2016年 06月 13日
朝の一曲 46 イギリスのオケが”ゲルマン的”に変身 |
2016年6月13日(月)
ブルックナー:
交響曲第9番 ニ短調 WAB 109 (1894年初稿・ノヴァーク版)
ニュー・フィルハーモニア管
オットー・クレンペラー(指揮)
三条界隈で先日買ったこのクレンペラーのブルックナー9番も名盤として名高い。
フィルハーモニア管の演奏会に接して、このオケのどのようにでも対応できる器用さと質の高さを実感したものだが、ここではイギリスのオーケストラでありながらクレンペラーが指揮するとここまでゲルマン的な重厚感に満ちた、そして悲愴感をも漂わせた演奏に変貌するのか。両者のその才にはたはた感心するのである。
クレンペラーのマーラも俊逸の出来ばえであるが、彼は「マーラーのすべての交響曲が傑作というわけだはない」と云って、2番「復活」と4番、9番、それに「大地の歌」のみを録音した。そしてブルックナーでは第4番から第9番までを遺した。
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ブルックナー:
交響曲第9番 ニ短調 WAB 109 (1894年初稿・ノヴァーク版)
ニュー・フィルハーモニア管
オットー・クレンペラー(指揮)
三条界隈で先日買ったこのクレンペラーのブルックナー9番も名盤として名高い。
フィルハーモニア管の演奏会に接して、このオケのどのようにでも対応できる器用さと質の高さを実感したものだが、ここではイギリスのオーケストラでありながらクレンペラーが指揮するとここまでゲルマン的な重厚感に満ちた、そして悲愴感をも漂わせた演奏に変貌するのか。両者のその才にはたはた感心するのである。
クレンペラーのマーラも俊逸の出来ばえであるが、彼は「マーラーのすべての交響曲が傑作というわけだはない」と云って、2番「復活」と4番、9番、それに「大地の歌」のみを録音した。そしてブルックナーでは第4番から第9番までを遺した。
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by kirakuossan
| 2016-06-13 09:52
| myライブラリー
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