2014年 01月 23日
鴉一羽よ なに思う |
2014年1月23日(木)
凍てる田に 鴉一羽よ なに思う 耕庵
どうして今年は毎日こう寒いのだろう。
朝最初に見た光景が、荒れた田に鴉一羽、よけいに寒さが増す。
俳句は「余白」というのが大切で、すべてを言い表さず、あとは余韻を残して読む人に色々と想像させるところに面白味があるという。最初
凍てる田の 鴉一羽の なお寒し としたが、これでは完結してしまう。そこで考え直して、
「なお寒し」を「なに思う」とした。
鴉一羽が下を向いてとぼとぼと歩きながら考えている風である。なにを考えているのかはわからないが、その姿を見ていると、いっそう寒さが増すものです。
追記:
2014年1月28日(火)
凍てる田の 鴉一羽の なお寒し 耕庵
やはりこちらの方が句として気持ちがよりこもっていると思う。上の句では、少し平凡過ぎて、自分の気持ちが前面に出ていない。
凍てる田に 鴉一羽よ なに思う 耕庵
どうして今年は毎日こう寒いのだろう。
朝最初に見た光景が、荒れた田に鴉一羽、よけいに寒さが増す。
俳句は「余白」というのが大切で、すべてを言い表さず、あとは余韻を残して読む人に色々と想像させるところに面白味があるという。最初
凍てる田の 鴉一羽の なお寒し としたが、これでは完結してしまう。そこで考え直して、
「なお寒し」を「なに思う」とした。
鴉一羽が下を向いてとぼとぼと歩きながら考えている風である。なにを考えているのかはわからないが、その姿を見ていると、いっそう寒さが増すものです。
追記:
2014年1月28日(火)
凍てる田の 鴉一羽の なお寒し 耕庵
やはりこちらの方が句として気持ちがよりこもっていると思う。上の句では、少し平凡過ぎて、自分の気持ちが前面に出ていない。
by kirakuossan
| 2014-01-23 08:51
| 偶感
|
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