2017年 08月 19日
2017年夏の選手権大会 東北勢がんばれ!! |
2017年8月19日(土)
ベスト8が出揃った。西日本は近畿、中国、四国、九州から1校ずつが残り、東日本は関東2校、それに初の栄冠を目指す東北が2校進出した。なかでも東北の盛岡大付(岩手)と仙台育英(宮城)の3回戦での勝ち上がりは凄まじいものがあった。
盛岡大付0010500015=12済美 0200401000=7
盛岡大付と済美は互いに満塁本塁打の応酬で5本の本塁打が飛び交う激しい打撃戦になった。試合は延長戦へ、10回表盛岡大付の3番植田拓選手が今日2本目の本塁打(3ラン)が飛び出しゲームを決めた。
11日目:3回戦
大阪桐蔭000000010=1
仙台育英000000002X=2
一転、仙台育英と大阪桐蔭との一戦は緊迫した投手戦が続き、終盤ようやく試合が動き、8回表大阪桐蔭が1点先制するや、最終回仙台育英は驚異の粘りをみせたが、2死から若山壮樹選手が遊ゴロに仕留められ万事休すか、と思われたが一塁手の足がベースから離れてセーフ。最後は今まで結果の出なかった控えの馬目郁也が見事にセンターオーバーの2塁打をかっ飛ばし逆転サヨナラ勝ちを収めた。
聖光学院(福島)と青森山田(青森)はベスト16で姿を消したが、盛岡大付と仙台育英が勝ち残り、俄かに東北勢初優勝の可能性も出てきた。
明日の準々決勝は・・・
①三本松(香川)vs 東海大菅生(西東京)
②天理(奈良) vs 明豊(大分)
③広陵(広島) vs 仙台育英(宮城)
④盛岡大付(岩手) vs 花咲徳栄(埼玉)
そんなところで今夜、皆で石山寺前を通って散歩していたら石山寺の駐車場で思わぬものに出会った。岩手と盛岡ナンバーの大型バス4台、「盛岡大学付属高等学校様」とあった。応援団が、大阪や京都のホテルが取れず、石山か瀬田駅前近くで宿泊しているのだろう。盛岡大付は明日の第4試合目、昼から甲子園へ向けてバスは出発するのだろう。
それにしても盛岡から甲子園まではかなりの走行距離、1000kmを越える。所要時間にして直行で約12時間、これはたいへんだわ・・・
追記:
2017年8月20日(日)
地味だが、実はもう一校注目しているのが、県立校で唯一残った三本松(香川)。
24年ぶりの出場もさることながら、その強打線に注目。県大会3回戦から毎試合2桁安打が続く。春季大会で強豪高松商と英明を破り優勝、続く招待試合の早稲田実を相手に完封勝利するなど、実力は確かなもの。今大会の3回戦でも東東京代表の二松学舎大付に5-2と圧倒した。今日準々決勝の相手がまたもや東京の東海大菅生、過去選手権大会に2度、センバツに1度出場しているが、いずれも緒戦で関東勢に完敗していたが、気後れもなく今大会で関東勢を連破し、勢いに乗ると、ひょっとすればひょっとするかも。
追記:
(22:00)
微かに期待を寄せていた東北勢2校、唯一の県立校三本松、いずれも完敗ですべて敗れ去った。これで今年の夏は終った。
追記:
2017年8月23日(水)
花咲徳栄(埼玉)と広陵(広島)の決勝戦。
なにか今年の夏の甲子園大会は、ホームランこそ乱発されたものの最後に来て盛り上がりをずいぶん欠いた。魅力あるチームがすべて敗れ去り、どことなく大味な”花の咲かない”結末だった。そんな思いは私だけだろうか?
by kirakuossan
| 2017-08-19 20:00
| スポーツ
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