トーナメントに進出している。そういった面から日本は不利な予測に立つ。日本はどちらかといえば欧州チームとの方がやりやすく、体力勝負でガンガン来るアフリカや南米チームの方が苦手な傾向にある。その点で、一番力が劣るギリシャが最初なら良かったのに、初戦がアフリカのコートジボワールとはついていない。コロンビアも負傷者が続出していて、FIFAランクでは3番手だがコートジボワールが一番強いと見る。(これはサッカー好きの息子談)
過去の日本対コートジボワール戦は1-0,1-0,0-2で日本の2勝1敗。初戦勝利が絶対の確率ならば、15日のコートジボワール戦にすべてがかかっている。なお、ギリシャとは1勝0敗、コロンビアとは1分け1敗である。あとは神のみぞ知る世界である。
by kirakuossan
| 2014-06-08 09:24
| スポーツ
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