信州の名峰蓼科山麓の女神湖近くの山荘"tutti”は標高1650mにある。これほどの高地にある別荘は日本でもそう多くはない。だから平地とは気温が10℃も違うのです。
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d0170835_9203688.jpg琵琶湖周航の歌100周年
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惜別の歌(中央大学学生歌)
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2014年 09月 08日

ギャレットの奏でるヴァイオリンに魅了されて

2014年9月8日(月)
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「パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト」
音楽史上、これほどスキャンダラスな伝説をまとったヴァイオリニストが存在しただろうか。ニコロ・パガニーニ──聴衆を驚愕の嵐に巻き込み、「悪魔に魂を売り渡して手に入れた」と恐れられた前代未聞の超絶技法、派手な女性関係、ギャンブル・・・尽きることのない逸話の影には、彼の人生を変えた知られざる二人の人物がいた。一人は、パガニーニを一大スターへと押し上げた敏腕マネージャー。もう一人は、生涯ただ一度の"純愛"の相手──不世出の才能に恵まれながらも、破滅型の異端児だったパガニーニがいかにしてヨーロッパ随一のアーティストへと上りつめたのか?そのカリスマ性に群がる女性たちと放蕩の限りを尽くしていた男が、なぜ一人の女性に魂を奪われたのか?そして純粋すぎる愛の思いがけない行方とは?いま、パガニーニのドラマティックな生涯に秘められた真実が明かされる──!
キャスト:
デビッド・ギャレット(ニコロ・パガニーニ)
ジャレッド・ハリス(ウルバーニ)
アンドレア・デック(シャーロット・ワトソン)
クリスチャン・マッケイ(ジョン・ワトソン)
監督:バーナード・ローズ
原題 Paganini: The Devil's Violinist  製作 2013年 ドイツ映画

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四条烏丸の京都シネマで独占上映。平日なので空いていると思ったらとんでもない。一日一公演、座席数も僅か105席しかなく満席に、番号札も71番と危なかった。呑気に始まる少し前に行っていたら入場できないところだった。シニア料金1100円というのは嬉しいね。(一般1800円だから700円も割引き、電車と地下鉄を乗り継いで来たかいがあるというもんだ)
平日ということも当然あるが、会場は90%が中高年のご婦人方でありました。
音楽映画としてはまああんなものだろうが、ギャレットの奏でるヴァイオリンには魅了された。ヒローイン・シャーロットとのアリア共演もなかなか聴かせた。彼女の素人歌唱がかえって効果を生んだ。バーナード・ローズの映画は、極端に重くなく、適度に見せ場とドラマ性を含んでいて娯楽映画としては上質の部類でないか。
ところでこの印象に残ったアリア「あなたを想っているわ、愛しい人よ」はヴァイオリン協奏曲第4番の第2楽章に出てくる。


映画に出てくる曲
24のカプリース Op.1/MS 25~
第4番、第5番、第9番、第13番、第14番、第19番、第24番
ヴァイオリン協奏曲第1番 ニ長調 Op.6/MS 21~第1楽章、第2楽章
ヴァイオリン協奏曲第2番 ロ短調 Op.7/MS 48~第3楽章「ラ・カンパネルラ」
ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ短調 MS 60~第2楽章
《うつろな心》による序奏と変奏曲 ト長調 Op.38/MS 44
モーゼ幻想曲 Op.24/MS 23
ヴェニスの謝肉祭 Op.10/MS 59
英国国歌《ゴッド・セイヴ・ザ・キング》による変奏曲 Op.9/MS 56
ヴァイオリンとギターのためのソナタ Op.3/MS 27~ 第12番
アリア「あなたを想っているわ、愛しい人よ」(ヴァイオリン協奏曲第4番から第2楽章)060.gif
by kirakuossan | 2014-09-08 15:58 | シネマ | Trackback
2014年 07月 14日

ミステリー性と本格的な音楽で魅せる伝記映画

2014年7月14日(月)

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061.gif 『不滅の恋/ベートーヴェン』(Immortal Beloved)

偉大な作曲家が息を引き取った場面から映画は始まる。弟が遺産を一人占めしようとするところに、ベートーヴェンの書いた遺書が発見された。それは彼が〈不滅の恋人〉と呼ぶある一人の女性に想いを込めて書かれた手紙で、彼女に自分の音楽遺産すべてを託す気持が書かれていた。でも宛て名がないために弟子であり親友であったシンドラーがその〈不滅の恋人〉を探しにでる。
よくある単純な伝記映画ではなく、謎解きをさせる本格的なミステリー作品にもなっていて愉しませてくれる。それと何より魅力的なのは、バックで流れるベートーヴェンの作品群の演奏の素晴らしさだ。ゲオルグ・ショルティが音楽監督となり、ロンドン交響楽団が演奏を手がけるといった本格的なもので、他にヨー・ヨー・マ、エマニュエル・アックス、マレイ・ペライアらも加わる充実した布陣。道理で聴かせるはずだ。

d0170835_5343467.jpgd0170835_23184886.jpg流れる音楽は以下の通り・・・

交響曲第5番ハ短調op.67「運命」~第1楽章
エリーゼのために
交響曲第3番変ホ長調op.55「英雄」~第1楽章(抜粋)
ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調op.27-2「月光」~第1楽章
交響曲第6番ヘ長調op.68「田園」~第4楽章
ピアノ三重奏曲第5番ニ長調op.70-1「幽霊」~第2楽章(抜粋)
ヴァイオリン協奏曲ニ長調op.61~第1楽章(抜粋)
ピアノ・ソナタ第8番ハ短調op.13「悲愴」~第2楽章
ピアノ協奏曲第5番変ホ長調op.73「皇帝」~第2楽章,第3楽章(抜粋)
ミサ・ソレムニス ニ長調op.123~キリエ(抜粋)
交響曲第7番イ長調op.92~第2楽章(抜粋)
ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調op.47「クロイツェル」~第1楽章(抜粋)
交響曲第9番ニ短調op.125「合唱」~第4楽章“歓喜に寄す”(抜粋)


監督・脚本:バーナード・ローズ
出演者:ゲイリー・オールドマン、ジェローン・クラッベ、イザベラ・ロッセリーニ、ヨハンナ・テア・ステーゲ。
公開:1994年。イギリス・アメリカ合作映画。
by kirakuossan | 2014-07-14 22:38 | シネマ | Trackback
2014年 06月 17日

20数年前のモスクワの様子をたっぷりと見られる映画

2014年6月17日(火)

061.gifスパイ・サスペンス映画  The Russia House

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ペレストロイカ体制下のソ連、ひとりのロシア人女性(カーチャ)からイギリスの出版社社長(バーリー)宛てに3冊のノートを託される。そのノートには東西のパワー・バランスを一気に崩しかねない、ソ連の核兵器システムの重大な欠陥が事細かに記されていた。ノートは英国情報部「ロシア・ハウス」の手に渡り、かつてソ連の作家村で「ダンテ」と名乗る作家と交流を持っていたバーリーは尋問を受ける。俄スパイに仕立て上げられたバーリーは、CIA、KGBも参戦した英米ソ三つ巴のスパイ戦争に巻き込まれていく。最初は英米の作戦通りに動くが、そんな中、バーリーとカーチャの間に愛が芽生え、最後は人間愛の道を選ぶ・・・
d0170835_6584054.jpgd0170835_659373.jpgスコットランドの映画俳優サー・トマス・ショーン・コネリー(1930~)は、好きな男優のひとりだ。『007』シリーズのジェームズ・ボンド役で一躍有名となったが、彼の俳優としての力量がより発揮されるのは、ボンド以降の中年になってからだと思う。彼の人間味あふれる演技力は幾つになっても魅かれる。あまりにも強かったボンドのイメージ、普通の俳優ならばそのイメージが終生つきまとい大成しないことが多いが、『アンタッチャブル』もそうだが、彼にはそれが完全に拭いさられているところが見事というしかない。本当の名優なのだろう。
『ロシアハウス』という映画、アクションや戦いの場面はまったくないが、静かに進められていくスパイ作戦、そのなかに終始緊張を保ち続け、筋を交錯させながら見せる凝縮した2時間余りである。20数年前のモスクワの様子をたっぷりと見られるのも魅力のひとつ。
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ショーン・コネリー、ミシェル・ファイファー、ロイ・シャイダー、ジェームズ・フォックス、ジョン・マホーニー、クラウス・マリア・ブランダウアー、監督フレッド・スケピシ。
ジョン・ル・カレの小説を映画化したもの。米国映画(1990年)
by kirakuossan | 2014-06-17 06:46 | シネマ | Trackback
2014年 05月 26日

一本桜までの小津の散歩道

2014年5月26日(月)
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d0170835_21302426.jpgいつも行く蓼科温泉共同浴場の2~300m南西に小津安二郎監督(1903~1963)の無藝荘がある。小津の生誕100年を記念して2003年にこの地に保存された。元の場所はさらに南へ下ったところにあった。小津が初めて蓼科に入ったのは、昭和29年8月、直ちにこの地に惚れ込み、ここを仕事場にすることになる。親友であって仕事仲間であった脚本家の野田高梧(1893~1968)とともに蓼科に住みつき、そこから世に出た作品は多い。
「早春」「彼岸花」「お早よう」「秋日和」「秋刀魚の味」など。
二人の勧めで、映画仲間の新藤兼人や井上和男、今村昌平、あるいは小津映画には欠かせない俳優笠智衆や佐田啓二らも蓼科に山荘を持った。

d0170835_21133461.jpg二人の山荘での生活は・・・
「朝9時頃に起床、朝風呂。続いて朝食、二人で酒を3合。午後の一時頃まで昼寝。夕食を美味しく食べるために昼食は食べない。
それから2時間ほど散歩。夕方4時から6時まで仕事。夕飯は夜の8時まで。この時は二人で5合。夜の12時頃まで仕事」


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二人で蓼科の疎林をよく散歩した。中でも一本桜へは仕事が行き詰まった時や、客人が東京から見えたときなど、足繁く通った。その一本桜までの散歩道が、後に野田高梧の実娘から教わり、地図にあるようなコースが確認された。二人の蓼科での足跡は野田高梧の山荘「雲呼荘(うんこそう)」に備え付けられていたノート全18冊の「蓼科日記」から知ることができる。(蓼科観光協会「小津の散歩道」参照)

ふたりでいつも飲み交わした酒は「ダイヤ菊」であった。この散歩道は一度歩いてみる価値ありだ。


061.gif 秋刀魚の味
by kirakuossan | 2014-05-26 20:02 | シネマ | Trackback
2012年 12月 14日

討ち入り

2012年12月14日(金)
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以前は12月14日といえば”討ち入り”の日、といってよく覚えていた。赤穂藩国家老・大石内蔵助をはじめとする「赤穂四十七士」が、元禄15年12月14日(1703年)未明に本所・吉良邸への討ち入りに及び、見事その首級をあげた。この元禄赤穂事件は「忠臣蔵」として、昔より映画、TVで幾度となく見てきた。最近でこそ滅多に見ることがなかったが、今夜、BSプレミアムで放映された「忠臣蔵・四十七人の刺客」(1994年)は2時間10分とたっぷりあったが久しぶりに最後まで見た。大石内蔵助は高倉健、吉良上野介は西村晃が演じていた。よく考えると高倉健の映画をこうしてじっくり見るのは多分初めてか?決して器用な役者には見えないが、迫力というか、貫禄というか、さすがである。健さん63歳の時の作品だ。(僕とおなじ歳) 最近はこんな存在感のある俳優さんがなくなってきたのでよけいにそう感じる。d0170835_23131133.jpgこの映画の原作は池宮彰一郎の小説『四十七人の刺客』、「日本映画誕生100周年記念作品」として東宝の威信を賭けた作品であった。ストーリーは他の「忠臣蔵」とは少し趣が違い、あくまでも大石内蔵助ひとりを中心に見据え、討ち入りに至るまでの日々のやりとりをとらえて進む、それは家族との絆や葛藤、他の女性たちが恋慕するシーンも多くあって、華やかな印象を与えるが、決して冗長な事にはならない。緊張感を常に持ち続けて討ち入りまでに至る。これも市川崑監督がメガホンを撮っているためだろう。
印象に残るシーンは、内蔵助が妻(浅丘ルリ子)と最後の会話を交わすところがある。そこで母として息子・大石主税のことを案じる場面があるが、その時内蔵助が・四十七士のなかには親子、兄弟で参集するものもいる中で、自分としても息子を出さないわけにはいかないというようなことを話すところがある。その複雑な心境が現実的で、この映画をより人間臭いものに仕上げていると感じた。娯楽映画として成功しているのには一方で配役が揃っていることも挙げられる。吉良方の色部又四郎役、弱冠33歳の中井貴一が存在感のある渋い演技を見せ、わき役も 松村達雄、 山本學、 小林稔侍、 中村敦夫、 森繁久彌、 岩城滉一と演技達者どころが出演しているし、女優陣も 浅丘ルリ子、 宮沢りえ、 黒木瞳らが好演している。

ところで「忠臣蔵」の映画は、二代目尾上松之助が演じた実演忠臣蔵(1908年)が最初で、以降、今年までの100余年の間に39本撮られている。この映画は35本目にあたる。今までに大石内蔵助役になった俳優は昭和になってからは大河内傳次郎(4回)、片岡千恵蔵(3回)、市川右太衛門、長谷川一夫、萬屋錦之介、津川雅彦、片岡仁左衛門、真田広之ら、一方、吉良上野介役は月形龍之介と滝沢修が2回、ほかに金子信雄、田村高廣など。面白いところでは悪役で有名だった進藤英太郎が内蔵助も吉良役も両方ともやっている。(ウキペディア参照)

たしか長谷川一夫は派手な衣装で太鼓を持っていたのに、健さんは質素な姿で手ぶらだった。
by kirakuossan | 2012-12-14 21:51 | シネマ | Trackback
2012年 12月 09日

映画館も変わったもんだ

2012年12月9日(日)
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二人で映画は半世紀ぶり・・・は大袈裟にしても、記憶にないほど随分久しい。007シリーズの50周年記念作品「007 スカイフォール」を大津湖岸のユナイテッドシネマ大津に見に行く。封切り間もないのとしかも日曜日なので満員かと思いきや、予想に反して館内はガラガラ。ネットで予約するまではなかった。嬉しかったことは金曜日に限らず、60歳以上はいつも大幅割引の1000円で見られること。これは値打ちがある。
さらに驚いたことはトイレがものすごく綺麗で洒落ていること、幾何学的模様にあっけにとられた。昔、東映のチャンバラ映画三本立てを見に行ったとき、時折ラムネの空瓶がどこかで転がる音がしたり、隙間からホノホノと消臭剤の香りに混じって異様な匂いがしたのとは雲泥の差だ。清潔だけではなく、ロビーには気のきいた喫茶店やポップコーンなんかも売っていたりして、今さらながらに映画館も随分変ったもんだとつくづく思った。
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6代目ボンドのダニエル・クレイグはやはり渋かった。初代のショーン・コネリーの甘さとは好対照だ。ジェームズ・ボンドはこの二人に限る。映画はいきなりのカーチェイスに始まって、バイクチェイスに、列車上での肉弾戦と冒頭部分から圧倒的な迫力だった。安くて、こんなに楽しめて気楽に来れるならこれからもチョクチョク来るか。
by kirakuossan | 2012-12-09 20:15 | シネマ | Trackback
2012年 11月 11日

モンローの映画を見て、思うこと

2012年11月11日(日)
d0170835_20143354.jpg久しぶりに洋画を見た。マリリン・モンローの出世作「ナイアガラ」1953年、今から60年も前の作品だ。これが予想に反してよかった。
少しヒッチコック風のサスペンス映画、筋書きはともかくとして思うのは、60年前のアメリカは、見るものすべてが美しく、センスがあって、そこには希望と夢があった、未来があった。終戦からさほど時間の経っていない貧しい日本人にとってはそれはそれは憧れの世界だっただろう。とにかく見るものすべてがなんとかっこいいか・・・それから60年経ったアメリカと日本、どれだけの夢が叶えられたのだろう?
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追記:
モンローの相手役はジョセフ・コットン、「第三の男」に出てくる男優だったんだ、どこかで見たことあると思った。彼は当時一世を風靡したトップスターで、「ガス燈」や「白昼の決闘」にも出ていた。
by kirakuossan | 2012-11-11 20:11 | シネマ | Trackback