2016年 04月 18日
「100巻以外の作曲家たち」 その4 スッペ |
2016年4月18日(月)
今日はフランツ・フォン・スッペ(1819年4月18日~1895)の生誕日、彼はオーストリアのオペレッタ作曲家で指揮者や歌手としても活躍した。「軽騎兵」序曲の作曲家として、この7分ほどの小品が存在するだけで名前が残ったとも言えなくもない。30曲のオペレッタのほか、バレエ音楽など多数の舞台音楽を作曲したが、そんななかにレクイエムが1曲残されているのはほとんど知られていない。これがなかなか聞き惚れるほどに好いのだ。曲の最初あたりは、いかにもオペレッタの序曲っぽいが、徐々に厳かになっていく。それでも全曲を通して、他にはない珍しい色調の鎮魂歌である。敢えて言えば、ベルリオーズの「レクイエム」に近いか。いや、もっと優しい。
レクイエム
リスボン・グルベンキアン合唱団
リスボン・グルベンキアン管弦楽団
ミシェル・コルボ(指揮)
オペレッタの序曲からは「軽騎兵」ではなく「詩人と農夫」、こちらの方が楽曲としてはよくできていると思う。演奏はスッペの軽いものを振らせば彼の右に出る人はいないだろう。カラヤンの名盤の一枚である。
喜歌劇「詩人と農夫」序曲
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
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今日はフランツ・フォン・スッペ(1819年4月18日~1895)の生誕日、彼はオーストリアのオペレッタ作曲家で指揮者や歌手としても活躍した。「軽騎兵」序曲の作曲家として、この7分ほどの小品が存在するだけで名前が残ったとも言えなくもない。30曲のオペレッタのほか、バレエ音楽など多数の舞台音楽を作曲したが、そんななかにレクイエムが1曲残されているのはほとんど知られていない。これがなかなか聞き惚れるほどに好いのだ。曲の最初あたりは、いかにもオペレッタの序曲っぽいが、徐々に厳かになっていく。それでも全曲を通して、他にはない珍しい色調の鎮魂歌である。敢えて言えば、ベルリオーズの「レクイエム」に近いか。いや、もっと優しい。
レクイエム
リスボン・グルベンキアン合唱団
リスボン・グルベンキアン管弦楽団
ミシェル・コルボ(指揮)
オペレッタの序曲からは「軽騎兵」ではなく「詩人と農夫」、こちらの方が楽曲としてはよくできていると思う。演奏はスッペの軽いものを振らせば彼の右に出る人はいないだろう。カラヤンの名盤の一枚である。
喜歌劇「詩人と農夫」序曲
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
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by kirakuossan
| 2016-04-18 20:26
| 100巻以外の作曲家たち
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