2017年 02月 09日
ショパンを予感させるピアノ曲 .......知られざる作曲家101 シマノフスカ |
2017年2月9日(木)
Joi, 9 Februarie 15.30
Concerte de 5 stele • Producător Octavia Galescu. Realizator Mihai Stănescu. Recitalul susţinut de pianistul Marc-André Hamelin la Sala "Angelika Kauffmann" din Schwarzenberg
(20 iunie 2016).
Maria Szymanowska - Nocturna în Si bemol major;
Wolfgang Amadeus Mozart - Sonata KV 576 în Re major;
Franz Schubert/Serghei Prokofiev - Vals;
Franz Liszt - Preludiul "a capriccio" din ciclul "Soirées de Vienne";
Franz Schubert - Patru Impromptus D 935
5つ星コンサート。2016年6月20日に行われたマルカンドレ・アムランのリサイタルの模様を配信。
シマノフスカ:夜想曲 変ロ長調
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第18番 ニ長調 K. 576
プロコフィエフ:シューベルト組曲「ワルツ集」
リスト:前奏曲「カプリッチョ」「Soirées ・ ド ・ ヴィエンヌ」
シューベルト:4つの即興曲 Op. 142, D. 935
ルーマニア語なのでよくわからないが、翻訳サイトで調べると・・・
最初ショパンコンクールの準優勝者シャルル・リシャール・アムランのリサイタルかと思いきや、カナダは同じカナダでも別人のマルカンドレ・アムランであった。明るいタッチで弾くピアニストである。ただテクニック的には申し分ないのだが、なにか足りない、鍵盤ははじけるが心に響くピアノではない。
ところでこのリサイタルの冒頭に演奏されたマリア・シマノフスカ(1789~1831)という作曲家の夜想曲がたいへん印象的であった。少しショパンを連想させるが、同じポーランド人だがショパンより20歳年長で、しかもマリアというぐらいだから女性である。彼女の方が先に作曲家として活動したことは間違いなく、ほかに練習曲やマズルカなども聴いているとまるでショパンが彼女を真似たのでは?といった錯覚にとらわれる。ショパンは夜想曲などにおいてジョン・フィールドの影響を多く受けたとされるが、彼女からもいくつかのアイデアを得たのかもしれない。
シマノフスカ:
夜想曲 変ロ長調
24 Mazurkas (excerpts)No. 12、No. 17
幻想曲 ヘ長調
アンナ・ツィボロフスカ(ピアノ)
彼女はピアニストとしてヨーロッパ全土で精力的な演奏旅行を行なった19世紀のポーランド人ヴィルトゥオーゾの先駆者であり、傍ら文芸サロンも開いた。そこでケルビーニ、ロッシーニ、フンメルらと親しく交わり、ケルビーニやフンメルからは作品を献呈されている。さらにゲーテとも親交があった。
また、今日素敵な作曲家に出逢えたが、これもルーマニア放送のおかげである。
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Joi, 9 Februarie 15.30
Concerte de 5 stele • Producător Octavia Galescu. Realizator Mihai Stănescu. Recitalul susţinut de pianistul Marc-André Hamelin la Sala "Angelika Kauffmann" din Schwarzenberg
(20 iunie 2016).
Maria Szymanowska - Nocturna în Si bemol major;
Wolfgang Amadeus Mozart - Sonata KV 576 în Re major;
Franz Schubert/Serghei Prokofiev - Vals;
Franz Liszt - Preludiul "a capriccio" din ciclul "Soirées de Vienne";
Franz Schubert - Patru Impromptus D 935
5つ星コンサート。2016年6月20日に行われたマルカンドレ・アムランのリサイタルの模様を配信。
シマノフスカ:夜想曲 変ロ長調
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第18番 ニ長調 K. 576
プロコフィエフ:シューベルト組曲「ワルツ集」
リスト:前奏曲「カプリッチョ」「Soirées ・ ド ・ ヴィエンヌ」
シューベルト:4つの即興曲 Op. 142, D. 935
ルーマニア語なのでよくわからないが、翻訳サイトで調べると・・・
最初ショパンコンクールの準優勝者シャルル・リシャール・アムランのリサイタルかと思いきや、カナダは同じカナダでも別人のマルカンドレ・アムランであった。明るいタッチで弾くピアニストである。ただテクニック的には申し分ないのだが、なにか足りない、鍵盤ははじけるが心に響くピアノではない。
ところでこのリサイタルの冒頭に演奏されたマリア・シマノフスカ(1789~1831)という作曲家の夜想曲がたいへん印象的であった。少しショパンを連想させるが、同じポーランド人だがショパンより20歳年長で、しかもマリアというぐらいだから女性である。彼女の方が先に作曲家として活動したことは間違いなく、ほかに練習曲やマズルカなども聴いているとまるでショパンが彼女を真似たのでは?といった錯覚にとらわれる。ショパンは夜想曲などにおいてジョン・フィールドの影響を多く受けたとされるが、彼女からもいくつかのアイデアを得たのかもしれない。
シマノフスカ:
夜想曲 変ロ長調
24 Mazurkas (excerpts)No. 12、No. 17
幻想曲 ヘ長調
アンナ・ツィボロフスカ(ピアノ)
彼女はピアニストとしてヨーロッパ全土で精力的な演奏旅行を行なった19世紀のポーランド人ヴィルトゥオーゾの先駆者であり、傍ら文芸サロンも開いた。そこでケルビーニ、ロッシーニ、フンメルらと親しく交わり、ケルビーニやフンメルからは作品を献呈されている。さらにゲーテとも親交があった。
また、今日素敵な作曲家に出逢えたが、これもルーマニア放送のおかげである。
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by kirakuossan
| 2017-02-09 23:40
| 知られざる作曲家
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