2017年 01月 26日
ラフマニノフのチェロ曲 |
2017年1月26日(木)
いい曲、なんの曲。
ラフマニノフといえば、ピアノ曲というのが通り相場だが、その彼が珍しくチェロ・ソナタも書いている。チェロ・ソナタ ト短調 Op. 19.
1901年28歳の比較的若くして書いた作品である。それもソナタとしては30分を越える大曲である。代表作であるピアノ協奏曲第2番ハ短調を書いたのが、同じ1901年で作品番号もこの曲のOp. 18に続く作品である。その意味では若々しく逞しい才能がすでに結実したころのものと言えよう。彼のチェロ、一見想像しにくいが、でも声楽曲6つの歌 Op. 4や12の歌 Op. 14がチェロで奏でられる演奏も聴いていると、ラフマニノフのチェロも有りだな、と思うのである。
ラフマニノフ:
チェロ・ソナタ ト短調 Op. 19
Cello Sonata in G Minor, Op. 19
ニーナ・コトヴァ - Nina Kotova (チェロ)
ファビオ・ビディーニ - Fabio Bidini (ピアノ)
(録音: 3-8 December 2014, Caruth Hall, SMU, Dallas, Texas, United States)
チェロ・ソナタを演奏しているのはロシアの妖艶なチェリストニーナ・コトヴァ 。朝からこのジャケット写真をミ~ナ、コトヴァを失うのであります。
彼女については2013年5月と2015年7月の二度にわたり紹介している。また、旧い記事を引っ張り出してきたりして・・・
なんで「蓼科温泉共同浴場の髭に染みこんだ湯の香り」が出て来るのかようわからんけど・・・
完全に”天は二物”を与えました。
2013年5月21日(火)
「箸より重い物を持ったことがない」と昔の人は綺麗な女性をこのように譬えましたが、この美しい女性は、なんでまたこんな重いものを抱えているのでしょうか。
ニーナ・コトヴァ - Nina Kotova、ロシア出身のチェリストです。なかなかの美貌の持ち主ですが、元スーパーモデルの経歴を持つとか。このケースは完全に”天は二物”を与えました。
ところで肝心の音楽性の方は?というと、まだ正直よくわかりません。NMLでいま、マックス・ブルッフやエルネスト・ブロッホのチェロと管弦楽の小品を聴いているところですが、なかなか力強い弾き方をしています。なにせ自らチェロ協奏曲を作曲するぐらいだから、チェロにかけては非凡な才能を持ち合わせているのでしょう。ほかにドヴォルザークやエルガーなどの有名なコンチェルトの演奏を早く聴きたいものです。これから注目したいチェリストのひとりになりました。
それにしても、この間のヴェリチカ・ヨチェヴァといい、ナデージュ・ロシャといい、最近の美しい女性は、何故こんなに重い物を好むのでしょうか。ヨチェヴァいいのに・・・
1673年製ストラディヴァリウスで聴くバッハ
2015年7月30日(木)
蓼科温泉共同浴場のあの勢いよくでる掛け流しの湯は、熱さ加減といい、湯の香りといい、滑らかな肌触りといい、最高の温泉である。近くの別荘の人が愛用している共同浴場、ときおり同じ顔を見かける。向こうも僕の顔をみて同じ思いか。一日の疲れがすっかりとれる点でもここの湯は一番だ。髭に染みこんだ湯の香りが一晩中ほのかに匂い、これがまた好きである。
このディスクは、ロシアの美人チェリスト・ニーナ・コトヴァが奏でるバッハの無伴奏チェロ組曲集というだけで関心を抱かせるのに、加えてここで使っているチェロがジャクリーヌ・デュ・プレが愛用した1673年製ストラディヴァリウス、というだけで一層興味をそそるのである。
なかなか繊細な中にも力強さも宿した、聴きごたえのある演奏だ。低音の地響きがするような独特の音色はやはりストラディヴァリウスだからか・・・
J.S. バッハ:
無伴奏チェロ組曲集
ニーナ・コトヴァ - Nina Kotova (チェロ)
.
いい曲、なんの曲。
ラフマニノフといえば、ピアノ曲というのが通り相場だが、その彼が珍しくチェロ・ソナタも書いている。チェロ・ソナタ ト短調 Op. 19.
1901年28歳の比較的若くして書いた作品である。それもソナタとしては30分を越える大曲である。代表作であるピアノ協奏曲第2番ハ短調を書いたのが、同じ1901年で作品番号もこの曲のOp. 18に続く作品である。その意味では若々しく逞しい才能がすでに結実したころのものと言えよう。彼のチェロ、一見想像しにくいが、でも声楽曲6つの歌 Op. 4や12の歌 Op. 14がチェロで奏でられる演奏も聴いていると、ラフマニノフのチェロも有りだな、と思うのである。
ラフマニノフ:
チェロ・ソナタ ト短調 Op. 19
Cello Sonata in G Minor, Op. 19
ニーナ・コトヴァ - Nina Kotova (チェロ)
ファビオ・ビディーニ - Fabio Bidini (ピアノ)
(録音: 3-8 December 2014, Caruth Hall, SMU, Dallas, Texas, United States)
チェロ・ソナタを演奏しているのはロシアの妖艶なチェリストニーナ・コトヴァ 。朝からこのジャケット写真をミ~ナ、コトヴァを失うのであります。
彼女については2013年5月と2015年7月の二度にわたり紹介している。また、旧い記事を引っ張り出してきたりして・・・
なんで「蓼科温泉共同浴場の髭に染みこんだ湯の香り」が出て来るのかようわからんけど・・・
完全に”天は二物”を与えました。
2013年5月21日(火)
ニーナ・コトヴァ - Nina Kotova、ロシア出身のチェリストです。なかなかの美貌の持ち主ですが、元スーパーモデルの経歴を持つとか。このケースは完全に”天は二物”を与えました。
ところで肝心の音楽性の方は?というと、まだ正直よくわかりません。NMLでいま、マックス・ブルッフやエルネスト・ブロッホのチェロと管弦楽の小品を聴いているところですが、なかなか力強い弾き方をしています。なにせ自らチェロ協奏曲を作曲するぐらいだから、チェロにかけては非凡な才能を持ち合わせているのでしょう。ほかにドヴォルザークやエルガーなどの有名なコンチェルトの演奏を早く聴きたいものです。これから注目したいチェリストのひとりになりました。
それにしても、この間のヴェリチカ・ヨチェヴァといい、ナデージュ・ロシャといい、最近の美しい女性は、何故こんなに重い物を好むのでしょうか。ヨチェヴァいいのに・・・
1673年製ストラディヴァリウスで聴くバッハ
2015年7月30日(木)
このディスクは、ロシアの美人チェリスト・ニーナ・コトヴァが奏でるバッハの無伴奏チェロ組曲集というだけで関心を抱かせるのに、加えてここで使っているチェロがジャクリーヌ・デュ・プレが愛用した1673年製ストラディヴァリウス、というだけで一層興味をそそるのである。
なかなか繊細な中にも力強さも宿した、聴きごたえのある演奏だ。低音の地響きがするような独特の音色はやはりストラディヴァリウスだからか・・・
J.S. バッハ:
無伴奏チェロ組曲集
ニーナ・コトヴァ - Nina Kotova (チェロ)
.
by kirakuossan
| 2017-01-26 07:47
| いい曲、なんの曲
|
Trackback