2013年 10月 22日
「レコード芸術」のチャッカリした企画 |
2013年10月22日(火)
「レコード芸術」も色々とやってくれる。最新号(11月号)は”ベルリン・フィル”特集だ。
付録としていつもの試聴盤のほかにもう一枚、特別企画盤が付いている。初CD化と銘打って、2曲収められてある。フェルディナント・ライトナーのシューマン「ライン」、それと「新世界」、 こちらはケルテス? 例のウィーン・フィルとのは超名盤であるが、えッ!ベルリン・フィルともやっていたのか?...と思ったら、いや違う違う。オットー・ゲルデス。知らんなー
歌崎和彦氏の解説書にこう書いてあった。
オットー・ゲルデスは、古いレコード・ファンにとっては、指揮者というよりもDGのプルデューサーといった方が通りがよいのではないだろうか。
1920年にケルンで生れたゲルデスは、ケルン音楽大学ではじめヴァイオリンを修めたが、その後名指揮者アーベントロートに指揮を学んで、北西ドイツ放送交響楽団や南西ドイツ放送局の指揮者を歴任し、ベルリンやバイエルン国立歌劇場にも客演するなど幅広く活動した。1956年に指揮活動から離れてDGに入社して、61年からはカラヤンのプロデューサーをつとめ、63~70年にはA&Rのチーフ・プロデューサーとなってDGの発展に大きな功績を残した。
全体的には、”粗さ”が気にはなるが、良く言えば力強い「新世界」ということになる。第1、2楽章は少々もてあまし気味のところもあるが、最終楽章はまとまりがあって一番出来が良い。
気になって他でもちょっと調べると小さな記事でこうある。
オーケストラのコントロールこそ第一級とは言えないものの、素朴な味わいのある音楽づくりには好感がもてた。73年には来日して都響に客演、園田高広とベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」、江藤俊哉とブラームスのヴァイオリン協奏曲を演奏している。とあった。
もう一曲のライトナーは可もなく不可もなくといったところか。まあ、たまにはこんな企画もいいではないかと思いながらよく見てみると、例月号より500円も高くなっていた。チャッカリしているわ。
~~~~~~~~~~~~~
【レコ芸推薦盤:11月号】
エルガー:チェロ協奏曲 ホ短調 Op. 85
ジャン=ギアン・ケラス (チェロ)
BBC交響楽団/イルジ・ビエロフラーヴェク
May 2012,
(HM)
【レコ芸推薦盤:10月号】
ラヴェル:ダフニスとクロエ/亡き王女のためのパヴァーヌ/ボレロ
ロンドン交響楽団/ヴァレリー・ゲルギエフ
(LSO)
リスト:交響詩「タッソ、悲哀と勝利」「タッソの葬送的凱旋」「英雄の嘆き」「理想」
ウィーン・アカデミー管弦楽団/マルティン・ハーゼルベック
(NCA)
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集 2
ベルチャ弦楽四重奏団
(ZZT)
J.S. バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番, 第2番ほか
イザベル・ファウスト
(HM)
【レコ芸推薦盤:9月号】
メンデルスゾーン:交響曲第3番「スコットランド」, 第4番「イタリア」
18世紀オーケストラ/フランス・ブリュッヘン
September 2009,
(Gl)
【レコ芸推薦盤:8月号】
モーツァルト:ピアノ作品集 4
クリスティアン・ベズイデンホウト
(HM)
ラヴェル:鏡/夜のガスパール/亡き王女のためのパヴァーヌ
アンナ・ヴィニツカヤ
(Naive)
「レコード芸術」も色々とやってくれる。最新号(11月号)は”ベルリン・フィル”特集だ。
付録としていつもの試聴盤のほかにもう一枚、特別企画盤が付いている。初CD化と銘打って、2曲収められてある。フェルディナント・ライトナーのシューマン「ライン」、それと「新世界」、 こちらはケルテス? 例のウィーン・フィルとのは超名盤であるが、えッ!ベルリン・フィルともやっていたのか?...と思ったら、いや違う違う。オットー・ゲルデス。知らんなー
歌崎和彦氏の解説書にこう書いてあった。
オットー・ゲルデスは、古いレコード・ファンにとっては、指揮者というよりもDGのプルデューサーといった方が通りがよいのではないだろうか。
1920年にケルンで生れたゲルデスは、ケルン音楽大学ではじめヴァイオリンを修めたが、その後名指揮者アーベントロートに指揮を学んで、北西ドイツ放送交響楽団や南西ドイツ放送局の指揮者を歴任し、ベルリンやバイエルン国立歌劇場にも客演するなど幅広く活動した。1956年に指揮活動から離れてDGに入社して、61年からはカラヤンのプロデューサーをつとめ、63~70年にはA&Rのチーフ・プロデューサーとなってDGの発展に大きな功績を残した。
全体的には、”粗さ”が気にはなるが、良く言えば力強い「新世界」ということになる。第1、2楽章は少々もてあまし気味のところもあるが、最終楽章はまとまりがあって一番出来が良い。
気になって他でもちょっと調べると小さな記事でこうある。
オーケストラのコントロールこそ第一級とは言えないものの、素朴な味わいのある音楽づくりには好感がもてた。73年には来日して都響に客演、園田高広とベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」、江藤俊哉とブラームスのヴァイオリン協奏曲を演奏している。とあった。
もう一曲のライトナーは可もなく不可もなくといったところか。まあ、たまにはこんな企画もいいではないかと思いながらよく見てみると、例月号より500円も高くなっていた。チャッカリしているわ。
~~~~~~~~~~~~~
【レコ芸推薦盤:11月号】
エルガー:チェロ協奏曲 ホ短調 Op. 85
ジャン=ギアン・ケラス (チェロ)
BBC交響楽団/イルジ・ビエロフラーヴェク
May 2012,
(HM)
【レコ芸推薦盤:10月号】
ラヴェル:ダフニスとクロエ/亡き王女のためのパヴァーヌ/ボレロ
ロンドン交響楽団/ヴァレリー・ゲルギエフ
(LSO)
リスト:交響詩「タッソ、悲哀と勝利」「タッソの葬送的凱旋」「英雄の嘆き」「理想」
ウィーン・アカデミー管弦楽団/マルティン・ハーゼルベック
(NCA)
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集 2
ベルチャ弦楽四重奏団
(ZZT)
J.S. バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番, 第2番ほか
イザベル・ファウスト
(HM)
【レコ芸推薦盤:9月号】
メンデルスゾーン:交響曲第3番「スコットランド」, 第4番「イタリア」
18世紀オーケストラ/フランス・ブリュッヘン
September 2009,
(Gl)
【レコ芸推薦盤:8月号】
モーツァルト:ピアノ作品集 4
クリスティアン・ベズイデンホウト
(HM)
ラヴェル:鏡/夜のガスパール/亡き王女のためのパヴァーヌ
アンナ・ヴィニツカヤ
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by kirakuossan
| 2013-10-22 16:10
| クラシック
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