2016年 11月 09日
”嫌われ者同士の対決”は? |
2016年11月9日(水)
”嫌われ者同士の対決”は?
アメリカ大統領選、選挙人538人中過半数270人を取れば勝利するが、選挙人割当数が多い州は順に、
カリフォルニア州:55
テキサス州:38
ニューヨーク州:29
フロリダ州:29
ペンシルベニア州:20
イリノイ州:20
オハイオ州:18
これらの州全部を制すれば209人で圧勝が見えるが、もちろんそうはいかない。開票が今朝から始まったが、各州で接戦が続く。
新しい大統領、どちらが勝っても先々の世界動向は不安でいっぱいだが、せめてもの今できる行動として、途中ナンピンを入れ、リカバリーしながら保有してきた日本株トプコンが最近急伸したため、一定の利益がようやく確保できたのでとりあえず売っておいた。なぜならば、結局はクリントン氏勝利というのがシナリオで、クリントン氏が勝った場合は株価はすでに織り込み済みだが、もしトランプ氏が逆転勝利でもすれば、為替が100円を切るような大幅な円高が想像され、結果として日本株は暴落するであろうから・・・とりあえずリスクは排除しておいた。今朝、日本株はダウ100円以上の値上がりで始まったが、さて・・・
追記:
(12:20)
「オハイオ州を制する者は大統領になる」と言われているが、たった今、トランプ氏が勝利した。いよいよわからなくなってきたぞ。
ありきたりの先が見え見えの非力な候補者よりもリスキーではあるがあえて何かをやってくれそうな候補者を選ぶ、そんな風潮の表れで、想像以上にアメリカ国民は現状の体制に飽き飽きし、危機感を覚えているのだろう。最終どちらが大統領になるにしても、リーダーがいないことと、今の焦燥感に満ちたアメリカを露呈した。
(14:00)
いよいよトランプ氏で確定が近い。
イギリスの国民投票の時もそうだったが、メディアや専門家は奢りがあるだけで何もわかっていない。国民の気持ちは常にその先にあることを。
(15:30)
アメリカ政治史上最大の番狂わせとなった。大接戦、それは国を分断するような結果ともなった。共和党員までがクリントン氏の支持に回るなど異常な動きがあったが、よほど民主党クリントン氏は”嫌われ者”ということより、”変化が期待できない”といったことに嫌気したところだろう。ただ、これがアメリカ国民の単なる大きな賭けだけに終わってしまわないことを望む。
日経ダウも一時は1000円以上の大幅下げ。こちらはトランプ氏勝利の場合の予想通りの結果となった。
追記:
2016年11月10日(木)
トランプ氏の昨日の勝利宣言でのスピーチは、(意に反して?)なかなか建設的で、紳士的なもので、好感を持って聞いた。保護主義を貫く彼の信条が、今後経済に及ぼす影響は未知数だが、予想外の大逆転勝利となって現れた現象は、いかに隠れトランプ支持者が多かったかという証でもあって、今後の動きに期待をもつ風潮がより強いということでもある。当日のニューヨークダウは一転、挙げに転じたし今日10日の日本株も一転して、300円高の高騰で始まった。即座の高騰、これもまた専門家のシナリオになかったのではないか?それにしても専門家や評論家のいうことがその通り当たったためしはなく、すべてその逆に動いている。
いずれにしても今後しばらくは乱高下の繰り返しになるだろう。
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”嫌われ者同士の対決”は?
アメリカ大統領選、選挙人538人中過半数270人を取れば勝利するが、選挙人割当数が多い州は順に、
カリフォルニア州:55
テキサス州:38
ニューヨーク州:29
フロリダ州:29
ペンシルベニア州:20
イリノイ州:20
オハイオ州:18
これらの州全部を制すれば209人で圧勝が見えるが、もちろんそうはいかない。開票が今朝から始まったが、各州で接戦が続く。
新しい大統領、どちらが勝っても先々の世界動向は不安でいっぱいだが、せめてもの今できる行動として、途中ナンピンを入れ、リカバリーしながら保有してきた日本株トプコンが最近急伸したため、一定の利益がようやく確保できたのでとりあえず売っておいた。なぜならば、結局はクリントン氏勝利というのがシナリオで、クリントン氏が勝った場合は株価はすでに織り込み済みだが、もしトランプ氏が逆転勝利でもすれば、為替が100円を切るような大幅な円高が想像され、結果として日本株は暴落するであろうから・・・とりあえずリスクは排除しておいた。今朝、日本株はダウ100円以上の値上がりで始まったが、さて・・・
追記:
(12:20)
「オハイオ州を制する者は大統領になる」と言われているが、たった今、トランプ氏が勝利した。いよいよわからなくなってきたぞ。
ありきたりの先が見え見えの非力な候補者よりもリスキーではあるがあえて何かをやってくれそうな候補者を選ぶ、そんな風潮の表れで、想像以上にアメリカ国民は現状の体制に飽き飽きし、危機感を覚えているのだろう。最終どちらが大統領になるにしても、リーダーがいないことと、今の焦燥感に満ちたアメリカを露呈した。
(14:00)
いよいよトランプ氏で確定が近い。
イギリスの国民投票の時もそうだったが、メディアや専門家は奢りがあるだけで何もわかっていない。国民の気持ちは常にその先にあることを。
(15:30)
アメリカ政治史上最大の番狂わせとなった。大接戦、それは国を分断するような結果ともなった。共和党員までがクリントン氏の支持に回るなど異常な動きがあったが、よほど民主党クリントン氏は”嫌われ者”ということより、”変化が期待できない”といったことに嫌気したところだろう。ただ、これがアメリカ国民の単なる大きな賭けだけに終わってしまわないことを望む。
日経ダウも一時は1000円以上の大幅下げ。こちらはトランプ氏勝利の場合の予想通りの結果となった。
追記:
2016年11月10日(木)
トランプ氏の昨日の勝利宣言でのスピーチは、(意に反して?)なかなか建設的で、紳士的なもので、好感を持って聞いた。保護主義を貫く彼の信条が、今後経済に及ぼす影響は未知数だが、予想外の大逆転勝利となって現れた現象は、いかに隠れトランプ支持者が多かったかという証でもあって、今後の動きに期待をもつ風潮がより強いということでもある。当日のニューヨークダウは一転、挙げに転じたし今日10日の日本株も一転して、300円高の高騰で始まった。即座の高騰、これもまた専門家のシナリオになかったのではないか?それにしても専門家や評論家のいうことがその通り当たったためしはなく、すべてその逆に動いている。
いずれにしても今後しばらくは乱高下の繰り返しになるだろう。
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by kirakuossan
| 2016-11-09 08:53
| 偶感
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