2016年 10月 05日
栄誉教授 |
2016年10月5日(水)
ノーベル医学・生理学賞に輝いた大隅良典さん。「研究の信条としては流行を追わないこと、人のやっていないことの方が新しいことを見つけやすい」とチャレンジ精神の大切さを説いた。そこで気がついたのが栄誉教授という称号。名誉教授ならよく聞くが栄誉教授は初めてだ。
一般的に名誉教授は単に教授等の退任者に授与されるが、栄誉教授は特に学術的功績があった者に対して贈られる規定になっているそうで、学校教育法で定められる名誉教授の称号とは異なり、独自の規定により授与される称号であるとか。
歓びのインタビューで、「最近日本人が多くノーベル賞をいただいているが、学術界の実際で心配されるのは空洞化です。若い人たちが本当にやりたい研究を自由にできる環境を望む」といったような意味の発言をしていた。
2年前のノーベル物理学賞受賞者で、事情はどうあれ自分が一度は世話になった人が代表を務める民間会社の研究機関に営業秘密漏洩で提訴されたり、特許の対価の増額で逆提訴したりしたあの教授とはえらい違いだ。
また奥さんも歓びのインタビューに同席、語っていたことが印象に残った。「この人は”いい加減な”人で・・・と言っていたら、ある人に言われた。”いい加減”ではなくそれは”良い加減”なのです、と。そのときからそう思うようにいたしました」
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ノーベル医学・生理学賞に輝いた大隅良典さん。「研究の信条としては流行を追わないこと、人のやっていないことの方が新しいことを見つけやすい」とチャレンジ精神の大切さを説いた。そこで気がついたのが栄誉教授という称号。名誉教授ならよく聞くが栄誉教授は初めてだ。
一般的に名誉教授は単に教授等の退任者に授与されるが、栄誉教授は特に学術的功績があった者に対して贈られる規定になっているそうで、学校教育法で定められる名誉教授の称号とは異なり、独自の規定により授与される称号であるとか。
歓びのインタビューで、「最近日本人が多くノーベル賞をいただいているが、学術界の実際で心配されるのは空洞化です。若い人たちが本当にやりたい研究を自由にできる環境を望む」といったような意味の発言をしていた。
2年前のノーベル物理学賞受賞者で、事情はどうあれ自分が一度は世話になった人が代表を務める民間会社の研究機関に営業秘密漏洩で提訴されたり、特許の対価の増額で逆提訴したりしたあの教授とはえらい違いだ。
また奥さんも歓びのインタビューに同席、語っていたことが印象に残った。「この人は”いい加減な”人で・・・と言っていたら、ある人に言われた。”いい加減”ではなくそれは”良い加減”なのです、と。そのときからそう思うようにいたしました」
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by kirakuossan
| 2016-10-05 07:11
| 偶感
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