2016年 10月 03日
空中都市 |
2016年10月3日(月)
月が替わりカレンダーをめくると好きな風景写真に変った。アンデスの山中、2280mの断崖の上に忽然と現れる「空中都市」マチュ・ピチュの写真。ペルーにあるこの遺跡は15世紀に栄えたインカ帝国時代のもので、王族や貴族のための避暑地として作られ、3mずつ上がる段々畑が40段あり、3,000段の階段でつながっている。遺跡の面積は約13km²、石の建物の総数は約200戸が数えられ、約700人が住んだ。13km²といえばちょうど諏訪湖の面積に匹敵するもので、結構広いわけだ。Machu Picchuとは「老いた峰」という意味である。 マチュ・ピチュでよく目にするこの写真のほとんどがこの見張り小屋から撮影されているらしい。こんな写真をじっくりと見ながらいろいろと想像してみるのが好きだ。ここよりさらに1000m以上高いところの標高3,400mにインカ帝国の首都クスコがある。現在では30万人の人が暮らす世界遺産の街だ。
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by kirakuossan
| 2016-10-03 07:27
| 海外
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