2022年6月26日(日)

今年のG1前半戦は今日の宝塚記念でひとまず終え、後半戦は10月から再開される。今年は異変が起きていて1番人気の馬が悉く1着を逃している。宝塚記念で平場12戦目だが今日も1番人気の馬は6着に沈んだ。
これで昨年末のホープルステークスから数えるとJRA平地G1の1番人気馬は13連敗となり、07年の12連敗(桜花賞~菊花賞)を上回って、グレード制を導入した84年以降で最長となった。
(4月16日開催の障害レース中山グランドジャンプのみ1番人気が1着)
2022年度G1レース前半戦一覧
上から2番人気、以下8、8、6、5、2、4、4、3、3、4、そして今日のタイトルホルダーが2番人気だった。1番人気馬で最も善戦したのは5月1日の天皇賞(春)のディープボンドの2着、この時も1着は2番人気のタイトルホルダーだった。
ところで今日の宝塚記念は現在最強の4歳、5歳馬が顔を揃え、まさにグランプリーに相応しいレースとなった。18頭フルゲートの出走の中でもタイトルホルダー、エフフォーリア、ディープボンドの3強のどの馬を軸にするかと、かなり迷った。そして最後の最後の決め手になったのは、やはり一番好きな馬、タイトルホルダーに決めた。

3連単:6-10-7
25,220円配当
タイトルホルダー、横山和と凱旋門賞へ ドウデュースなど日英仏愛ダービー馬と頂上決戦[ 2022年6月26日 17:19 スポニチ ]
26日のG1・宝塚記念(阪神競馬場、芝2200メートル)を制したタイトルホルダー(牡4=栗田)は、登録している世界最高峰の仏G1・凱旋門賞(パリロンシャン、芝2400メートル)に向かう。
栗田師は「日本の名だたる馬が挑戦して、まだ勝っていない」とする一方で「(タイトルホルダーは)前にいける強みがある。和生騎手とともに、そういう舞台に挑戦できればいい」と横山和とのタッグ継続を示した。
今年の凱旋門賞で中心勢力となるのが3歳世代だ。大手ブックメーカーで軒並み1番人気に設定されているのが無敗3連勝中の英ダービー馬デザートクラウン。英ダービー3着ウエストオーバーが先週、愛ダービーを7馬身差で制した。スタートで後手に回りながら英オークスで2着に入ったエミリーアップジョン、仏ダービー馬ヴァデニも人気で、3歳の注目度が高い。
もちろん、今年の日本ダービー馬・ドウデュースも、武豊とともに世界制覇に照準。秋のパリで超ハイレベルな争いが繰り広げられる。
今年の秋、大きな夢が広がる。大いに楽しみだ。