2017年 08月 13日
残酷な”空想”だろうか? |
2017年8月13日(日)
猫の耳というものはまことに可笑しなものである。薄ぺったくて、冷たくて、竹の子の皮のように、表には絨毛が生えていて、裏はピカピカしている。硬いような、柔かいような、なんともいえない一種特別の物質である。私は子供のときから、猫の耳というと、一度「切符切り」でパチンとやって見度くて堪らなかった。これは残酷な空想だろうか?
『愛撫』梶井基次郎
明日未明の日本人初のメジャー優勝をこの目で観るために早く寝ようとするが、寝つかれない。そこで本でも読んで眠りを誘おうと思うと面白い文章を見つけた。笑けて、よけいに目が冴えた。
追記:
2017年8月14日(月)
残念ながら今回も”空想”に終った。松山英樹選手は5位タイに沈んだ。
ジャスティン・トーマスが初優勝、あの5秒停止後の一転がりがトーマスの栄光を暗示していた。
by kirakuossan
| 2017-08-13 21:40
| 文芸
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