2013年 12月 18日
機械も生きているんだ。 |
2013年12月18日(水)
音響機器のならし運転も兼ねて、昼からCDやネットラジオのクラシック番組を流し続けている。普通でも1か月近くも使わなかったら、電気が通っていないせいか最初のうちは音質が極めて悪い。それはアンプでもスピーカーにでもいえることだ。そこへもってきてこの厳寒の環境下では外気温が一昨日のようにマイナス14℃ぐらいまでになると、いくら室内とはいえ、かるく零度以下まで冷え込む。先月も別荘から帰る時、アンプを段ボールに入れ、上から発泡スチロールを被せ、それを座布団の上に乗せておいた。幾分かは効果があるだろうが、スピーカーは何もかけずに帰った。やはり最初は音域が極めて狭く、音の伸びも悪く、硬い音を出していた。徐々に和んで来たのか、ようやく夜になって、チェロの音が、深く伸びやかに響きわたるようになってきた。
そしたらちょうど、かみさんが階下から話しかけて来た。
「この洗濯機、買ったときは、たいがい大きな音や変な音がしたけど、音も小さくなってようやく馴染んで来たわ」
「それはよかった。僕なんか、洗濯機の唸り声に、思わず返事したこともあったもんな」
機械もまったく生きているんだ。
そしたらちょうど、かみさんが階下から話しかけて来た。
「この洗濯機、買ったときは、たいがい大きな音や変な音がしたけど、音も小さくなってようやく馴染んで来たわ」
「それはよかった。僕なんか、洗濯機の唸り声に、思わず返事したこともあったもんな」
機械もまったく生きているんだ。
by kirakuossan
| 2013-12-18 21:34
| 偶感
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