2013年 05月 25日
偏見版『倶楽シック音楽全集』-29③ シベリウス |
2013年5月25日(土)
【第67巻】北欧音楽の旗手
シベリウス:Ⅲ
演奏会でよくアンコールで披露される美しい曲がある。最初聴いたときは、静かな出だしのこの曲を、どこか陰気臭くて好きでなかったが、聴くにつれてこの曲の”ロマンチックな美しさ”の虜になった。
悲しいワルツ Op. 44, No. 1
この曲は、劇音楽「クオレマ(死)」Op.44のなかのワルツで、劇音楽そのものはあまり知られていないが、このワルツだけがひとり抜け出して有名になった。それはこのメロディーの”はかなさ”と”美しさ”に魅かれるからだろう。
そもそもシベリウスは交響曲作家と思われがちだが、彼が情熱を注いだのは劇音楽である。そこからいくつかの代表作が生まれる。『愛国記念劇』のための音楽から「フィンランディア」、『カレリア』の劇音楽の中の「カレリア」組曲であり、そしてこの「悲しみのワルツ」である。
ほかにも小品ながら知性溢れるロマンティックな音楽を書いた。
組曲「レンミンカイネン」Op.22 第2楽章 トゥオネラの白鳥
4つの小品 Op.78 第2番 ロマンス
「フィンランディア讃歌」
【第67巻】北欧音楽の旗手
シベリウス:Ⅲ
演奏会でよくアンコールで披露される美しい曲がある。最初聴いたときは、静かな出だしのこの曲を、どこか陰気臭くて好きでなかったが、聴くにつれてこの曲の”ロマンチックな美しさ”の虜になった。
悲しいワルツ Op. 44, No. 1
この曲は、劇音楽「クオレマ(死)」Op.44のなかのワルツで、劇音楽そのものはあまり知られていないが、このワルツだけがひとり抜け出して有名になった。それはこのメロディーの”はかなさ”と”美しさ”に魅かれるからだろう。
そもそもシベリウスは交響曲作家と思われがちだが、彼が情熱を注いだのは劇音楽である。そこからいくつかの代表作が生まれる。『愛国記念劇』のための音楽から「フィンランディア」、『カレリア』の劇音楽の中の「カレリア」組曲であり、そしてこの「悲しみのワルツ」である。
ほかにも小品ながら知性溢れるロマンティックな音楽を書いた。
組曲「レンミンカイネン」Op.22 第2楽章 トゥオネラの白鳥
4つの小品 Op.78 第2番 ロマンス
「フィンランディア讃歌」
by kirakuossan
| 2013-05-25 07:56
| 偏見版「倶楽シック全集」(完)
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