2011年 05月 12日
偏見版『倶楽シック音楽全集』-8 ①② ロッシーニ |
2011年5月12日(木)
【第23巻】美食家の作曲家
ロッシーニ:Ⅰ 1792~1868(イタリア)
ロッシーニといえばオペラ作曲家、生涯に39のオペラを作曲した。ただ最初に採りあげるのはオペラではなく、室内楽曲。
弦楽ソナタ(ヴァイオリン2、チェロ、コントラバスのための・全6曲)
これは抒情的な旋律が全曲を通じて流れ、すごく綺麗な曲だ。
「これ、誰の曲?」「そう・・・ロッシーニか・・・」となって、一度聴いたら次から自然と口ずさみたくなる。しかも驚くのは、彼、12歳の時の作曲ということ。すでに12歳にしてオペラ旋律の素材となるものを作曲していたのだ。
この曲、ヴィオラが欠けて、コントラバスが入っているのも珍しく、面白い。
http://ml.naxos.jp/work/32699
彼は自分の思うように愉しく人生を過ごしたように思う。絶頂期には、1年間に3~4曲のペースでオペラを仕上げるようながむしゃらな面もあったが、 わずか37歳で、「ウィリアム・テル」を作曲した後はオペラ作曲は一切せず、サロン風の歌曲やピアノ曲、宗教作品を中心に作曲を行った。時間の余裕が生まれた分、好きな料理の道を進み、フランス料理のメニューにでも出てくるような料理を創作した。ついには料理の名前を付けたピアノ曲まで作っている。
ロッシーニは人生を2度生きた。
【第24巻】美食家の作曲家
ロッシーニ:Ⅱ
著名なオペラの数々からひとつ・・・
やはり、
歌劇「セビリアの理髪師」(アルマヴィーヴァ) Il barbiere di Siviglia(Almaviva)
原作は1775年にフランスの劇作家カロン・ド・ボーマルシェの書いた風刺的な戯曲。モーツアルトの喜劇「フィガロの結婚」、そして正劇「罪の母」とともに3部作とされる。
ほかに序曲だけ聞いても愉しいものが多くある。
絹のはしご La scala di seta
アルジェのイタリア女 L'italiana in Algeri
泥棒かささぎ La gazza ladra
セミラーミデ Semiramide
ウィリアム・テル Guillaume Tell
【第23巻】美食家の作曲家
ロッシーニ:Ⅰ 1792~1868(イタリア)
ロッシーニといえばオペラ作曲家、生涯に39のオペラを作曲した。ただ最初に採りあげるのはオペラではなく、室内楽曲。
弦楽ソナタ(ヴァイオリン2、チェロ、コントラバスのための・全6曲)
これは抒情的な旋律が全曲を通じて流れ、すごく綺麗な曲だ。
「これ、誰の曲?」「そう・・・ロッシーニか・・・」となって、一度聴いたら次から自然と口ずさみたくなる。しかも驚くのは、彼、12歳の時の作曲ということ。すでに12歳にしてオペラ旋律の素材となるものを作曲していたのだ。
この曲、ヴィオラが欠けて、コントラバスが入っているのも珍しく、面白い。
http://ml.naxos.jp/work/32699
彼は自分の思うように愉しく人生を過ごしたように思う。絶頂期には、1年間に3~4曲のペースでオペラを仕上げるようながむしゃらな面もあったが、 わずか37歳で、「ウィリアム・テル」を作曲した後はオペラ作曲は一切せず、サロン風の歌曲やピアノ曲、宗教作品を中心に作曲を行った。時間の余裕が生まれた分、好きな料理の道を進み、フランス料理のメニューにでも出てくるような料理を創作した。ついには料理の名前を付けたピアノ曲まで作っている。
ロッシーニは人生を2度生きた。
【第24巻】美食家の作曲家
ロッシーニ:Ⅱ
著名なオペラの数々からひとつ・・・
やはり、
歌劇「セビリアの理髪師」(アルマヴィーヴァ) Il barbiere di Siviglia(Almaviva)
原作は1775年にフランスの劇作家カロン・ド・ボーマルシェの書いた風刺的な戯曲。モーツアルトの喜劇「フィガロの結婚」、そして正劇「罪の母」とともに3部作とされる。
ほかに序曲だけ聞いても愉しいものが多くある。
絹のはしご La scala di seta
アルジェのイタリア女 L'italiana in Algeri
泥棒かささぎ La gazza ladra
セミラーミデ Semiramide
ウィリアム・テル Guillaume Tell
by kirakuossan
| 2011-05-12 21:36
| 偏見版「倶楽シック全集」(完)
|
Trackback