2013年 11月 04日
「対話が喜びをもたらしてくれます」 |
2013年11月4日(月)
今、世界で一番のヴァイオリニストといえば躊躇なくギドン・クレーメル(1947~)を挙げる。
彼はラトビアに生まれ、モスクワ音楽院へ進学し、ダヴィッド・オイストラフに師事する。1969年、25歳のとき、パガニーニ国際コンクールで優勝、翌1970年のモスクワで開かれたチャイコフスキー国際コンクールでも優勝する。その後舞台を、欧米に移し、名声を博する。一方で、若い演奏家の育成・発掘にも熱心で、15年前に有能な若手演奏家を集め室内オーケストラのクレメラータ・バルティカを結成し、欧米のツアーを展開している。併行して今夜VTRで聴いたギドン・クレーメル ピアノ・トリオの活動も活発に行っている。トリオのメンバーはチェロが
ギードレ・ディルヴァナウスカイテ、ピアノがカティア・ブニアティシヴィリという若手女流奏者。
「私たちはひとつの音楽を分かち合い、共通の答えを模索し、互いに耳を傾けます。その対話が喜びをもたらしてくれます」とクレーメルは語る。
ちょうど1年前の今日、サントリーホールで行われた演奏会を聴いてみて、実に息のピッタリとあった演奏に聴き惚れ、あっというの1時間を過ごした。ピアノは前にも記事に書いたグルジアの新星であるが、チェロの女史がかなりの実力者とお見受けした。彼女もクレメラータ・バルティカ結成以来のメンバーの一人で、現在首席を務めている。
これはと思うものを収録しておいて、後から聴き、感動するものは少ないが、これはその例外に属するものである。
チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲イ短調作品50「偉大な芸術家の思い出」
彼はラトビアに生まれ、モスクワ音楽院へ進学し、ダヴィッド・オイストラフに師事する。1969年、25歳のとき、パガニーニ国際コンクールで優勝、翌1970年のモスクワで開かれたチャイコフスキー国際コンクールでも優勝する。その後舞台を、欧米に移し、名声を博する。一方で、若い演奏家の育成・発掘にも熱心で、15年前に有能な若手演奏家を集め室内オーケストラのクレメラータ・バルティカを結成し、欧米のツアーを展開している。併行して今夜VTRで聴いたギドン・クレーメル ピアノ・トリオの活動も活発に行っている。トリオのメンバーはチェロが
ギードレ・ディルヴァナウスカイテ、ピアノがカティア・ブニアティシヴィリという若手女流奏者。
「私たちはひとつの音楽を分かち合い、共通の答えを模索し、互いに耳を傾けます。その対話が喜びをもたらしてくれます」とクレーメルは語る。
ちょうど1年前の今日、サントリーホールで行われた演奏会を聴いてみて、実に息のピッタリとあった演奏に聴き惚れ、あっというの1時間を過ごした。ピアノは前にも記事に書いたグルジアの新星であるが、チェロの女史がかなりの実力者とお見受けした。彼女もクレメラータ・バルティカ結成以来のメンバーの一人で、現在首席を務めている。
これはと思うものを収録しておいて、後から聴き、感動するものは少ないが、これはその例外に属するものである。
チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲イ短調作品50「偉大な芸術家の思い出」
by kirakuossan
| 2013-11-04 20:12
| クラシック
|
Trackback