信州の名峰蓼科山麓の女神湖近くの山荘"tutti”は標高1650mにある。これほどの高地にある別荘は日本でもそう多くはない。だから平地とは気温が10℃も違うのです。
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2013年 11月 28日

定番 石山寺紅葉

2013年11月28日(木)
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曇り空。石山寺の紅葉もピークを過ぎるころか...
今年ほどにいろいろな色彩におおわれるのを見るのは初めてか...
葉っぱが散ってしまったら、いよいよ一気に冬を迎える。
そして、正月が近づく。
いつもの、どことなくちょっと寂しげな、定番 石山寺の紅葉。



by kirakuossan | 2013-11-28 13:51 | 近江抄 | Trackback
2013年 11月 28日

『名曲を訪ねて』第3話 ~「皇帝」

2013年11月28日(木)
いままで、作曲家や演奏家については色んなカテゴリーを立ち上げて来たが、よく考えてみると、楽曲そのものによる系統立てがないことに気付いた。そこでさっそく『名曲を訪ねて』というカテゴリーを思いつきラインナップに加えたまではよいが、果してどの曲からやろうか、と思い悩んでいるうちに時間が経ってしまった。
昨日、ギーゼキングの戦時下のステレオ録音のディスクを聴いて、こんな素晴らしい演奏が、しかも新鮮なステレオ録音のディスクがあるのを知り愕然とし、よし!「皇帝」から始めてみようという気になった。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

『名曲を訪ねて』第3話

d0170835_10395076.jpgピアノ協奏曲第5番変ホ長調「皇帝」Op.73
ベートーヴェン

作曲:1808年着手、1809年完成。
初演:1811年11月28日ライプツィヒ・ゲヴァントハウス。ピアノ独奏、ヨハン・フリードリヒ・シュナイダー、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団。

【曲について】
急・緩・急の3楽章。第2楽章と第3楽章は続けて演奏される。
第1楽章 Allegro 変ホ長調
第2楽章 Adagio un poco mosso ロ長調
第3楽章 Rondo Allegro - Piu allgero 変ホ長調

「皇帝」と呼ばれるようになったのは、2つの説がある。曲想が、あたかも皇帝を連想させるからという説、まさに皇帝と呼ばれるのにふさわしい規模・内容であるからという説。


【演奏ききくらべ】

CD

072.gifアルトゥール・ルービンシュタイン(ピアノ)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
ダニエル・バレンボイム(指揮)
録音:1975年3月10&11日、ロンドン、キングスウェイ・ホール

ルービンシュタイン85歳の演奏だが、テクニックの衰えは感じさせず、流麗なタッチを聴かせる。孫ほどの若きバレンボイムの指揮とも上手くかみ合い、僕にとって「皇帝」と言えば、まずこのディスクだ。


フリードリヒ・グルダ(ピアノ)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ホルスト・シュタイン(指揮)
録音:1970年6月 ウィーン、ゾフィエンザール

切れ味の鋭い、明晰な演奏。


☆アンドラーシュ・シフ(ピアノ)
ドレスデン・シュターツカペレ
ベルナルト・ハイティンク(指揮)
録音:1996年                                                                         

中庸な、オーソドックスな演奏。


NML

072.gifヴァルター・ギーゼキング(ピアノ)
録音:1945年1月23日、ベルリン

戦時下のステレオ録音とはとても信じられない鮮明な音質と、高度な演奏水準。


録音: 1970, Lausanne Festival, Switzerland

硬質な響きはミケランジェリの持ち味だが、ここでは良いほうに出ている。


ズービン・メータ(指揮)
録音: 1961, Vienna

ブランデルの卓越した指さばきが聴ける。とくに第一楽章の出だしは異常に早い。





d0170835_14280439.jpg他にバックハウスとイッセルシュテットの演奏の評判が高いので、CDを手に入れるべくHMVで今朝申し込んだ。観賞評は後日。






by kirakuossan | 2013-11-28 08:51 | 名曲を訪ねて | Trackback
2013年 11月 27日

☆秀盤 -14  最古、戦時下のステレオ録音

2013年11月27日(水)
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ギーゼキングのこの「皇帝」は、1945年1月23日、戦時下のベルリンで行われたマグネトフォンによるステレオ録音で、クラシック音楽の全曲のステレオ・テープ録音としては、現存する最古のものとされる。
以前にトスカニーニの「悲愴」のステレオ録音のディスクが世に出て、その音質の良さに随分驚かされたものであるが、あれは1954年3月で、これよりも9年も後のものである。
実は、この「皇帝」の録音の存在は、『名曲のたのしみ、吉田秀和』の解説のなかでギーゼキングのことを調べているうちに、NMLにラインナップされているのを知った。

聴いてみて、信じられないくらいの音質の良さにまず驚いた。適度な広がりをみせ、奥行きも申し分なく、音そのものも鮮明で、なんら今時の録音と比較してもひけを取らない。さらに、この録音中にベルリンは空襲を受けており、「皇帝」の一部の弱音部分で高射砲ともとれる音が遠くに聞こえると云うから驚きものである。
また、ギーゼキングはこのほかに「皇帝」を、ワルター&VPO、カラヤン&PO、カンテッリ&NYPなどと録音しているが、それらと較べても、この演奏が抜きんでているのは演奏水準の高さの証でもある。

d0170835_2141863.jpgベートーヴェン:
ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 「皇帝」 Op.73
ワルター・ギーゼキング(P)
ベルリン放送管弦楽団
アルトゥール・ローター(指揮)

録音:1945年1月23日、ベルリン
by kirakuossan | 2013-11-27 20:26 | 注目盤◎ | Trackback
2013年 11月 27日

『名曲のたのしみ、吉田秀和』

2013年11月27日(水)
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NHKのFM番組『名曲のたのしみ』は1971年4月に始まり、41年9か月にわたり続いた。司会者の吉田秀和氏は最初から解説を担当し、とくに初期の7年以降は一人で番組を受け持った。そして昨年5月に99歳で亡くなった。番組はその後、半年間も継続するといった異例の人気番組であった。今回その約42年間の収録の中から抜粋して、5冊の本と、5枚の解説CDとして発刊された。『名曲のたのしみ、吉田秀和』(吉田秀和/西川彰一編:学研)
1巻が3200円もして、全部そろえると高価なものだが、演奏会のチケットを買った積もりで思い切って購入した。中味は想像以上に濃くて、音楽評論家吉田秀和のひとつのライフワークがわが書棚にも存在すると思うだけで大いなる歓びである。ことあるごとに書物をひもとき、温かみのある、人間味のある語り口に接することは、クラシック音楽ファンとしてまさに究極の贅沢であり、これ以上ない至福のひとときである。

さっそく第1巻の「ピアニストききくらべ」を開いてみると、20年前の『ギーゼキングの思い出』(1993年3月28日放送)の章が出てくる。例の「名曲のたのしみ、吉田秀和...」で始まり...

このあいだワルター・ギーゼキングの録音したCDの六枚組のセットが出ました。シューバルト(そう発音する)、グリーグ、メンデルスゾーン、ブラームスなどの小品が主として入っているものです。それをきいて、僕、じつになつかしかった。<略>
今世紀前半のピアニストとしては、指折りの大家でしたね。モーツァルトとドビュッシーが特別有名でしたけども、バッハからヒンデミットその他、ひじょうにあたらしいところまで、とっても広いレパートリーを持っていました。<略>
彼のピアノのいちばんの特徴は、音がすごく澄んでたっていうことです。そして、レガートのきれいなこと。レガート奏法のほんとに模範みたいなもの。それとペダルが極度に少ないね。ことにモーツァルトやバッハとなったらほとんど全く使わなかったじゃないかしら。それからシューバルト、今日はシューバルトからきこうと思うんですけど、作品90の即興曲。それなんかはね・・・、ま、ききましょう。即興曲の第4番、第3番、第2番という順序できこうと思うんですけど、きけば、「あの曲か」と皆さんがたはよくお分かりになると思います。


d0170835_19524083.jpgこの吉田節がCDに収録されている。音楽は入っていないので、例のNMLからギーゼキングのこのディスクを探し出して聴いてみる、といった2段階の作業でより充実したものになるというあんばいだ。

フランツ・シューベルト
4つの即興曲 Op. 90 D. 899 - 第4番 変イ長調



ギーゼキングが日本に来たとき、あの頃は外国の大家が来るのはひじょうに少なかったものだから、東京で6~7回の演奏会をつづけてやりました。で、僕はみんな行った。若かったから。そしてレパートリーが広いのにつくづくびっくりしたけども、今おききになったような音のきれいなのがね。それから、テンポはやや速めですよね。悪口をいう人は「ガス抜きのミネラルウォーターでも飲んでいるみたい」だって。ペダルがないだけじゃなくって、ルバートもほんとに少ししかないものだからそういうんだけども。でも、そのきれいな音をきいているとね、「この人はもう、ピアノをひくことだけが生きがいで、やめることなんて考えられないんじゃないか」っていうような気がしてきましたよ。純粋無垢のピアニストっていうことだなあ。
by kirakuossan | 2013-11-27 16:51 | クラシック | Trackback
2013年 11月 27日

One's own car

2013年11月27日(水)


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An actual color like a lie
by kirakuossan | 2013-11-27 16:31 | PHOTO | Trackback