2011年 12月 27日
☆秀盤 -2 けれんみのないヴァイオリン |
2011年12月27日(火)
ルイス・カウフマンのヴァイオリンはけれんみのない演奏だ。彼のテレマンのヴァイオリンソナタ1番から6番を聴く。
この録音はモノなのでどうしても鮮やかな音質には欠けるが、フレデリック・ハモンドのチェンバロ伴奏が奥の方から控え目に聴こえ、ヴァイオリンの音色が正面からクローズアップされて明解に耳に入り、聴きやすい。同じ演奏がもう一枚ステレオ録音されているものもあるが、それは左にチェンバロ、右にヴァイオリンと音の分離がかえって音楽のふくよかさを台無しにし、聴き辛いものにしている。NMLで聴き比べて見るとよくわかる。
ルイス・カウフマン(1905~1994)はポーランド生まれで、長くロスアンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団のソリストとして活躍したヴァイオリニスト。映画音楽も多く手がけ、「風と共に去りぬ」や「カサブランカ」のヴァイオリン・ソロも彼であったらしい。
ゲオルク・フィリップ・テレマン :
ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト短調 TWV 41:g1
ヴァイオリン・ソナタ第2番 ニ長調 TWV 41:D1
ヴァイオリン・ソナタ第3番 ロ短調 TWV 41:h1
ヴァイオリン・ソナタ第5番 イ短調 TWV 41:a1
ヴァイオリン・ソナタ第4番 ト長調 TWV 41:G1
ヴァイオリン・ソナタ第6番 イ長調 TWV 41:A1
ルイス・カウフマン (ヴァイオリン)
フレデリック・ハモンド (チェンバロ)
(録音:1970年)
彼はまた、当時はまだ注目されてはいなかったヴィヴァルディの「四季」をイ・ムジチ合奏団に先んじて1947年に初めて録音している。この録音は、録音史にも残る貴重なもので、コンサート・ホール・ソサエティに収録され、切れ味の良さとほのかなロマン風が持ち味となっているとHMVレヴューに書いてある。
早速、NMLで聴くことにしよう・・・
ルイス・カウフマンのヴァイオリンはけれんみのない演奏だ。彼のテレマンのヴァイオリンソナタ1番から6番を聴く。
この録音はモノなのでどうしても鮮やかな音質には欠けるが、フレデリック・ハモンドのチェンバロ伴奏が奥の方から控え目に聴こえ、ヴァイオリンの音色が正面からクローズアップされて明解に耳に入り、聴きやすい。同じ演奏がもう一枚ステレオ録音されているものもあるが、それは左にチェンバロ、右にヴァイオリンと音の分離がかえって音楽のふくよかさを台無しにし、聴き辛いものにしている。NMLで聴き比べて見るとよくわかる。
ルイス・カウフマン(1905~1994)はポーランド生まれで、長くロスアンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団のソリストとして活躍したヴァイオリニスト。映画音楽も多く手がけ、「風と共に去りぬ」や「カサブランカ」のヴァイオリン・ソロも彼であったらしい。
ゲオルク・フィリップ・テレマン :
ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト短調 TWV 41:g1
ヴァイオリン・ソナタ第2番 ニ長調 TWV 41:D1
ヴァイオリン・ソナタ第3番 ロ短調 TWV 41:h1
ヴァイオリン・ソナタ第5番 イ短調 TWV 41:a1
ヴァイオリン・ソナタ第4番 ト長調 TWV 41:G1
ヴァイオリン・ソナタ第6番 イ長調 TWV 41:A1
ルイス・カウフマン (ヴァイオリン)
フレデリック・ハモンド (チェンバロ)
(録音:1970年)
彼はまた、当時はまだ注目されてはいなかったヴィヴァルディの「四季」をイ・ムジチ合奏団に先んじて1947年に初めて録音している。この録音は、録音史にも残る貴重なもので、コンサート・ホール・ソサエティに収録され、切れ味の良さとほのかなロマン風が持ち味となっているとHMVレヴューに書いてある。
早速、NMLで聴くことにしよう・・・
by kirakuossan
| 2011-12-27 06:43
| 注目盤◎
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