ホンマ!気楽おっさんの蓼科偶感

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「超気楽」に「喜楽長」

2017年3月4日(土)

d0170835_18454342.jpg誕生日祝いだといって息子から酒を貰った。
最近恒例で酒をくれるが、「超気楽」にしているからでもないだろうが、今回は「喜楽長」の純米大吟醸生原酒。緑色の瓶に入って、いかにも美味そう。ところが残念なことに、8日が年1回の人間ドックのため、昨日からアルコールを控えている。4日の辛抱だが、我慢我慢。
ところで蔵元は近江市の喜多酒造だが、箱に文政三年創業と書いてある。文政三年といえば、西暦1820年、約200年近く前だ。先ほどブログに書いた、山伏の旅人野田泉光院が温泉巡りをしたのは、文化九年からとあるから、1812年のこと。そして、6年2か月の長旅を終えて無事宮崎に戻ったのが、文政元年とあるから、この蔵元が生まれたのとほぼ同じころである。


d0170835_1920280.jpgということで夕食はカレーライス。
よこすか海軍カレー明治41年の海軍割烹術参考書からのレシビを素に作ったカレー。海上自衛隊では毎週金曜日に「カレーの日」を設けて食べているそうだ。
ちょっと甘口だけどなかなかいけます。


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by kirakuossan | 2017-03-04 18:44 | 食・酒 | Trackback

やっぱり、俺わあ~

2017年2月17日(金)
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作家たちの話を書いているうちに、作家の酒「菊正宗」が久し振りに急に飲みたくなった。なぜか、小説家に一番人気があるのが「菊正宗」である。特撰はちょっと遠慮して500円安い上撰を買うことにした。で、せっかくなので刺身はいるわなあ、ということで、いたわさにジャコまでそろえていざ晩酌。あ~あ~、やっぱし菊正はうまいわ。日常酒にすればやはり最高クラスだ。

毎日飲む酒としては・・・
信州の地酒なら、「寒竹」「御園竹」「ダイヤ菊」「井筒長」「牧水」
近江の地酒なら、「七本槍」「神開」「萩の露」
全国区の酒なら、「賀茂鶴」「菊正宗」、ちょっとはりこんで「〆張鶴」
と、まあ、こういったところでしょうか。


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by kirakuossan | 2017-02-17 19:57 | 食・酒 | Trackback

利右衛門殿、久し振りで御座った。

2017年2月1日(水)
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手足が冷たい。身体の芯が冷えているのか。少し残った大吟醸、まさか燗するわけにもいかず、燗酒用として芋焼酎と純米酒を買ってきた。

「利右衛門殿、久し振りで御座った」
d0170835_1814652.jpg焼酎は久々の利右衛門。昔ほとんど焼酎は口にしなかったが、若い連中と飲みに行くと必ず焼酎をみな注文するので、つい「大将、美味い焼酎はあるかい?」と尋ねると、前田利右衛門という銘柄の焼酎を勧められた。比較的安いがこれが実に美味かった。今日買ってきたのは同じ薩摩の指宿酒造の利右衛門、これも前に一度飲んだことがあって気に入っている。四合瓶がなかったので、珍しく一升瓶である。お湯割りでちびりちびりと・・・これで当面はいけるだろう。
前田利右衛門は江戸中期の薩摩国の人物で、1705年(宝永2年)に琉球からサツマイモを持ち込んだと言われている。その名にあやかった。


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by kirakuossan | 2017-02-01 17:32 | 食・酒 | Trackback

酒の流儀

2017年1月29日(日)
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ふと真新しいカレンダーに目をやると、早いもので年が明けてもうひと月近く経って、1月もあと二日を残すだけだ。
昨年暮れから正月用にと取っておいたものや、いろいろ人からいただいたのも入れて酒が豊富にあって、さてどれから飲むべ~かと、楽し気な思案をしていたが、気がつけばその酒もほとんどなくなってしまった。

d0170835_2111398.jpg各地の大吟醸が5本セットで半額の9980円で売っているという。新潟、高知、山形、山口それに長野と一応は酒処のものばかりだが、銘柄はどれも知らない。しかも四合瓶でこの値なら何も安くはない。ところがこれが一升瓶とあるから、心は動いた。でもやはり買うことはやめた。ただ酒があればいいというものでもない。やはり一本一本、思いを込めて大事に買ってきて飲むのが酒飲みの流儀である。

古来より酒に関する名言はたくさんある。酒飲みはみな自分の流儀を持っているのものだ。

昨夜気分進まず飲み残した一合の酒を一升瓶のまま持ち廻った。これだけはいくら手がふさがってゐても捨てて行くわけにいかない。(内田百聞「新方丈記」)
これは空襲で焼け出された折りのことで、持ち廻るの意がわかった。

酒でも吞まなければあんまり世間は馬鹿らしくて、まともな顔をしては通れない。
(林芙美子「放浪記」)

いつの世も変りませんなあ。

ウイスキイなどというものは、舌の上で転がして味わって見た所で仕方がなくて、一息に飲み乾して喉の所を通る時に漸く何だか旨いと感じる。
(吉田健一「乞食王子」)

さすが英文学者の言うことは違う。

あらゆる冒険は酒に始まるんです。そうして女に終わるんです。
(夏目漱石「彼岸過迄」)

・・・・・、

君達に一杯あげよう。酒は一人じゃつまらない。
(室生犀星「或る少女の死まで」)

犀星の生涯の友に詩人の萩原朔太郎がいた。

飲酒は、文明に対する一つの辛辣な諷刺である。
(萩原朔太郎「虚妄の正義」)

朔太郎の娘である小説家萩原葉子が酒について語る。


酒の精神

昔から酒は百楽の長と言われて来た。それは今日のように酔うまで大酒飲みするのではなく、薬として大切に飲む習慣だったからである。
古代には神様に捧げるものに考えられていて、一滴でも貴重な存在だったので、人間が酔うまで飲むなどは許されなかった。飲むのは薬の効用の目的であったのだ。それが室町時代になると、庶民の生活も豊かになって、ほろ酔いを楽しんで飲んだり、酒の容器にも工夫を凝らすようになってきたのである。どぶろくをさまざまな形の面白い容器に入れて飲む習慣ができたのは、この頃であった。柄に貝殻をちりばめた美しい漆器の提下(ひさげ)も見られた。
お燗をする習慣のなかった頃なので、提下は木製であるが江戸時代になって、お燗の習慣が出来るとこれ等の形を生かしたまま銀・錫等の金属や陶器が出来るようになった。
武士が政権を摂った室町時代は、支配階級がほしいままの贅を尽くした時代で、その贅は日用品にも取り入れられ、芸術的なものに発展したのであった。
酒に呑まれるほど飲んで、正体不明になったり、女にからんだりのことが、罷り通る時代になったのは、ごく最近のことであった。今日の酒飲みは礼節がなく、まわりの者も「酒の上のこと」と許しているのは酒の悪用である。
(萩原葉子「女と冒険」)


いたういたむ人の、しひられて少し飲みたるも、いとよし
(吉田兼好「徒然草」)

酒を勧められて迷惑がっている人が、なお強く勧められて少し飲んでいるというのもたいへんよいものだ。


まあここまではなくても、やはり酒はほどほどに・・・、節度を持って飲むべし。


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by kirakuossan | 2017-01-29 21:22 | 偶感 | Trackback

さっそく東洋美人を試飲

2017年1月15日(日)
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d0170835_8253178.jpgd0170835_8344379.jpg昨夜も鮟鱇鍋。庵原氏が持って来てくれたプーチンさんも推奨の東洋美人。純米吟醸と大吟醸酒「地帆紅」(じばんぐ)、どちらも上品な味わい。とくに「地帆紅」は今まで口にしたことのない個性ある味わいで、一口含んでそのあとすぐに漂うほのかなフルーティーな甘さはなかなかの美味でありました。鮟鱇にとくにぴったりと合うお酒でした。
それにめずらしいのが「生しらす」、いまが旬なのか、これがまた珍味でありました。
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翌朝は辺り一面は真っ白、やはり昨夜からの雪は10センチの積雪をみた。はたして帰れるかな?



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by kirakuossan | 2017-01-15 08:19 | 食・酒 | Trackback

”特”の3乗に超が付く

2016年12月31日(土)
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塩数の子は肉が厚く、黄白色のものが上等である。大きくても身の薄いものは味が劣るし、べっこう色のものは鮮度が落ち、脂がのりすぎて美味しくない。さて来年の数の子は如何に?その味は明日わかる。
酒は、賀茂鶴。特別本醸造超特撰特等酒とたいそうな名だ。”特”の3乗に超が付いたような酒、こちらの方の飲み心地はさて?明朝わかる。
娘は今夜やって来る。今回は娘婿が仕事の都合で来れず、正月一緒に飲めないのが残念である。

これで小生の年末のお役目もすみ、あとは新年を迎えるだけである。


そこで恒例の?年末二題

ダウ値上げトランプ効果ありがたや
占うとトランプの年良さそうだ

耕庵


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これは今年のダウの推移のようだが、実は棋力の推移。12月中旬から急上昇、来年はもっと強くなるぞ!!



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by kirakuossan | 2016-12-31 11:46 | 偶感 | Trackback

忘年ゴルフが”霧”で忘年会に

2016年12月21日(水)
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d0170835_15392647.jpgロッカーナンバーも96が出て、今日は100が切れそうだとほくそ笑んでいたら、10時半になっても一向に霧は晴れず。
ホームコースでこんなこと初めてだが、仕方なくキャンセル、急遽忘年会に切り替えることに。

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d0170835_15453991.jpgd0170835_1552720.jpg帰りに水口の蔵元創業明和年間(250年前)の藤本酒造に立ち寄り「神開」特選を、そして萩ヤンが持ってきてくれた愛知は豊田四郷町の地酒「菊石」大吟醸、さらには先日息子がくれた秋田は人気ブランド雪の茅舎の13年物純米古酒、と贅沢な取り合わせで、鉄ちゃんがくれた神戸肉ですき焼きパーティー。昼間からよく飲みよく食べ、思わぬ愉しい酒宴となった。
で、ふたりは今気持ちよさそうに仮眠中であります。
ところで豊田四郷町は懐かしい町で、娘が学生時代に4年間下宿していた所。気になってよく様子を見に行ったものだ。のどかな雰囲気の住みよい町並みで、道を尋ねても自分で歩いてそこまで案内してくれるような、そんな親切な人が多かったことを思い出す。


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by kirakuossan | 2016-12-21 15:37 | 食・酒 | Trackback

プーチンさんも東洋美人が好きだそうで。。。

2016年12月16日(金)

d0170835_17155396.jpg今まで山口と云ったら獺祭だったけど。
もうこれからは東洋美人だよなあ、やっぱし。


山口県の長門湯本温泉旅館「大谷山荘」での夕食会で出されたもの

ふぐ刺し
長州地鶏
スパークリングワイン・・・安心院エキストラブリュット2014(大分県)3182円(品切れ中)
白ワイン・・・登美の丘 甲州2015(山梨県)3180円
赤ワイン・・・ドメイヌ・タケダ・ブラッククィーン古木2013(山形県)3600円(入荷待ち)
日本酒・・・東洋美人 壱番纏 純米大吟醸(山口県)3780円(品切れ中)
ウイスキー・・・サントリーウィスキー響21年(京都府)31320円
ウオッカ・・・奥飛騨ウォッカ(岐阜県)2551円

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プーチンさんも「東洋美人」が気に入り、「何という酒か」と銘柄を尋ねたそうな。
「響」は別にしても、他はみな庶民でも手の届くものばかり。だから”幻の酒?”とか言ってぼったくるような時代ではないのです。
でもまたこれらの酒、しばらくは手に入らないでしょう。





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by kirakuossan | 2016-12-16 16:21 | 偶感 | Trackback

山口産の鮟鱇鍋

2016年10月31日(月)
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d0170835_18241412.jpgd0170835_18243378.jpgd0170835_18245135.jpgネット碁、今日は8勝1敗の敵なし。
今宵は鮟鱇鍋で勝利を祝おう。山口産というだけで特別に美味そうに感じるからえらいもんです。酒は庵原氏謹呈の播州一献。この酒がまた鍋によく合いますなぁ~~
あとの雑炊がまた楽しみでありまするぅ~。。。
そらそうと、今日トルコ産の松茸が580円で売っておりました。よほど買おうかなと思いましたが・・・でも・・・やっぱりやめました。


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by kirakuossan | 2016-10-31 18:23 | 食・酒 | Trackback

温燗にすると味わいが引き立つ「白牡丹」

2016年9月25日(日)
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ところでこの「白牡丹」だが、この酒は賛否両論ですな。とにかく甘い。最近辛口志向に慣れている者には愕然とする甘さである。ただ松竹梅ほどの砂糖をなめているような甘さではない。その証拠に冷やでは甘さが前面に出るが、温燗にすると味わいが一層に引き立ち絶妙の酒となる。恐らく、漱石も志功も温燗でやったのだろう。

白牡丹 李白が顔に 崩れけり   漱石


白牡丹の先々代社長と交友があり、白牡丹を愛でる一句もあるが、一方ではこうも書いている。

衣食住に対する執着は、私だって無い事はない。いい着物を着て、美味い物を食べて、立派な家に住み度いと思わぬ事は無いが、只それが出来ぬから、こんな処で甘んじて居る。
美服は好きである。敢て流行を趁う考も無いし、もう年を取ったからしゃれても仕方が無いと思って居るので、妻の御仕着せを黙って着て居るが、女などがいい着物を着たのを見ると、成程どいいと思う。 
食物は酒を飲む人のように淡泊な物は私には食えない。私は濃厚な物がいい。支那料理、西洋料理が結構である。日本料理などは食べたいとは思わぬ。尤も此支那料理、西洋料理も或る食通と云う人のように、何屋の何で無くてはならぬと云う程に、味覚が発達しては居ない。幼穉な味覚で、油っこい物を好くと云う丈である。酒は飲まぬ。日本酒一杯位は美味いと思うが、二三杯でもう飲めなくなる。
                    夏目漱石「文士の生活」より

どうもこれなどを読んでいると漱石は「白牡丹」どころか酒は弱かったようだ。”漱石が愛し・・・”のキャッチコピーはどうも嘘くさい。ただ志功は本当にこの酒に惚れたのかもしれない。
何といっても広島は酒処である。大観が愛飲した「酔心」、それに比較的メジャーな「賀茂鶴」などがある。前の会社で一緒だった小倉氏や邨生氏もよく覚えているだろうが、年末の納会に皆で飲んだ「賀茂鶴」の冷や酒は忘れられないほどの美味さであった。あの時の酒は生涯でも5本の指に入るぐらいのものであった。それほどに旨かった。



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by kirakuossan | 2016-09-25 19:30 | Trackback

信州の名峰蓼科山麓の女神湖近くの山荘"tutti”は標高1650mにある。これほどの高地にある別荘は日本でもそう多くはない。だから平地とは気温が10℃も違うのです。


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